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群雛文庫で「母の上京/悲しみ」が発売されました。

 というわけで、こちらです。kindle版をはじめ、各電子書籍ストアにて配信中です。

母の上京/悲しみ (群雛文庫)

母の上京/悲しみ (群雛文庫)

 

www.gunsu.jp

 表紙のイラストは群雛2016年1月号の表紙を担当された蒼真怜さんに書いていただきました。感想もいただいております。ありがとうございます!

 いらすとを描きながら: 群雛文庫にて!

 

 今まで表紙はずっと自作だったので、こうして誰かに作ってもらうというのはとても新鮮で感慨深かったです。というのも、読んだいただいた上で、登場人物の一人を書いていただいたわけで。この作品に関しては、キャラクターの外見描写って、ほとんどしていないんですよ。その上で、絵にしてもらうというのは、それだけで最高の感想なわけです。ちなみに、描かれているのは「悲しみ」の方の登場人物である薫子(かおるこ)ですね。

 

 初出は月刊群雛2014年4月号および5月号。ですので、書いた時期は同年2〜3月です。もう二年前ですね。

「母の上京」に関しては、新宿の紀伊国屋さんに「かつしか文学賞」という葛飾を舞台にした小説を募集しているローカルな文学賞のポスターが貼ってありまして(応募はしていませんけど)。「そういえば、母親と浅草寺にいったことがあるな〜」なんてことを思い出して、書きました。まぁ、大分脚色したので、実際のこととのリンク率は10%以下ですが。今回確認で読み返したんですが、初めての群雛参加作品ということで、「ツメ跡残してやる!」じゃないですけれど、気合いというか、それまで書いていたものとは違う文体で挑んでいたのが、微笑ましかったです。あとは、カギカッコ会話文は最後の節まで使わないぞ、みたいな意地もw

「悲しみ」の方は、本当に何気なく思い浮かんだアイディアがちょうど1万字くらいで収まるかな、とすんなり書けたことを覚えています。なんなら初稿は一日で出来たんじゃないかな。悲しみとか、感情って一種類のベタ塗りじゃなくて、いろいろグラデーションしているよな、みたいなことをなんとなく思いながら書いていたことを覚えています。あと、サリンジャーに言及しているので、ちょっと恐れ多いな、とか。この作品は、なんていうか、こう、クスッ、としてほしいですね。

 今回、帯にもありますが、「未熟な人たち」というのが、一つのキーワードになっています。書く前から想定していたわけではありませんが、この二つを改めて並べてみると、この言葉が浮かんできます。

 未熟であることを肯定しているわけではないんですよね。でも、なんていうのかな〜、例えば村上春樹さんの小説の登場人物とかが、ナルシスティックで人間的に成熟していないとかなんとか、言われることがあるじゃないですか。氏の作品を好きな人たちを含めて。でもそれってなんかモヤっとするよな〜、というか。いや、それって当たってるし正しいとも思うんですけど、なんかな〜、という。未熟な人たちは、それゆえに周りの人たちを傷つけてしまったりするし、それは自分の身の回りにあったらハタ迷惑なんですけど、「お前がそれを言うのか!」ってときの怒りって、ちょっと引いてみると、「お前がそれを言うのかw」みたいな笑いになるというか。そういう状況を主観人物が客観的に見れたときに、面白みがあるというか。ベタ塗りだと思っていた感情にも、実はグラデーションがあって、正反対の感情に繋がっている感じ。対極だと思っていたけれど、実は裏表だったりすることって、あると思うんです。

 

 ???

 

 まぁ、もう自分でもワケが判らなくなりましたがw

 自分の作品を解説するのって、サムいな、とも思うのですが、二年前のものだし、新刊と言っても再録なので、蛇足ですが少しだけ書かせていただきました。

月刊群雛 (GunSu) 2016年 01月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?

月刊群雛 (GunSu) 2016年 01月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?

