Category of Happiness

幸せのカテゴリー

空気の中の戦場

 

 日差しの暖かい日でした。しかし、昨日は雪が降りましたね。ピーク時は屋内にいたので判りませんでしたが、その時間その人曰く、「吹雪だった」とのこと。近所の駐車場に雪が積もっていたので、どうやら本当のようです。人や車が通るところにはさすがに積もってはいませんでしたが。今日は打って変わっての晴天でしたが相変わらず風が冷たく、日が落ちてからはマフラー必須でした。しかし首回りを覆うだけで、体感気温は変わりますよね。

 牛野小雪さんの『ブラッド・エグゼキューション』を読みました。リスカ癖のある女子高生のお話です。読み終えて、空気と戦う女の子のお話だ、と思いました。目には見えないけれど確かに存在していて、近くにいる全員が共有している。けれど、それをどう吸って吐くかは、人それぞれ。だけれども、共有しているからこそ、そこには特有のマナーが求められ、ときに押し付けられる。それに対して意識的に、または無意識的に抗う女の子。

 他者に依存しない自己を築くのは、難しようでいて意外に簡単で、でもそれには一時的な諦めのようなものも必要で、主人公のアキは諦めきれないから手首を切るのかな、と思いまいた。どこにも行けない人は、どこに行けば良いのだろう。そんなことを思いました。

ブラッド・エグゼキューション (牛野小雪短編一編)

ブラッド・エグゼキューション (牛野小雪短編一編)

 

  リスカ少女のお話ですが、物語のトーンは暗くなく、どちらかというと軽薄なくらい明るい文章です。ふわふわとして飛んでいきそうな心(魂)を描いているのかな。アキという同じ名前の女の子が主人公の『幽霊になった私』という作品もあります。こちらは、そういえばとある場所(?)まで飛んでいきますね。実はどこにだって行ける、という気付きを得られる人生はとても貴重ですが、実際に行くかどうか、具体的にどこへ行くかは、また別の話なのかもしれませんね。

幽霊になった私

幽霊になった私

 

 

O・MO・CHI

 今日は雪が降りましたね。ここのところ、それほど寒くなかったので、今日の寒さは身に沁みました。明日も夕方から雪が降るそうです。冬の最後の悪あがき、でしょうか。春が待ち遠しいです。

 今朝は何故か無性にお腹が空いて、朝からお餅を食べてしまいました。お正月に買ってあったものの残りです。お正月には食べなかったんですけどね。気を利かせて奥さんが買っておいてくれたものです。4個も食べてしまったんですが、一瞬だけ喉に詰まらせてしまいそうになりました。本当マジで焦りましたが事なきを得ました。お年寄りの事故のニュースはよく聞きますが、まさか自分がそうなるとは……! もう三十代だということを思い知らせれました(笑)。

 加齢といえば、よく「25歳を過ぎるとうんたらかんたら」と聞きますが、僕の場合は27歳ごろから少しずつそういうものを感じるようになりました。風邪をひいてから治るまでの過程だったり、徹夜明けだったり。二十代前半のころは、若さのバカさで無茶なお酒の飲み方もしたものですが、27歳くらいかは完全にアウトになりましたね。お酒の席がそれほど楽しくなくなったのも、そのころからだった気がします。まぁ、もっとも、それは一緒に飲むメンバーにもよるのでしょう。程よく「楽しかったね」というのを確認するために飲む、というのが最近では好きです。有り余るエネルギーのやりばをお酒に求める、というのはあまり行儀がよくないというか、そういうのがみっともない、と思える歳になったという事でしょうか。最初からそういうことを弁えている人はとても偉いと思いますし、いくつになってもそういう飲み方しかできない人とは、あまりお酒の席をご一緒したくないですね。まぁ、人それぞれです。

 しかし十代の頃とかは無性に眠かったものですが、それは今でもそうですね。ずっと眠い(笑)。春眠暁を覚えず、と言いますが、いつだって眠いです。いわゆる寝落ちの意識もきれぎれになる感覚が気持ち良いですが、翌朝大抵後悔します。床で寝ると体がバキバキになりますからね。加齢ェ……


Homecomings "HURTS"(Official Music Video)

 

