Category of Happiness

幸せのカテゴリー

王木レディオのニュース! その10

 さて、すっかり王木レディオの告知媒体となってしまっている本ブログですが、今回も王木レディオのニュースです。たまにはブログらしい記事も書きたいんですけどね。


#10 王木レディオ「anniversary」

 おかげさまで王木レディオも第10回を終えることができました。この回は記念企画ということで、リスナーからリクエストを募り、弾き語りをするという(笑)、いつもとは違った内容で送りしました。せっかくなので番組オリジナルステッカーも作りました(笑)。最後の曲の前に、応募方法を喋っているので、ぜひぜひ。

 そんなことをやっているうちに本家である「村上RADIO」も第二回が先日放送されていましたね。youtubeだと既存の音源は使えないのですが、youtube包括契約を結んでいるので弾き語りは大丈夫らしいです。また機会があればやりたいですね。しばらくは結構ですが(笑)。

 そんなこんなで、次回の王木レディオ#11は10/30の19時から放送予定です。テーマは「東京」です。お便りなど、ぜひぜひお寄せください。宛先は下記のメールか質問箱にて。よろしくお願いします。

▼メール oukibouichirou@gmail.com

▼質問箱 

peing.net

あとあと、隙間社と新潟文楽工房ヤマダマコトさんと、スプリット盤というかそれ的なものが出ます。三者それぞれの作品をそれそれがリミックス(リライト?)した内容です。詳細は来月あたりからチラホラと発表されると思います。お楽しみに〜!

 

王木レディオのニュース! その9

 

 なんとなくはじまった、この王木レディオですが、次回でもう9回目なのですね。その次は10回目。2ケタ台に突入です。第10回は記念になにかやりましょうかね。ノープランですが。


王木レディオ【vol.8】

 さて、次回のテーマは「私の好きなモノ(そして、もしもそれがなくなってしまったら)」です。みなさんは、自分の好きな物や場所などがなくなってしまったことがありますか? ややもすると難しいテーマかもしれませんが、お気軽にお便りをいただけると嬉しいです。

 放送日は10/2の19時からを予定しております。よろしくお願いします。

 お便りは、メールまたは質問箱にて受け付けております。

 メール:oukibouichirou@gmail.com

 

peing.net

王木レディオのニュース! その8

 えーっと、昨夜こんなことをツイートしましたが……

 寝落ちてしまったため、いま書いています……(笑)

 さてさて、「平成最後の〇〇」をテーマにお送りした王木レディオvol.7でしたが如何でしたでしょうか。オススメ本は古市憲寿さんの「平成くん、さようなら」でした。

初めての方からもお便りを頂きました。ありがとうございます。


王木レディオ【vol.7】

 

 さてさて、上記のツイートにもある通り、次回の王木レディオは9/19の19時からを予定しております。テーマは「親と子」です。今回もお便り大募集しております。

 宛先は、 oukibouichirou@gmail.com または質問箱でも受け付けております。どちらもラジオネームを併記してもらと助かります〜!

peing.net

 あと、ツイッターで、こんなアンケートをしております。

 実現するかはさておきw、参考までに教えて下さい〜!

 でわでわ。

王木レディオのニュース! その7

 王木レディオvol.6終了しました。今回は「子供の頃の夢」をテーマにお送りしましたが、如何でしたでしょうか。色々と話しているうちに、久しぶりに思い出したこともあったりして、特に自分が漫画(のようなもの)を描いていたこととか、本当に全然忘れていたことだったので、ちょっと驚きでした。


王木レディオvol.6

 終盤がトラブルにより、3分くらい欠けてしまっています。すみません。ネットの不調と思われるのですが、原因は不明です。低遅延モードというラグの少ない方式で配信していたのですが、次回からは通常の遅延モード(約30秒)の方式で配信してみたいと思います。

 そんな王木レディオ、次回のテーマは「平成最後の〇〇」ということで、珍しく大衆迎合的なというか(笑)、時事ネタ的というか、巷では平成最後の夏なんて、話題になったりならなかったりしていますが、そんなテーマでお送りしたいと思います。まぁ、ノベルなんとかというイベントでもテーマが「平成」だったらしいですし、ギリギリ許容範囲じゃないでしょうか。まぁ、なんとかジャムとは別に何も関係ありませんが、みなさんの平成最後のサムシングをお便りでお寄せください〜!

 お便り👉 oukibouichirou@gmail.com

 匿名希望の方は質問箱でも受付ます〜!

peing.net

 よろ〜!

王木レディオのニュース! その6

王木レディオを始めてから、早二ヶ月。無事隔週放送を続けられています。


王木レディオ【vol.5】

 前回から、昔の機材を引っ張り出して、リバーブなんかをかけたりしています。

f:id:OUKI_Bouichirou:20180816123835p:plain

 まぁ、リバーブかけるだけにしたら大袈裟なんですが……。

 ということで、次回の王木レディオvol.6は8/21の19時から!

