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遺伝子が反応する

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 少し前に、自分の生年月日を入力すると、その週にビルボードで一位だった楽曲が判るというサイトを使ってみた。ちなみに、この曲だった。


Huey Lewis and the News - Power of Love (Official ...

 

 そう、かの超有名な超名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌だ。

 この映画は、僕にとって特別な映画で、もう何回観ているかわからない。三作全部だ。

 実家には多分まだ、僕が録画したテレビ放送の三部作のVHSがあるはずだ。しかも昔懐かし「3倍モード」で一本のテープにまとめてある。ご丁寧に、録画中に一時停止を押して、CMカットまでしてある。さらに、「1」だけ、マーティ役を織田裕二、ドク役を三宅裕司がやっている「Wユウジ」バージョンというレア仕様。

 この映画からは、大いなる影響を受けた。多分、未だに僕がコンバースのスニーカーが好きなのもそうだろう。スケボーもやっていたし。

  この有名な映画の一番有名なシーンに、朝起きてきた主人公(マーティ)に対して、その兄が「またお前、服のまま寝たのか?」というシーンがある。

 初めて観た時から、このシーンと台詞は、凄く印象に残っている。「服のまま寝る」という行為が、子供の自分には、とても新鮮で、ちょっと不良じみていて、なんとなく憧れたのだろう。小学生だった僕は早速マネをする。翌朝、狙い通りに母親に「服のまま寝たの?」と言われた。ご満悦である。

 二番目に有名なシーンは、やはりダンスパーティでの演奏シーンだろう。「じゃあ、オールディーズを」と言って、1955年のダンスホールに、チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」を鳴らすのだ。それだけでも素晴らしいのに、バックバンドのメンバーがチャック・ベリーのいとこで、「お前、新しいサウンド探してたろ?」とチャック本人に、電話でそれを聴かせるのだ。

 フィクションの中の出来事だけれど、ロックンロールという(ある種の人々にとっては)魔法のような音楽が、こうした奇跡みたいな出来事をキッカケに生まれたとしたら、それはすごく素敵なことだな、と僕は思う。

 この映画はとても面白い。それは多くの人が認めることだろう。だから僕も好きなんだと思う。ただ、僕にとって「好きな映画」以上の「特別な映画」になっているのは、内容以上に、「自分が生まれた年に公開された」という事実が深く関わっているように思う。遺伝子が反応している感じ、というか。

 人でもモノでも、「自分と同い年」ということに、シンパシーというか色々なものを感じてしまう。それはきっと、それぞれ違って当たり前の要素(環境とか才能とか運、などなどなど)の中で唯一、経過した「時間」だけが、定量的に計れるものだからかもしれない。

 もし1985年生れで、この映画を観たことがない人は、このゴールデンウィーク中に観てみてはいかがだろうか。huluで絶賛配信中だ。

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ハイブリッドレインボウ/the pillows - YouTube

「選ばれなかった僕らでも明日を待っている」