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幸せのカテゴリー

2014年上半期を振り返る!

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 ということで、振り返りです。アニメの総集編回、意外に好きだったりします。

 特に「彼氏彼女の事情」の後半、怒濤の総集編ラッシュが好きです。当時は、また総集編かよ、とも思いましたが。

 ではスタート。

 

 1月

 KDPを行う為の方法を模索。ひたすらEPUBと闘う。

 

 2月

「他人のシュミを笑うな」「LaLaLaLIFE」発売。

 

他人のシュミを笑うな

他人のシュミを笑うな

 

 

LaLaLaLIFE

LaLaLaLIFE

 

  共に連作短編。短編集ではありません。

 連作短編って不思議な立ち位置の形態だよなー、と思います。

 独立した話が複数収録されているわけではなく、かといって長編でもない。

 でも、たとえばジャームッシュの「ナイト オン ザ プラネット」とか「ミステリートレイン」を短編映画とは言わないでしょう?

 というわけで「他人の〜」は全三話ですが、全部で一つのお話です。裏テーマは「表現の自由」かな〜?

「ラララ〜」は、「他人の〜」に比べれば、短編集寄りですがゆる〜く各話が繋がっています。

 

 3月

「ブッダブッダブッダ!!!!!」発売。

 

ブッダ ブッダ ブッダ!!!!!

ブッダ ブッダ ブッダ!!!!!

 

  う〜ん、表紙がな〜(笑)

 タイトルは筋肉少女帯から。女子高生が文化祭で筋肉少女帯を演奏する!?というような内容ですが、そこまで筋少は出てきません。

リンダリンダリンダ」にもブルーハーツって、そんなに出てないでしょう? 甲本雅裕さんは出てるけど。というオマージュというかパスティーシュ

 99円セールした時に、一部の筋少ファンの方にみつけて頂いたようで、ありがたいことです。オロロン。

 

月刊群雛 (GunSu) 2014年 04月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?

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  • 作者: 林智彦,猫春雨,田中せいや,夕凪なくも,王木亡一朗,きうり,Nyara,婆雨まう,山田佳江
  • 出版社/メーカー: 日本独立作家同盟
  • 発売日: 2014/03/24
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  月刊群雛にも「母の上京」という短編で参加しました。

 レトロな文体で、最終節以外は会話文の鉤括弧を使わない、という制約を設けました。「距離感」と「決定的なことは、あえて書かない」というのが裏テーマ。

 

 4月

「ランデヴー」発売。

 

ランデヴー

ランデヴー

 

  こちらは短編集です。ただ、表題作以外は登場人物が一部共通しています。

 表題作のランデブーは、連作短編形式の短編という入れ子構造。

いや、入れ子構造ではないか。

 作中にでてくる「ヘル公」は、僕が子供の頃に実際に近所にいたおじさんがモデルです。

 

月刊群雛 (GunSu) 2014年 05月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?

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  「悲しみ」という短編で参加しました。

 親友が自殺してしまって〜、というストーリー。メインテーマはタイトル通り「悲しみ」なのですが、裏テーマが二つありまして、一つは「可笑しさ」、もう一つは、ちょっとブログでは書けません。大したことではありませんが。

 この頃から、一万字前後の短編を書くのが楽しくなってきました。

 

 5月

「BABY BLUE」発売

 

BABY BLUE

BABY BLUE

 

 「ブッダ!!!!!」に引き続き、音楽モノ。

 既刊の登場人物が何名か再登場。メインで絡んでくるのは「ブッダ!!!!!」の人たちですね。

 主人公は十九、二十歳くらいの青年ですが、性格が悪い(笑)

 書いてて、コイツヤナヤツダナー、とずっと思っていました。

 

 6月

「kappa」発売。

 

kappa

kappa

 

  こちらも短編集。

 前述したように、「悲しみ」を書いていた頃から、一万字前後の短編を書くのが楽しくなってきていて、その頃に書いた短編を4つ収録。表題作は、約4万字の中編?です。

 久しぶりに、レビューも頂きました。ミステリーではないし、どんでん返しでもないけれど、狙っていたことは伝わっていたようで、とても嬉しいです。

 

 さて、7月ですが、確定している予定は一つです。

 コレ↓を出します。

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「CLARION CALL」約7万字。

 〜あらすじ〜

 彼氏との旅行が中止になってしまって意気消沈のまま家に帰った紗綾。しかし、家のリビングは何者かに酷く荒らされていた。壊れたテレビ、引き裂かれたカーテン。両親は海外、姉は長野の山奥。彼女は父の職場の男に助けを求めるが……。あこがれの芸術家に会ったり、とある場所に行ったり。ひょんなことから、『特別』になった夏休みを描く。

 

 門外不出の私の処女作品「After All」というのが実はありまして、それを書いている途中に、「BABY BLUE」と、この作品の構想が出来ていたのです。だから「AA」「BB」「CC」という風にタイトルを揃えていたのですが、「AA」はリペア不能になってしまいまいした。それで、当初の構想に手を入れて書き上げたのが「BB」と「CC」なのです。黒歴史〜。

 

 現在執筆中の作品「ティアドロップ」は、いよいよ佳境かな?

「みんな大好き!」という作品も書き始めて現在20%くらい。女子中学生が主人公のお話です。もともとは「たまこラブストーリー」を見た後に、青春のキラキラいいなー、と思いプロットを作り始めたのですが、親譲りの天邪鬼な性格のせいで、全然違うお話になりました。グロ注意というか。犯人も無事に決まり、あとはひたすら書くだけの状態に。

 

「アウターリム!」は構想と登場人物のみ。書き始めると収拾がつかなそうなので、我慢です。

 

 後半も書くには困らなそうです。