タラレバ息子

 風がとても強い日でした。でも日差しは暖かかったですね。珍しく朝に洗濯物を干してから出たのですが、帰ってきてから取り込むとフカフカになっていました。何かが綺麗になるのは気持ちの良いものですね。(たまにしかやらない人の感想)

 短編を2000字ほど書きました。以前からちょくちょく、クォーター執筆というか、タイマーを15分にセットして鳴るまで書き、5分休んでまた15分書く、というのをやっているのですが、気分的には短距離走というか、ダッシュに近い感覚なので、少し疲れます。貧乏性なのか、短時間に書けるだけ書いてしまおうという心が働くようです。有効なタイミングやシチュエーションはあるのでしょうが、今はなんとなく、ゆったりと書きたい気分です。

 年下の人と話していると、たまに悩み相談みたいなことをされるのですけれど、可愛い悩みというか若さだな、と偉そうですが思ってしまうこともしばしば。自分も似たようなことで悩んでいたこともあり、ついつい余計なアドバイスをしてしまいそうになります。「君が悪いわけではないけれど、それは自分で折り合いをつけなよ」と軽々しく言ってしまいそうになりますが、自身を振り返ってみると、自分で気づいたり諦めたり納得した上での折り合いだったので、他人から言われても上手く出来ないだろうな、と思うわけです。「しょうがねぇから、やるかー」と、やってきただけですが、やってみると、純粋に理想を追っていたつもりが、ただ甘えていただけだったり、ということもありました。ただ、正解があるわけではなく、周りから甘いと思われようが、理想を追っていれば、違う結果もあったのかもしれません。まぁ、でもこれは検証のしようがありませんね。なんだかひどく曖昧というか抽象的なことを書いてしまいました。

 試験的に自著をKindle Unlimited(Amazonの読み放題サービス)に登録してみました。おかげさまで、少し読まれています。感謝です。ポイント還元中の作品もあります。これはいつまでなのでしょうか。一生かな? この機会にぜひ。

www.amazon.co.jp

ビーバーさん

 何か面白い夢を見た気がするけれど、思い出せない朝でした。起きた直後は、見た夢を憶えていたはずなのですが……。忘れてしまったけれど、憶えていたことは憶えている、というのがなんとも不思議です。なんだったっけな。

 今週末、もしかしたら雪が降るかも、と同僚が言っていました。まだニュースは見ていません。降らないと良いなぁ。

 どのみち出かけませんがね。あまり外出は好きではありません。旅行なんてもってのほか。みんなでキャンプしようとか誘われたら(誘われませんが)、卒倒すると思います。団体行動が苦手なのですね。でも、一人でいくキャンプとかは少しだけ興味があります。でも、ちょっと怖いかな〜。

 どちらかというと一人でいるのを好むインドア派ですが、ゲームは全然しません。ケータイゲームもほとんどやらないですね。興味がないわけではないのです。むしろ欲しい。けれど、奥さんに禁止されています(笑)。曰く「ゲームなんか買ったらもっと出かけなくなるでしょ!」だそうです。ままなりませんね。

 なので(?)、YouTubeでゲーム実況動画を見ています。わりと見ていて、「レインボウシックス・シージ」というゲームが面白いです。自分でもやりたいなぁ、と。ただ、ちょっと難しそう(笑)。最後にやったゲームってなんだろう。MGS4かな。

 YouTubeといえば、昨年大流行したピコ太郎さんの「PPAP」もYouTube発でしたね。僕は話題になるまで全然知らなかったのですが、どうやらジャスティン・ビーバーさんが最初に見つけて、そこから広まったらしいですね。

 この話で凄いな、と思うのがビーバーさんが見つけたという点で、YouTubeを使っている人なら判ると思うのですが、何か動画を見ていると、その関連動画とか、視聴履歴から割り出したであろう、おすすめ動画とかがサイドに表示されるわけです。ビーバーさんがどういった経緯でPPAPを見つけたのかは判りませんが、普段から小まめにYouTubeトロールをしている、つまり何か新しい音楽を常に探していて、かつ自分の創作や活動の糧にしているのでしょう。ピコ太郎さんとビーバーさんの距離を考えると、相当な数というか広く色々な音楽に触れていないと、辿り着かないのではないのでしょうか。tohubeatsさんが指摘していた通り、PPAPには伝説の名器と呼ばれるローランドのリズムマシンTR-808カウベル(の音色)が使われていて、それもビーバーさんの琴線に触れた一因かもしれません。ビーバーさんの音楽は一ミリ秒も聞いたことはありませんが(これ書く必要あるか?)、さすが世界的なアーティストだな、と思います。格が違う。いや、マジで。