 テーマは「子供の頃の夢」です。

 

 テーマ以外にも、質問、相談、時事ネタ、などなど広く募集をしています。

 よろしくお願いします →oukibouichirou@gmail.com

花嫁の指輪(とiPad mini)

 f:id:OUKI_Bouichirou:20180808125927j:plain

 これは僕のiPad miniである。数年前に買ったものだが、今や見るも無残なことになってしまっている。こんな状態でも、電源はつくし、タッチスクリーンも正常に機能する。でも、まともに使えるとは言えない。

 このiPad miniWi-Fiモデルで、外での通信は基本的にはできない(やろうと思えば方法はあるが)。なので、もっぱら家用だ。パソコンとスマホの間の存在だが、家中どこでも持ち運べて、スマホより大きい画面の端末というのは(無ければ無いで済むのだが、あるとあるで)、意外にも重宝した。

 そんなわけで、ベッドやソファに寝転がってYouTubeを見たり、ウェブを見たり、小説や漫画を読んだりもした。特に漫画は、この大きさが丁度良い。また、すでに限界を迎えている僕の本棚をこれ以上圧迫しなくて済むので、電子書籍で手に入るのは、とても助かっていた。

f:id:OUKI_Bouichirou:20180808131219p:plain

(俺の本棚)

 どうしてこんなことになってしまったのか。話は数ヶ月前に遡るのだが、いつもの様に、僕はベッドに寝転んでYouTubeを見ていた。そのうちに少し眠たくなってきたので、仰向けのまま自分のお腹の上にiPad miniを置いて、目を閉じた。そんな感じにウトウトしていると、奥様が寝室に入ってきて、僕の隣に寝た。休日だったので、昼寝でもしに来たのだろう。僕は横にずれて、彼女のためのスペースを空けた。

 そうこうしているうちに、彼女は眠ったようだった。僕もだんだんと瞼が重くなってきて、心地良い眠りに誘われそうになった……、その時である!

 彼女が寝返りを打った。そしてその勢いのまま放り出された左手は、僕のお腹に直撃した。いや、正確には僕のお腹の上にあった、iPad miniに直撃したのだ。

 それほど大げさな音がしたわけではない。ただ、ほんの小さく“コツン”という様な音がしたのが、妙に気になった。突然の裏拳の衝撃で、さっきまで僕の周りに漂っていた眠りへの誘いは霧散してしまった。気を取りなおして、またYouTubeでも見るか、と思い、iPad miniを手にした、その時……! そう、事件はすでに起こっていたのだ。会議室ではなく、寝室で……!

 一瞬、何が起きたのか判らなかった。ただ、ガラスが割れている。上の写真だとすでにバキバキだが、この時は放射状にヒビが入っている状態だった。しかし、そのときのショックは大きかった。脳裏には、このiPad miniとの思い出が走馬灯の様に駆け巡った。映画「アルマゲドン」のアレみたいだった。この現実を受け入れたくなくて、思わず目を閉じたかった。I wanna close my eyes..... R.I.P

「えっ、ウソ……」

「何……?」

「いや、君、手、怪我しなかった?」

「?」

「今の寝返りで、ほら、これ……、割れたんだけど」

「アハハ😀」

 サイコパスか……? なぜ“アハハ”なのだ……? いや、人間、想定外のことが起こると笑ってしまうこともある。それは判る。でもでも……、俺のiPad miniがぁぁぁぁぁぁぁ!

 しかし、画面に使われているのはガラスである。腐ってもガラスだ。手が当たっただけで割れるものだろうか。なにせ、ガラスは鉄より硬いのだ。そんなことはありえない筈なのだ。

 僕はもう一度、彼女の手に怪我がないかを確かめた。彼女が寝返りを打ってキメてきた裏拳は左手だった。そう、その左手には、小さなダイヤモンドのついた指輪がはめられていた。

 これか……。そうだ。ダイヤモンドは、鉄よりもガラスよりも硬い。数多の怪盗たちだって、ダイヤモンドカッターがついたあのコンパスみたいな道具で、ガラスを丸く切っていたでは無いか。

 僕は半ば呆然としたまま、出来立てのガラスのヒビを撫でた。ともに過ごした、無為だけれども忘れがたい日々を思い返しながら。そんなことをしていたら、見る見る間にパキパキと音を立てて崩れ去っていった。まさに砂上の楼閣。house of cards.

 そして、この指輪を買った時のことを思い返した。

 彼女と結婚をする前、婚約指輪は別にいらないよね、という話になっていた。さすがに結婚指輪は必要だと思うけれど、それにお金を使うくらいなら、もっと二人の生活のための何かを買ったほうがいいよね、と。そう言いだしたのは僕だ。彼女はいくらか食い下がった。「友達はみんな買ってもらっている、私だけないのはちょっと嫌だ」というような内容だった。それに対して僕は、「そんな俗っぽい見栄の張り合いみたいのはくだらないよ」といってそれを封殺した(ヒドイな)。