 

 

 あと、蛇足ついでに宣伝をw

 noteなどで連載していた「Our Numbered Days(アワ・ナンバード・デイズ)」が先日、完結しました。

note.mu

 こちらもよろしくお願いします。

 ランディングページもあります。

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Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.10

 ついに、今週で終わりです。

 Our Numbered Days最終話「I Am The Resurrection」公開です。

note.mu

 

 最後にお送りするのは、ザ・ストーン・ローゼスのファーストアルバム最後の曲「I AM THE RESURRECTION」です。


The Stone Roses - I am the Resurrection

 

  このアルバムは完璧です。何がと問われると困りますが、とにかく最高なんです。

 ダンスとロックの融合! なんて安っぽい言葉では言いあらわせない、奇跡が詰め込まれています。あと、ジャケットのトリコロールとレモンですが、これはフランスの五月革命のときに、石を投げて反抗していた若者たちが、催涙ガスの痛みを和らげるために、レモンを絞っていたからだそうです。アルバムにも、当時の運動に参加していた、とある男性から聞いた話をもとにした「Bye Bye Bad Man」という曲が収録されています。

“石を投げるくらいなら、俺はフレンチキッスをするよ。それが俺の見つけた方法さ”という歌詞にもある通り、暴力ではなく音楽で世の中を変えようとしていたんですね。

 

 そんな彼らは、90年にスパイク・アイランドで伝説のライブをします。演奏自体はそれほど良くなかったらしいのですが、たまたま友だちとこの日のライブを見ていたオアシスのリアム・ギャラガーは、この日を境に音楽に目覚めます。それまではただのフーリガンだったのに! そういえばリアムのステージでの振る舞いは、ローゼスのボーカル、マンチェスターのボス猿ことイアン・ブラウンに似てますよね。

 

 注目されていたセカンドアルバム発売前のインタビューも、大手雑誌はすべて取材拒否し、ビッグ・イシュー(ホームレス支援のための雑誌)のみに答えたり、勝手に作品をリリースした当時のレーベルに怒り、その事務所と社長を襲撃してペンキまみれにするというアナーキーっぷり。ついでにスプラトゥーンをも先取りするその先見性!w

 

 そして、まさかの再結成! しかも来日もするという! 武道館!

 なにやらニューアルバムも作っているようで、これは期待に胸が膨らみますね。

 

 さてさて、連載もようやく終わりました。推敲、加筆修正ののちにディレクターズカット的な感じでリリースしますね(多分)。

 あと、連載中はかけなかった裏話というかこぼれ話みたいなものも溜まっているので、いずれ近いうちに。

 ということで、最終回は迎えましたが、諸々を………、

 

 震えて待て!

 

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ザ・ストーン・ローゼズ

ザ・ストーン・ローゼズ

 

 


Bye Bye Badman (Remastered)


Oasis - Rock 'N' Roll Star - Live at Wembley Arena 2008 MTV HD

 

(連載を追っていてくださったみなさん、本当にありがとうございました。感謝の念で、俺が震えています)

Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.9

 

 もう今週ですね……!

 Our Numbered Days第9話「Bitter Sweet Symphony」公開です。

 

note.mu

 

 今週のナンバーは、UK最後のロックンローラー、リチャード・アシュクロフト率いるザ・ヴァーヴの97年発表のサードアルバム「アーバン・ヒムス」の一曲目から!