 優れたミュージシャンは優れた音楽の紹介者でもある、ということですね。自分のことを優れた物書きなどとは思っていませんが、そろそろシーズン2をやろうかな〜、なんて思います。「読木読一朗シリーズ」も。ただ、普段のブログみたいに、良い加減に書けませんからね(笑)。

ouki-bouichirou.hatenablog.com


Beady Eye - Flick of the Finger

「ビー」繋がりで。

珍しく時事ネタ

 少しだけ雨が降った日曜日でした。この週末は某所でノベルジャムという大変面白そうな催しが行われたそうですね。二日間で短編を仕上げるというなんともエグいイベントです(笑)。僕の場合は二日間で初稿を上げられても、寝かせる時間が必要で、つまり少し忘れてからでないと客観的な視点で自作を見られないという未熟さなのですが、このイベントは「編集者」とタッグを組めるということで、その点は補えているということなのでしょう。ネット上では「裏ノベルジャム」という企画も進行していたようですね。僕はというと家で自分の短編を少しだけ書きました。

 話は変わりますが、JASRACという音楽著作権の管理団体が、大手音楽教室から管理楽曲の使用料を徴収する、というニュースを耳にしました。大手音楽教室側からは、当然(?)、猛反発を受けているようです。難しいな、と勝手ながらに思うのは教育目的の使用からも徴収するというイメージの悪さと、あとはJASRAC自体への不信感などでしょうか。

 小説の場合は、センター試験などで本文の一部が使われる場合は、教育目的だから無料らしいですが、過去問として問題集を販売する場合などは、使用料を作者に支払わなければならないらしいです(又聞きみたいな情報なので、正確ではないかもしれません。あしからず)。

「子供たちに〜」という枕詞がつくと、使用料の徴収をするのが、何となくバツが悪くなるような気もしますね。まぁ、教わる側もクラシックなどの著作権料が発生しない楽曲で、演奏を学んで、あとは耳コピするのが良いのかもしれません。その方が七倍くらいは楽しいですし。判りませんが。

 ただ、他人の作った曲を使って商売するのなら、作った人へいくらか払うのは、当然かな、とも思います。「流行りのJ-POPをあなたも弾きませんか〜? 有料で教えますよ〜!」と言って生徒(客)を集めるのなら、いくらか払うのも悪くはないと思いますが、どうでしょう。著作権とは、そういうものではないでしょうか。

 JASRACの方針そのものについては、賛成でも反対でもありません。念のため……。

日記みたい。

 まだまだ遠いながらも、春がもうすぐやってきそうな気配を感じさせる陽気でした。2月になりました。2017年も、早一ヶ月が過ぎました。相変わらずな日々。

 今日は外で天丼とお蕎麦を食べました。チェーン店ですが、美味しかったです。

 あまり食にこだわりはないのですが、外食をするときはいつも悩んでしまいます。何でも良いから却って迷ってしまいます。いざ食べようとすると、食べたくなくなってしまうというか、どれも同じに見えてしまうのです。明確に、「これが食べたい!」というときもあるのですが。なんとなく疲れているときなのだと思います。決断を下すというのは、案外エネルギーの要ることなのですね。自分では決められないから、誰かに決めてほしい、その方が楽だ、というのは、つまりは、そういうことなのでしょう。

 昼食の後、駅前の本屋さんに行きました。絵本コーナーには、子供達が遊べるスペースがあり、多くの子供連れで賑わっていました。放っておくと某先生の本しか読まないので、あえて意識的に話題になっている本を二冊買いました。今はまだ読んでる途中のものがあるので、今日買った本はいずれ読むと思います。出版不況などと言われていますが、たくさん人がいました。昔はもっといたのでしょうか。