 それからしばらくして、結婚したあとだったが、彼女は突然「やっぱり婚約指輪が欲しい」と言いだした。一体何のタイミングだったのだろう。それでも僕は「今まで無くて平気だったんだから、別にいまさら必要無いでしょ」と言った。つくづくヒドイ男である。けれど、彼女はこの時は折れなかった。どうしても欲しい、と言うのだ。子供の様に駄々をこねているようにも見えた。でも、僕には価値の判らないものでも、彼女にとっては、相応の価値のあるものなのだろう。それこそ、子供の頃から、何かしらの憧れがあったのかもしれない。

 僕は、自分の子供の頃を思い出した。そう、子供の頃の僕にも“どうしても欲しいもの”が沢山あった。今思い返してみれば、くだらないものが多い。ただのオモチャやゲームだった。買ってもらえたり、もらえなかったりした。それでも、“どうしても欲しいもの”というのはあって、それが手に入らないと、何だか少し自分の存在が揺らぐような思いがしたものだ。大げさかもしれないけれど。

 まぁ、別にお金が無いわけではない(ないけど)。デヴィ夫人叶姉妹が着けているような高価なものは買えないけれど、それなりの、小市民的な、僕らにふさわしいものだったら買えるのだ。もう子供じゃないんだよ、と悔しい思いをしたあの日の僕が、そう言ったような気がした。

 4℃でもティファニィでも、なんでも来い! どんと来い! どすこい! と言った感じに鼻息荒く僕は彼女の手を引いて街に繰り出した。でも、彼女はこの日のために、自分でお気に入りのお店を探していた。確か、横浜にあるオーダーメイドのアクセサリーのお店だった。オーダーメイドといっても、ゼロから作るわけではない。いろいろな形や色を自分で選ぶ、というだけのものだ。有名なブランドではないが、クオリティはそこそこ高いようだった。値段も、僕が思っていたより、覚悟していたより、幾分安かった。

 ここまで思い返して、思い出した。そう、このiPad miniも、そのときに買ったのだ。思っていたよりも安く済んだので(笑)、思い切って買ったのだ。

iPadなんて、ただのでかいiPhoneでしょ」少なからず、僕はそう思っていた。iPadでしか出来ないことなんて、ほとんどない。でも、ちょっとは気になっていた。あるとちょっと便利かもな、と薄々思ってもいた。

 そう、“ただのデカいiPhone”だ。けれど、iPhoneが大きい、というだけのことが、これほど価値があるのか、と思い知らされた。もちろん端から見れば、大したことではない。なければ無いで、それほど困ることもない。けれど、この「大したことでは無いけれど、ちょっと良い」という価値は、手にしてみると、とても貴重だと感じた。

 近頃、「生産性」という言葉が、いくらか話題になっている(ん?)。効率化、合理化の名の下に(あれ? 社会?)、いろいろな無駄を省くことが、半ば自動的に正当化されている。もちろん、ムリムダムラはないに越したことは無いだろう。けれど、一体何を持って、ムリムダムラとするのか。その基準は一概には言えないことも少なくない。

 僕にとって、iPad miniも指輪も、特に必要なものではなかった。でも、価値はあったのだ。そして、僕にとって価値があると思えないものでも、誰かにとっては、価値のあるものなのかもしれない。きっと、世の中には、そういうものが、沢山ある。

(なんだか当たり前のことしか書いてない新書みたいになってきたぞ……?)

 

 しかし、その指輪に画面を割られてしまうとは、少々皮肉だ。でも、別に良い。

 なぜ、こんなことを今更書いているかというと、先日とある事情(王木レディオ)でクローゼットを整理していたら、この本が出てきたからだ。

花嫁の指輪 (角川文庫)

花嫁の指輪 (角川文庫)

 

  わりに好きな短編集で、二十歳くらいのころによく読んでいた。改題される前は、「放埓の人」というタイトルだったらしい。年上の友人から、その人のエピソードと共に勧められた。「花嫁の指輪」というタイトルにちなんだ、小気味良いエピソードだ。僕はその人に少し憧れていたので、僕も僕なりの「花嫁の指輪」エピソードがあったら良いなぁ、と思っていたのだが、いやはや、こんな毒にも薬にもならないエピソードだ。ただ、良い小説なので、勝手気ままかもしれないが、この場を借りて、オススメしたい。

 

王木レディオのニュース! その5

 というわけで、王木レディオvol.4も無事に終了しました。前半、音量バランスが悪くてすみません。各音量は既定値を設定していたんですが、ちょっと色々あって消えてしまったのです。

「怪談」をテーマにお送りしたのですが、案の定あまり怪談には触れず(笑)。お便りの流れから、前田亜希さんの話をしていますが、振り返るとちょっと恥ずかしいですね。

 次回の王木レディオは8/7の19時から放送予定です。テーマは「Gettin' High」ということで、最近(じゃなくてもいいですが)の、なにかテンションが上がったエピソードなどを募集します。もう時効、ということでその手のエピソードをお寄せいただいても構いませんが(笑)。何を言っているんでしょうね。

 テーマ以外にも、質問、相談、時事ネタ、などなど広く募集をしています。

 よろしくお願いします →oukibouichirou@gmail.com

 


王木レディオ【vol.4】

 


Oasis - Champagne Supernova (Official Video)