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幸せのカテゴリー

カサブランカス

 ときどき、ニュースなどでファッションショーの映像を見ることがある。各ブランドのデザイナが腕によりをかけて、提案する最新のトレンドらしいのだが、ファッションに詳しくない僕から見ると、「何故?」と言いたくなるような奇抜なものも沢山ある。

mensdrip.com

 ただ、これらの服が実際のお店に並ぶということではなく、あくまでブランドとしての方向性だとか、デザイナの腕や力量を見せるためだとは思う。モーターショーでも、実際には販売(量産)されないコンセプトカーが出展されることがあるから、そういうことなんだろう。それに、パンピーから見れば奇抜で意味不明でも、ファッション愛好家からしたら、何かしら感じるものもあるのでは、とも思う。再度書くが、ファッションのことはあまり詳しくないので、推測だけれど。ちなみに天正遣欧少年使節団のこともあまりよく知らない。伊東ファッショ。

 

 ここでふと、あることを思う。よくクリエイターが言う「自分が本当に作りたいものと、実際に売れるものは違う」という嘆きだ。まぁ、こんなことは本当のプロの人はあまり言わず、どちらかといえばアマチュア寄りの人たちが言っている、というイメージだけれど。

 まぁ、ファッションショーの衣装のような服は、お店では売れないだろうな、と思う。買う人がいない、とは言わないが、あまり売れないだろう。

 結局、今日のこのブログは何が言いたのだろうか。少年使節団はあと3人いたはずだが、千々石ミゲル原マルティノ、とあともう一人がいつも思い出せない。たしかストロークスのボーカルと同じ名前だったはずだが、なんだったっけかな。これが思い出せなくて香貫花と熊耳さんが温泉でケンカすんだよな〜、たしか。いや違うんだよ、もっと真面目な話というか、売れ線と真に芸術性が高い作品とは? みたいなことを書こうと思ったんだけど、どこで間違った? 「きっとマンションショーならマンション見学会のことかなぁ」とかいう雑念が頭をよぎったから、天正遣欧少年使節団がいきなり出てきたんだ。てかなんだよ、ファッショって。ファシズム的な傾向のことかよ。こんなこと考えてたら、「じゃあキッチュってどういう意味だっけ」とか思い始めたよ。マンショだよ。伊東マンショ。第十何伊東マンショだよ。新橋駅前じゃあるまいし。違うんだ、俺が本当に書きたかったブログは、こんなのじゃないんだ!

と、なんともアマチュアっぽいお茶の濁し方で、今日の日はさようなら。

 


The Strokes - I'll try anything once

 しかし、ジュリアン・カサブランカスって、すげー名前だよな。いまさらだけど、本名なのか?

 

ガールフレンド (ライトスタッフ!)

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俺は認めない

 不本意ながら仕事が忙しい。早朝から深夜まで、もちろん休日出勤も、といった感じだ。幸い今日は早く上がれたし、明日は代休だが。

 さしずめデスマーチとでもいったところだが、生憎そこまでではない。上司の上司は「総力戦」などと言っていたが、結構なことだ。この人は予想外の好成績(?)が出ると、「特需」だの「神風が吹いた」などと言うクラシカルな紳士だ。

 まぁ、そんなことはどうでもいいのだが、そんなこんなで若干寝不足の日々が続いている。有り体に言えば、いつも若干眠い。怠い。けれど、僕は何もなくても一年中、だいたい怠いので、変わりないといえば変わりない。

 いや、変わりある。若干の寝不足が続いているので、まぶたが重い。なんとなく目がこそばゆい。以前にも書いたことがあるけれど、一日百回は目薬をさす。それでもかゆい。百回は盛った。

 断じてアレではない。今月に入って、忙しい日々が続いているからだ。全くもって不本意である。断じてアレではないと思う。目がかゆいのではなく、寝不足でまぶたが重いのだ。ほら、眠いときって、目を擦るでしょう? 認めないぞ。

 そこへきて、この寒暖の差である。昼間は暖かいのに、朝晩は少し寒い。最高気温だけを確認して、ちょっと薄着で出てしまうと、途端に肌寒い思いをする。そう、寒いから鼻水も出るし、くしゃみも出る。やはり体というのは冷やすと良くないのだ。

 断じてアレではない。もしかしたら、若干風邪気味なのかな。鼻水とくしゃみ。眠気からくる目のかゆみ。うん、きっと風邪気味なのかもしれない。今夜は暖かくして早く寝よう。断じてアレではない。認めないぞ! 俺は認めない! うちの娘とお前のようなバンドマンとの結婚は絶対に認めないぞ!