 実はこのバンド、95年に最初の解散をしているのですが、いろいろあって復活しました。

 まぁ、例に漏れずリチャードはドラッグ中毒だったわけですが、そこから這い上がってきたわけですね。オアシスのギャラガー兄弟とも仲が良く、お兄ちゃんのノエルは、この曲をよくアコギでカバーしています。お兄ちゃんは、バンドが解散して路頭に迷っていた(?)リチャードを、オアシスの前座に起用したりと何かと励まし続けていました。

 97年という年は、オアシスが「ビィ・ヒア・ナウ」、レディオヘッドが「OKコンピュータ」を発表した年です。オアシスの方は売れはしたものの、あまり受けいられず、本人たち(特にノエル)も「あれはあんま良くない」などと言ったりと散々でした(そういえば、デビュー前のピート・ドハーティ(exリバティーンズ)が発売時の街角インタビューに答える映像がYouTubeにありますw)。

 一方のレディオヘッドは既存のギターロックからの脱却を図り、世界的な成功を収めます。一曲目の「airbag」のイントロをはじめ、日本でもミスチル、サザンなどに大いにパクられました。

 パクリといえば、この曲のストリングスは、ローリング・ストーンズに訴えられます。ストーンズの「ラスト・タイム」という曲のオーケストラカバーの音源をサンプリングしているのですが、氏曰く「使いすぎ」とのことw

 世代的には後追いなのですが、個人的にはこの97年にリリースされたこの3作でブリットポップ(クール・ブリタニカ)は終わり、98年にリリースされたパルプの「ディス・イズ・ハードコア」で、トドメを刺されたと思います。トドメです。

 

 さて、連載の方も、クライマックスです。来週は、いよいよ最終回です!

 マジか! あっという間だったよ! 一体、どうなるのでしょうね。

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 最終回は3/25(金)の夜です!

 

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アーバン・ヒムス

アーバン・ヒムス

 

 


The Verve - Drugs Don't Work (Acoustic On MTV)


YMO - Perspective

 

 

(震えている。ただただ俺が震えている……!)

 

 

Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.8

  さて、今週も!

 Our Numbered Days第8話「The Queen Is Dead」公開です。

note.mu

 

 今週のナンバーは、暗黒の80年代のイギリスに颯爽と現れたバンド、ザ・スミスが86年にリリースしたサードアルバム『The Queen Is Dead』のタイトルナンバーから。

 このバンドは、当時のヒットチャートの音楽に上手く共感できなかった若者たちの圧倒的な支持を集め、ブレイクしました。

 公務員に就職するも二週間で退職し、その後も職を転々とするも長続きせず、鬱屈した日々を送っていたボーカルのモリッシー。彼の書く、ひねくれた文学的な歌詞と、ジョニー・マーの作るメロディ、ネオアコースティックなギター中心のサウンド。いわゆる産業ロックが蹂躙跋扈していた時代に現れた、まさにオルタナティヴな音楽でした。

 

女王陛下は言った、「ああ、あなたのことは知っているわ。でも歌えないんでしょ」
僕は言った、「そんなのくだらない。あなたは僕が弾くピアノを聴くべきだよ」

 

 第4話のときに紹介したオアシスのノエル・ギャラガーモリッシーの書いた、この歌詞には、ぶっ飛んだ!とインタビューで答えています。

 デビュー前は、5年間も失業保険を貰いつつ、親と同居しながらちょっとしたライター仕事をしていたというモリッシー。今でいうニートですね。『ニートニートニート』とはダムドですが。

 アートワークもカッコイイですね。二色刷りながらも目を引く写真と、その選定。シンプルな文字入れ。良いセンスだ(明夫ボイス)!

 そういえば、題名は忘れましたが、(500)日のなんとかという映画で、ヒロインとエレベーターに乗り合わせて、iPodで聴いていた『ゼア・イズ・ア・ライト』がきっかけで会話が始まる、なんてシーンがありましたね。草食男子が夢見る最高のシチュエーションですが、こんな場面をインディ作家が小説に書いたら、読者から非難轟々でしょう。リアリティがないとか、アンフェアだとか、こんなの本格じゃない、やはりセルフパブリッシング本は玉石混淆だ、などなど。あ、非難轟々と玉石混淆で踏めますね。

 

  さて、連載の方ですが、今週が最終回ではないですよ! 念のため。今回がラストだったら、とんだバッドエンドですしね。とはいえ、この物語はハッピーエンドになるのでしょうか。あと二回です……!