 そのあとは、コーヒーでも飲もうとカフェを探したのですが、どこも満席。ちょうどティタイムです。諦めて家路に着きましたが、駅から少し離れたところにもう一軒カフェがあることを思い出して、そこに入りました。コーヒーとシフォンケーキを食べました。奥さんは、ルイボスティとチーズケーキを食べていました。置いてある雑誌をパラパラと捲りながら、外を眺めていると、日が長くなっていることに気がつきました。ほんのちょっと前まで、暗くなるのはもっと早かったはず。

 夕食の買い物をして、家に帰りました。自室で音楽を流しながら、読み途中の本を少しだけ読み、遅めの昼寝をしました。

 と、1日の出来事を書いてみましたが、小学生の日記みたいですね。


Super Furry Animals - Something 4 The Weekend (T In The Park 1996)

 本の未来、みたいな話題が度々出ますが、メディアとしての本というか、外側の話題ばかりで、中身の話って、あんまり出ないですよね。今年はこんな物語が流行る、みたいな。別に出なくても良いのですが。

一月も終わり。

 さてさて、一月も終わりです。怒涛の(ほぼ)連日更新をしてきましたが、ここ数日は更新できず……。意志が弱いのか単に時間がないのか……。どちらとも言えるし、どちらとも言えないですね。1日24時間というのは誰しもどんな場合でも変わらないわけで、要は時間の使い方、その優先順位なわけです。

 俺は寝ることを選んでしまった……!

 不本意ながら忙しかったですね。ここにグチみたいなことを書くのも気が引けるのですが、当初聞いていたスケジュールがだいぶ前倒しになってしまうというアクシデントがありました。基本的なスタンスとして、常にある程度の余裕を持っておくのですが、それが誤解されるのでしょうね……。お前ヒマだろ、みたいな。いつイレギュラーな事態が起こっても良いように余裕を持っているつもりなんですがね。常に忙しくしていることが美徳だとでも思っているのでしょうか。

 つまらない話は、この辺にして。

 しばらく更新出来ませんでしたが、ネタがないわけではないのです。ちょっと書き記しておきたいな、という話題もありましたし。尊厳死のニュースとか、本の未来の話とか。これはまた後日、時間のあるときに書いてみましょうか。(果たして書くかな?)

 そういえば今日、本屋さんに行ったら「週刊バック・トゥ・ザ・フューチャー」なる雑誌を見つけました。

  これは……!と思いましたね。映画自体も大好きですし、公開されたのが1985年で同い年なのも縁を感じます。子供の頃、この車(デロリアン)が大好きでした。特に、未来で改造された空飛ぶバージョン。買ってみようと思いましたが、組みあげるには、130号まで集めなければいけないらしく、躊躇。2年半ですか。しかも2号以降は1600円くらいだったかな? 計算すると……? 二桁万円(笑)。たけぇプラモだ!

 この手の雑誌、手をつけたことはないのですが、皆さん本当に最後まで集められるのでしょうか。小学生の頃、似たようなやつで、暗闇で光る恐竜の化石モデルを集めていたのですが、それすらも全部は集めなかったですね……。最後の方は尻尾の数個の骨だけだったので、ほぼ全身像が組みあがった段階で満足してしまいました。僕としてはティラノサウルスの化石モデルが欲しかっただけなのですが、母親に頼んだら、あっさりと定期購読を了承してもらって拍子抜けした記憶があります。断られると思っていました。大人になってから何であんなもの(自分が買ってくれと言ったくせにw)を毎週買ってくれたのかと聞いてみたところ、教養になると思ったから、と言われて、少しだけ泣きそうになりました。雑誌の文章も真面目に読んでいて良かったな、と思います。今思えば、本を読む習慣に繋がっているかもしれません。

 デロリアンを全部集めるかは未定ですが、フラックス・キャパシタ(次元転移装置)とMr.フュージョン(ゴミをエネルギーに変える装置)だけでも買おうかな、と密かに思っています。特に、フラックス・キャパシタはストーリー上でも地味に重要な装置でして……、ってこの映画の話になると長くなるのでやめましょう。

 

 今夜はこの辺で……!

 

www.amazon.co.jp

 試験的に読み放題対象作を増やしました。ポイント還元対象商品もいくつかありますので、この機会にぜひ。最新作は「Lost in Conversaton」です。