 

  武井咲さん、ご出産おめでとうございます。

 

ガールフレンド (ライトスタッフ!)

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煙突の熱も冷めてきた頃に……

 今日はとても天気が良い日でした。まだ少し寒いですが、気持ちの良いものですね。

 大体いつも昼食は外食なのですが、僕のお昼休憩は一時間しかないので、コース料理とか、時間のかかるものは食べられません。移動の時間もありますし。自分で調理する時間なんて、もちろんありません。なので、お金を払って、さっと出てくる飲食店は重宝します。当たり前のことを書いていますが、自分では出来ないことや、時間のかけられないこと、やりたくないことを、お金を払ってやってもらっています。逆に、他の人が出来ないことや、時間のかけられないこと、やりたくないことを、お金をもらってやっています。

 この状態のことを、お金の奴隷というのかは判りませんし、その定義を知りたいとも思いませんが、義理や恩だけで回す世の中よりは、よっぽど良いな、と個人的には思います。自分の出来ることをやって得たお金で、自分の出来ないことやモノを手に入れることができる。基本的なモノやコトには大体値段が明示されているで、それも安心です。一方、義理や恩で回すとなると、どれほどの労力をかければ自分の望んだものが手に入るのかが不明瞭です。もちろん、世の中、お金で手に入るものだけではありませんが、すべてのモノやコトが義理や恩でないと手に入らない世界は、正直ゾッとします(これは逆もしかりですね)。

 ようは、その時々によって、お金の奴隷になるか義理や恩の奴隷になるか、の違いだけというか、自分の意思で選ぶことが出来るのが望ましいな、と。そして、そうやって自分の意思で選んだ状態を、『奴隷』だとは、少なくとも僕は思いません。

 


night cruising - fishmans

 とある企画ものを書いています。詳細はもう少し先にならないと発表できないかもしれません。とりあえず、魚を混ぜています。また混ぜています。

 

ガールフレンド (ライトスタッフ!)

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不自然

 TBSの金曜ドラマ「アンナチュラル」が面白い。

 最初観たときは、オープニング映像からして、「あ、なんかケイゾクっぽいなぁ。ケイゾクっぽいぞ〜」なんて思ったりもしましたが、石原さとみさんが良い。

 あとARATAくん。ARATAくんのオラオラ王子っぷりに、最初はちょっと戸惑い笑いをしましたが、慣れてくるとカッコイイですね。違和感の原因ってなんだろうなー? とずっと考えていたんですが、きっとテレビで観ているせいですね。ARATAくんって、どちらかといえば、元々は映画の俳優さんというイメージの方が強くて、ちょっと前からテレビでも見る機会が増えた気がしますが(僕もよく飲むマウントレーニアのCMとか)、テレビサイズだとARATAくんから溢れるオーラがはみ出しちゃうんでしょうね。(でたでた通気取り)

 といった感じで、だいたいはTVerでの視聴ですが、今夜は久しぶりにリアルタイム視聴しました。面白い。続きが気になります。

 ってか、なんでお前は「ARATAくん」とか言ってんねん、って話ですよね。今は井浦新さんだし。

 二十歳前後のときに、とあるレンタルビデオ屋さんでアルバイトをしていまして、そのときに仲良くしていた年上の女性が井浦新さんのことを「ARATAくん」と呼んでいました。ちなみに加瀬亮さんのことは「加瀬くん」と呼んでいました。はい、勘のいい人ならもうお気付きですね。星野源のことは「源くん」でした(阿部サダヲさんのことは「サダヲちゃん」)。

 井浦新さん、当時の芸名は「ARATA」で、なんでアルファベット表記なんですかねー? と言ったら「瑛太も昔はEITAだったよ!」ということも教えてくれました。映画とか音楽とか、この人とは趣味が合って、いろいろ教えて貰ったりしていました。当時そこそこ活躍していたインディバンドのメンバーと同棲していて、別れて引っ越すことになったときに、漫画とかビデオとか映画のパンフ、ポスターとか色々貰いました。

