消えない光。
僕は比較的、イギリスの音楽をよく聴くのですが、スミスというバンド、最初はあまりピンときませんでした。
ビートルズ、ザ フー、ストーンズ、ローゼス、オアシスなどは、すんなりと入り込めたのですが、スミスは独特の暗さがあって、高校生くらいの僕はなかなかイントゥ出来ませんでした。
20代も何年か過ぎた頃、確か年末だったと思います。柄にもなく大掃除というか、部屋の整理をしていて、あまり聴いていなかったスミスのCDをかけました。それで、自分内大ヒット!(マイブームの亜種?)
思えば、いまでいうネオアコのはしり?なので、ギターがギャンギャンなるような音楽では無いのですが、その静謐とも言えるサウンドとモリッシーの声に、遅ればせながら、魅了されたのです。
一番好きな曲、といわれても悩むのですが、強いて言えばこの二つ。
The Smiths - Please, Please, Please, Let Me Get ...
マンドリンの音色が良いですね。
The Smiths - There Is A Light That Never Goes Out ...
あとはやっぱりこの曲でしょうか。すごく有名な曲なので、これが一番好きとかいうのも恥ずかしいのですが(ビートルズでレットイットビーが一番好き、と言うようなもの?)
ということで、こんなのを書きました。
相川龍彦は五年振りに故郷である新潟に帰ってくる。彼は、今では自分の弟達と暮らしている息子と再会する。
龍彦はなぜ、失踪したのか? そして、なぜ戻って来たのか?
新潟と東京を舞台に、ひとり放浪していた男が妻子と再会し、再び去ってゆく姿を描く。
うわー! 恥ずかしい! けれど書いた!
原曲は、心中の歌(?)ですが、これは一応、親子の話です。行き場の無さ、みたいなものをインスパイアされました。あとは、ヴェンダースですかね。
リリースは11/22です。巷では「良い夫婦の日」と言われている日です。皮肉ではありません。