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 次回の更新は3/18! 時間は22時ごろを予定しております。

 

     震

     え

     て

     待

     て

     !

 

ザ・クイーン・イズ・デッド

ザ・クイーン・イズ・デッド

 

 

 

 

(まんまと風邪をひいてしまい、俺が震えている)

Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.7

  さあさあ、今週も。

 Our Numbered Days第7話「Spit On A Stranger」公開です。

note.mu

 

 さて今回は、インディロックの雄、ペイヴメントのラストアルバム「Terror Twilight」の一曲目から。ソニック・ユース、ベック、などと一緒にローファイサウンドの代表格とも言えるバンドです。

 

 ローファイとは、Lo-Fiのことで、要は荒いサウンドということ。反対語はハイファイ(Hi-Fi)で、確か日本にも「ハイファイセット」というグループがいましたね。電波になるとワイファイ(Wi-Fi)です。

 デジタル化などによる録音技術の高度化により、90年代以降は非常にきらびやかな音楽を作ることが出来るようになりました。中には、もはやライブでは再現不可能な、机上の空論ならぬ、CDでしか聴けない、「盤上の空論」的な、音は豪華だけれど中身はスカスカな音楽が跋扈するようになります(大袈裟)。

 実際、日本のバンドでも、エレカシの宮本さんはその昔、いかにもメジャーっぽいトリートメントされたサウンドが気に入らなくて、当時出来上がったばかりのアルバムをそのまま叩き割ったことがあるそうです。スピッツも「自分たちの足元で実際になっている音と、CDのスピーカーから聞こえてくる音が全然別物だった。その差を埋める作業が必要だった」などインタビューで言っていたりと、「綺麗な音」にも一長一短があるようです。まぁ、こんなことをわざわざ書くのも野暮ったいですが、殺菌漂白されたピカピカのロックなんてのもダサいですからね。逆手に取ることはできるでしょうが。

 ミッシェルガンエレファントというバンドは、デジタルでプリプロダクション(下書き的な作業)をやって、本レコーディングはアナログ(オープンリール)でやっていたらしいです。また、磁気テープは一定以上の音量で録音されると飽和状態になり、絶妙な圧縮感を得ることが出来ます。俗に言うテープコンプというやつなのですが、デジタル録音では得られない(最近は再現も出来るらしいですが)、非常にパキっとした音になります。なので、その効果を狙ってわざとアナログで録音してから、パソコンに取り込むミュージシャンもいるらしいです。(詳しいことは判りませんが)

 

 あ〜、なんだかいつになくマニアックな記事になってしまいました。もっと小説の話をしろよって感じですね。すみません。

 

 連載もとうとう第7話です。なんだか気になる(?)終わり方というか、引っ張り方をしてしまいましたね。クリフハンガーです。スタローンです。

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次回の更新は3/11! 時間はまた22時ごろを予定しております。

 

FU・RU・E・TE・MA・TE!

テラー・トワイライト

テラー・トワイライト

 

 


世界の終わり / thee michelle gun elephant


悲しみの果て ≡ エレファントカシマシ

 

(半端な知識をひけらかしてしまったので、指摘されないか俺が震えている)

 

Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.6

 

 さあ、今週も。

 Our Numbered Days第6話「Killer Cars」公開です。

note.mu

 

 今回は、世界で最も実験精神に溢れるバンドの一つ、などと言われているイギリスのバンド、RADIOHEADレディオヘッド)のナンバーです。もともとは、セカンドアルバム「THE BENDS」の国内盤ボーナストラックとして収録されていた曲ですが、最近リリースされたデラックス・エディションにも収録されているようです。


Radiohead/The Bends - Killer Cars

 