 今は結婚されて遠くに住んでいるので、ほとんど会うこともありませんが、このドラマを観て、そういえばあの人は井浦新さんのことをARATAくんって呼んでいたな、と思い出しました。

 (ちなみにこれ↓を勧められました)

 

 

 そうそう、話は変わりますが、てきすとぽいという即興小説のイベントに参加しました。初参加です。

  第43回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動6周年記念〉 : てきすとぽい

 実は、過去に一度参加未遂したことがあります(参加未遂?)。確か、お題は「誰かの携帯電話が鳴った」という書き出し。結局時間に間に合わなくて諦めましたが、このとき書いた短編は、その後完成させて短編集「夏の魔物」に収録しました。なので、満を持して(?)の参加でした。

 6周年記念回で、初参加で初優勝とかカッコイイヨナ〜とヨコシマなことも脳裏に過ぎりましたが、しっかり犬子さんに阻止されました(笑)。

「あのころ」という作品で参加しています。よろしければ是非。後になって気がついたんですが、この作品のラストの台詞、なんか前にどこかでも書いたな〜、なんだったけかな、と思ったのですが、昨日思い出しました。アワナンの第四話ですね。ネタ被りというかセルフパクリというか(笑)。桑田佳祐かよ、って感じですがご愛嬌です。なんで二回も同じようなこと書いちゃったかな〜? もしかして王木さん、昔誰かに似たようなこと言われたことがあるとか……?

 

 いやいや、ないない(笑)

 

Our Numbered Days

Our Numbered Days

 

 

電子書籍の思い出

 初めて電子書籍を手にしたのはいつだっただろうか。

 ガラケーをつかっていたとき、ふとしたきかっけで、ケータイ漫画みたいなものを買って読んだことがある。スマホのように画面が大きくないので、一コマずつ簡易的なアニメーションで遷移していくような形式だったように思う。戸田誠二さんの短編や、田村由美さんのBASARAなんかを読んでいた。一話ずつ買えて、キャリア引き落としだったから、クレジットとかの登録をしなくてよかった。

 そうだ、確か風邪かインフルエンザで寝込んでいた時だったと思う。治りかけで、でも外に出る元気はなくて、でも退屈で。だから、たまたまバナー広告に出ていた作品が気になって、買ってみたのだった。よしもとよしともさんの短編もそれで読んだ気がするのだけれど、記憶違いだろうか。

 紙ではない本を買った、一番最初だと思う。

 スマホiPhone)にしてから一番最初に買ったのは、森博嗣先生のこの作品だ。

  ハードカバーとほぼ同時に、電子書籍も出ていたと思う。2010年10月だから、日本向けのKindle端末およびアプリがリリースされる二年前だ。一つのコンテンツが一つのアプリとして売り出されていた。株式会社VOYAGERによる「T-Time touch」というものだったらしい。検索してみたら、こんなページがヒットした。

:: VOYAGER Press Release 2008::

 Kindleと比べても遜色のない使い心地だったと思う。とくに不便だなとも感じなかったし、個人的にとてもグッとくる作品だったおかげもあり、「なんだ、電子書籍だって悪くないじゃないか」と印象に残った。「紙の手触りが〜」とか「紙に刻まれた歴史が〜」とか、そんなことは小説の魅力や本質には、あまり関係が無いのだな、と思った。なにせ、iPhoneを片手に、電車の中でこれを読んで、僕は涙したのだから。もちろん人前だったので、堪えたが。

 ただ、紙の本の魅力だって、僕にも判る。文庫版が出たタイミングで、僕は同じタイトルを買った(おい笑)。なんとなく、手元に置きたかった(おいおい笑)。でも、それは本質じゃ無い。

 思えば音楽だってそうだ。自慢じゃ無いけれど、やっぱりMP3とCD音源(WAVないしAIFF)は、聞き慣れた曲ならなおさら、その違いは判ってしまう。付属のイヤフォンでだって、MP3は音像が薄く、音自体が奥まったように聞こえる。それでも、胸を打たれるのことがあるのは、メディアの違いというのが、きっと本質では無いからだと、僕は思う。

  なにも、自分が電子書籍しか出していないから、こんなことを書いているわけではない。いや、どう思ってもらっても構わないのだけれど。

 

ガールフレンド (ライトスタッフ!)

