SAYONARA 2015
さて、今年もそろそろ終了です。
王木亡一朗さんの2015年はこんな感じでした。
月刊群雛 (GunSu) 2015年 01月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?
- 作者: 鈴木みそ,夕凪なくも,小林不詳,ハル吉,竹島八百富,米田淳一,初瀬明生,青海玻洞瑠鯉,婆雨まう
- 出版社/メーカー: NPO法人日本独立作家同盟
- 発売日: 2015/01/05
- メディア: Kindle版
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このころの群雛には「既刊サンプル枠」というのがありまして、「LaLaLaLIFE」に収録されている「不揃いのカーテンレール」を載せてもらいました。
「他人のシュミを笑うな」から「明子先生の結婚」、「Kappa」から「Any Day Now」、 「LaLaLaLIFE」から「不揃いのカーテンレール」、群雛2014年4月号に掲載された「母の上京」、そして表題作の書き下ろし短編「アワーミュージック」を収録した自選短編集です。どれも気に入っている短編で(だから入れたんですけど)、表紙も良くできているかなと(自分で言うw)。既刊の宣伝用というかプロモ盤みたいなものを意識して作りました。僕は通常、「あとがき」は書かない主義なんですけれど、プロモ用ということで、説明というかそういう意味合いで書いています。
月刊群雛 (GunSu) 2015年 03月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?
- 作者: 神楽坂らせん,芦火屋与太郎,晴海まどか,青海玻洞瑠鯉,合川幸希,盛実果子,王木亡一朗,きうり,高瀬拓史
- 出版社/メーカー: NPO法人日本独立作家同盟
- 発売日: 2015/02/23
- メディア: Kindle版
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「でんでんコンバーター」「でんでんランディングページ」「ぽっきゅん!」などでおなじみの、ろすさんこと高瀬拓史氏のゲストコラムが載っています。個人的には群雛コラムの中でナンバ・ワンだと思います。短編「サイクロプス」で参加。アワーミュージックの登場人物が、「サイクロプス」という小説を書いているので、あわせて読むと面白いかもしれません。ちなみに、2014年4月号、2014年5月号と、この2015年3月号の印税で、BCCKSの最低支払い額に達して、お金が振り込まれました。BCCKSのストア配信は一冊500円かかるのですが、それに充てました。
月刊群雛 (GunSu) 2015年 07月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?
- 作者: 鎌田純子,晴海まどか,合川幸希,和良拓馬,くにさきたすく,王木亡一朗,波野發作,青海玻洞瑠鯉,きうり
- 出版社/メーカー: NPO法人日本独立作家同盟
- 発売日: 2015/06/29
- メディア: Kindle版
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短編「ライトセーバー」で参加しました。
そういえば、スターウォーズの新作が公開されていますね。空想の世界で「ライトセーバーに似た武器」を振り回して遊んでいる人のお話です。さらには小説を書いてKDPもやっていて、名前は「大木くん」です。澤俊之さんに「エッセイじゃないの?」と突っ込まれましたが、フィクションです(笑)。
「ライトセーバーに似た武器」といえば、ヤシガニ事件で有名な、あのアニメにも出てきますね。なんだっけ。サイブレード?
一年くらい放置していたものにケリをつけました。表紙の写真は点滴のパックですね。精神病院に入院する羽目になった少年のお話です。とあるバンドとかギターとか音楽要素がちょっぴり多め(?)です。音楽要素は、あまり調べなくても書けるから楽です。
初めてKDPの予約機能を使いました。それに伴い、予告編と題した画像も公開したりしました。
「妖怪や異形のモノをテーマ、モチーフにしつつも、ホラーでもSFでもファンタジーでもない、日常の延長線上にあるような物語」をテーマにした短編集です。群雛に掲載された「サイクロプス」「ライトセーバー」と、表題作含む書き下ろし3作を収録。
表題作は、もちろんスピッツの「夏の魔物」からインスパイアされています。女性主人公の一人称ですが、これは小島麻由美さんの素晴らしいカバーに影響を受けています。
個人的には「ヘレン、ゲッタウェイ・フロム・ミー、ユー・ビッチ!」が気に入っています。
秋の夜長: (What's the Story)Autumnal Nights? (ライトスタッフ!)
- 作者: 王木亡一朗
- 出版社/メーカー: ライトスタッフ!
- 発売日: 2015/11/29
- メディア: Kindle版
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9月から11月にかけて、ツイッターに投稿した掌編をまとめた作品です。ほとんど「書いて出し」だったのですが、いくつかは書き途中だったものを、これに合わせて完成させました。個人的には「オープンハウス」「ムナクソワル夫」「最愛」が気に入っています。もともとは「夏の魔物」のプロモ目的で始めた企画でした。なので、「大木くん」の物語で終わっています。終わっているというか、始まっているというか。
2015年はこんな感じでした。ちなみに「出版社/メーカー」のところが「ライトスタッフ!」となっていますが、これは「正しい資質」と「軽い人びと」の両方を表したくて、カタカナにしています。
来年は、どうしようかな〜、と考え中です。実は今もちょこちょこ書いてはいるのですが。連載やってみたいんですよね。どうせなら週刊連載。
今まで、どちらかというと「映画」を意識して小説を書いていたのですが、連載ものはテレビドラマっぽい感じで書ければな、と。海ドラじゃなくて、日本の1クールドラマ。だから大体全10話くらい。一話あたり一万字で、全部で10万字かな〜。
あと、いつまでたっても「KindleSingle」のお声がかからないのでw(ついでに言えば、ノーベル文学賞もノミネートすらされないというw)、2〜3万字くらいの短編を短いスパンで出したいですね。構想はすでにいくつかあるのですが。
表紙は、こんな感じで仮組みしてあります。まだ一文字も書いていないので、小さくしておきますね(笑)。それにしても黄色いのは、ちょっとドキドキしますね……w
連載は、投稿サイトなるものを使ってみたいのですが、どこがいいのでしょうね。
ゆっくり考えます。
では。