 1992年にデビューした彼らは、当初は言うなれば「ただのギターバンド」で、第1話の時に紹介したニルヴァーナを始めとするアメリカのグランジに対する、イギリスからの回答、などと言われていました(誰だ!? こんなセンスのないこと言っていたのは!?)。シングル「Creep」がアメリカで猛烈にエアプレイ(死語かな?)され、あれよあれよと言う間に大ヒット。しかもこの曲、歌詞に「Fuckin'」が入ってるため、本国では放送禁止(自粛?)扱いでした。(MTV偉い)

 歌詞といえば、この曲は、いわゆる自己嫌悪ソングで、例えばサビなんかこんな感じ。

 オレは嫌な奴なんだ

 オレは不快な奴だ

 オレは一体ここで何をしてるんだ?

 ここはオレの居場所じゃないのに

  なんだか、どこかの誰かを彷彿とさせますね(笑)。

 

 さてさて、そんなレディオヘッドですが、ボーカルのトム・ヨークは昔、車で事故って生死の境を彷徨ったらしいです。その恨みつらみが詰まったのが、この「Killer Cars」なんですね。ちなみにサードアルバムの一曲目は「Airbag」という曲で、「エアバッグが僕の命を救った〜」というエアバッグ賛歌です。(違う)

  まぁ、北見のおっちゃんもこう言ってますし。安全運転でいきましょう〜。

 

 連載も佳境に入ってきました。案外、出来るもんだな〜、と余裕ぶりつつ、減っていくストックに戦々恐々です。戦いています。

 

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 次回の更新は3/4! 時間は22時ごろを予定しております。

 

 震えて、待て〜!

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ザ・ベンズ

ザ・ベンズ

 

 

 


Radiohead - Airbag (Radiohead Live in Praha)

 

 

(内輪ネタ、怒られないかな〜、と俺が震えている)

Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.5

 

 さて、今週も。

 Our Numbererd Days第5話「Further Complications」公開です。

note.mu

 

 じゃじゃーん! 今回は、ジャーヴィス・コッカーさんでーす!

 作中にも名前は出ていましたが、こういう人です。主人公の益一郎くんが似たようなメガネをかけているという設定ですね(?)。

 パルプというバンドのボーカルだった人で、『コモン・ピープル』という曲でブレイクした、90年代のブリット・ポップブームを代表する人の一人です。

 

 パルプは長い長い下積み時代を経験したバンドで、デビューから10年してようやく日の目をみました。ジャーヴィスのウィットに富んだ歌詞は、vol.3で取り上げたアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーも影響を受けているらしいです。

 バンド自体はブリットポップブームの終焉とともに、失速していくのですが、充電期間を経て、ジャーヴィスはソロデビューします。今回の曲は、そんな彼のセカンドアルバムから。

 ブームというのは、昔から、やって来ては過ぎ去っていくものですが、時代をリードしていたはずが、いつの間にか翻弄されているというのは、なんとも皮肉なものです(適当)。当時の喧騒を振り返った「リヴ・フォーエヴァー」というドキュメンタリー映画があるのですが、いろいろと面白いですよ。クール・ブリタニア

 日本でも、バンドブームとか渋谷系ブームなどありましたね。ビートロックなんていう今となってはどんな音楽を指しているのか全然判らない言葉もありましたね。

 

 今回は「further(ファーザー)」と「father(ファーザー)」をかけた親父登場回だったのですが、如何だったでしょうか。え? ダジャレですよ。いや、クール・ブリタニアだって、ルール・ブリタニアとかけたダジャレですよ? ついでに言えばクール・ジャパンだってギャグみたいなもんでしょ? ん?

 

 さて、連載も第5話がおわりました。全十回ですので、折り返し地点です。

 そわそわしてきますね。しない? 

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 次回の更新は2/26の予定です! 時間は22時ごろを予定しております。

 

 震

  え

   て

     待

      て 

   !

 

Further Complications

Further Complications

 

 

Different Class

Different Class

 

 

 

(インディ文芸ブームとか来ないかな〜、と俺が震え(貧乏ゆすり)ている)