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もうグッナイ

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 明日はまた暖かくなるそうですが、天気は大荒れとのこと。寒暖の差が激しいと体調を崩しやすくなるので気をつけたいところです。が、すでに鼻がなんかモゴモゴします。喉にも違和感が……。同僚がまた一人、インフルエンザになりました。今年なんか多いなー、という印象。

 本を買うと大体真ん中のページくらいに広告が入っています。テレビを観ていればCMが流れ(最近はyoutubeでも見ますね)、電車に乗っていても、街を歩いていても、何かしらの宣伝が目に付きます。

 基本的にそれらは、どちらかといえば邪魔だな、と感じることが多いです。本で言えば、読み始める前に、帯を取って真ん中の広告を取って捨てる、というのが一連の動作になっています(たまに眺めますが)。テレビを見るときは、乱一世さんに言われなくとも、CMの間にトイレに行きます。広告やCMに関しては、大体の人がそうではないでしょうか。

 でも、と思うのは、僕自身、そういった広告やCM、宣伝やプロモーションで知ったものの中に、今でも大好きなものが少なからずあるのです。僕は長男なので、兄や姉がいません。残念ながら両親ともあまり音楽や映画の趣味が合うとも言えません(小説は母の本棚からの影響が少しありますが)。今でこそ、インターネットなどがありますし、今までの蓄積からの繋がりから、自力で探すこともある程度は出来ます。けれど、中高生くらいまでは、テレビとかラジオからしか情報を得られませんでした。

 スーパーカーというバンドのメンバーだった中村弘二さんが何かで言っていた、「兄貴の影響でデヴィッド・ボウイを聴き始めて、中二の時の読書感想文を『ジギー・スターダスト』で書いて提出したら、先生から『読書感想文』を書け、と怒られた」とか、もう羨ましすぎるエピソードです。僕なんかは、映画『アルマゲドン』の主題歌のエアロスミスの曲目当てで『MAX BEST』という洋楽オムニバスCDを借りて、たまたま収録されていたオアシスの曲に感銘を受けて洋楽を聴き始めましたから。中三の終わり頃です。クソ大ヒットしたハリウッド超大作映画の主題歌くらいしか、田舎の中学生にはなかなか届かないんですよ。

 小説や漫画の映像化も、いろいろと批判もあるでしょうが、押井守監督が「スカイクロラ」を映画化しなければ、森先生とかも知らないままだったでしょうね。小説は読んでいましたけれど、ミステリーはあまり好きじゃありませんでしたしね。なんか小説としては邪道って感じで(笑)。今はそんなこと思っていませんよ(大笑)。

 だからさー、なんかさー、ちらっとでもいいからテレビ出てくれよー、もっと宣伝してくれよー、と思わないでもないです。奥ゆかしい人たちほど、自分たちのこと宣伝しないじゃないですか。俺さー、ミッシェルガンエレファントとかテレビで見るまで知らなかったよ……。でもでも、サチモスはハイプ!w


Suchmos "STAY TUNE" (Official Music Video)