セルパブミックステープ、オンライン〜!!!!!
さてさて、レディオとツイッターでもさんざん告知していますが、リミックス本が遂にリリースされました。11/15から11/17の夕方(16時くらい?)まで無料キャンペーンを実施しています〜! チェケラチェケラ〜!
リミックス企画ということで、今年の春くらいからコソコソとやっておりました実は。リミックスというと、やっぱり音楽というかヒップホップとかエレクトロなイメージが強いと思うんですけど、小説でもなくはないんですよね。古川日出男さんが村上春樹リミックスやっていたり。ただやっぱり音楽のイメージの方が強いんちゃうかなと。
ただ、音楽のリミックスってのも実は気軽にできるもんではないんですよね。権利関係もそうだけど、一般的に、リミックスをするためにはパラ音源といって、その曲の歌や各楽器の単体の音源が必要なんです。歌なら歌だけ、ギターならギターだけで、他の楽器の音と混ざっていないやつ(通常、CDとかで聞いてるのはそれらを混ぜ合わせたステレオ2chの音源なんですね)。で、それらをそのまま使ったり加工したり、新規で音足したりして、リミックス音源とするわけです。
なので、原曲のパラ音源の提供があって初めてリミックスというのはできるわけです。アーティストによっては、パラを公開していたり販売してたりしているので、アマチュアでもリミックスしたりできるんですけど。そういや、十年くらい前にレディオヘッドが「nude」という曲のパラをiTunesで販売してましたね。僕も買いました。
で、今回のリミックス本ですけど、確かマシャさんが言い出しっぺで、僕とヤマダさんがそれに反応して、あれよあれよと言う間に話が進んだと記憶しています。とはいえ、当初の刊行予定をきっちり守れたのは流石というか。いや、締め切り守るのなんて当たり前っちゃ当たり前なんですけどね〜。俺は悠長に構えてたら一作は超ギリギリでしたけど。
それぞれが、原作のどこをどう加工したり改変したり加えたり、そのままにしたりとか、その着眼と発想を僕としては楽しみました。そのまま読んでもらっても、もちろん大丈夫なのですが、読み比べてみるとなお一層楽しめると思います。
そして表紙は波野發作氏! この本のコンセプトをバチッと表した良い装丁ですね。僕はほとんど作品を書いただけなので、隙間社、ヤマダさん、波野さんには感謝です。
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この本のことも喋ってます〜。YOROSHIKU( ´ ▽ ` )ノ
セルパブミックステープ vol.1ですぜ〜