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愛フォン

 数年ぶりにiPhoneを機種変した。アイフォンではなくアイフォーンだ。アイフォーンと打たないとiPhoneと変換してくれない。5sから8である。少し前に後輩に自分のiPhoneを見せた時に、「これなんすか?」「いや、iPhoneだけど? 5S」「5Sっすかw まだ使っている人いるんですねw」と言われた5Sから、8に変えた。失礼な奴である。こちとらお前がクソガキだった頃からのiPhoneユーザだっつーの。

 僕はiPhoneが好きだ。好きだ、と思う。一番最初は3GSだった。今ではスマホで当たり前の様にウェブを見ることができるが、ガラケーの頃はまともに見ることは難しかった。ケータイ用サイトといって、iモードだとかezwebだとか、そんなんでショボいサイトを見せられていた。確か、ウィキペディアとか見られなかったと思う。晩年のガラケーには「PCブラウザ」的な機能が付いて、見られる様になるにはなったけれど、すごく遅いし、ましてやタッチスクリーンじゃないからジョイスティック(ジョイスティック?)みたいなものでポインタをグリグリ動かしていた。

 だから、初めてiPhoneに触れた時は、「そうそうこれこれ!」と思った。これが当たり前なんだよ〜、と感動した。周りの人からは「使いにくそう」とか「(物理)ボタンがないと不安じゃない?」とか色々と言われたが、まったくそんなことはなかった。しばらくして、iPhone4が出たくらいから、周りでも持ち始める人が少しずつ増えた。使いにくそう、と言っていた人たちも、こぞってiPhoneに変更していた。「私、iPhoneとか使いこなせないと思う」と言っていた人たちも、その後、みなiPhoneにした。僕の母でさえ、今やiPhoneユーザだ。

 そんなこんなで、iPhoneの使い方を教えて欲しい、と言われることもあった。僕も別に詳しいわけではないけれど、一日の長というか、多少なりとも使い慣れていたからだ。といっても、「それは、そこを長押しして……」とか「フリック入力のほうが慣れたら簡単だよ(ガラケーは「お」や「こ」を入力する時にボタンを五回押さないといけなかった)」とか、そんなレベルだ。あくまで同世代か年上の人たち相手に、だ。

 逆に、「機種変したら◯◯が出来なくなった」や「設定が〜」みたいなことは、あまり判らなかった。僕はパソコンもMacなので、機種変しようが何をしようが繋げば終わり、ほぼ以前のまま使えていたからだ。調べてみると、ウィンドウズでiPhoneを使うのは、ちょっと面倒くさそうだった。面倒くさそうだったので「やっぱウィンドウズってクソだなw」と言って退散した(Mac信者は嫌なヤツばかりだ)。俺は信者じゃない。

 3GS→4S→5Sと買い換えてきた。だいたい二年使うとバッテリィも消耗したし、4Sは誤って落としたら画面が点かなくなった。ただ、5Sは幸いそういった事故もなく、バッテリィもギリギリ一日もつ。朝フル充電してあれば、夜寝る前に充電器に差す時には20%を少し切っているくらい。さすがに昼間に結構使っていると、もうちょっと少ないけれど、それでも電池切れになることはほとんどなかった。

 だから、買い替えるタイミングがずっとなかった。使えるし不便にも思っていなかった。なにより、新しいiPhoneに、魅力を感じなくなっていた。やでもか新しいものにしなくても……、と思っていた。

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(左から3GS、4S、5S、8)

 3GSの画面の小ささよ! これでも当時のガラケーと比べれば大画面だったのだ。今のはデカすぎ。使いにくいよ、と思っていたけれど、ものの10分で慣れた(笑)。昨日まで使っていた5Sを小さいとさえ思う。しかし3GSが一番重いし分厚い。技術の進歩よ……!

 今回買い換えたのは、完全になんとなくだ。いや、正直に言えば、さすがに動作がもっさりしてきたかな、とは思っていた。不便というほどではないけれど。あとは今更ながらApple Payかな……。もう現金からは(部分的にでも)卒業したいな、と思いまして。デートとかでもさ、小銭ちょこちょこ弄るより、スマートフォンでスマートに会計したほうが格好良くない? なんかそんなことポパイに書いてあった気がする。

 ということで、ポパイの次に女の子とのデートに役立つ知識が満載の新作短編「ガールフレンド」をよろしくお願いします。

 

ガールフレンド (ライトスタッフ!)

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POPEYE(ポパイ) 2018年 1月号 [ガールフレンド ’18。 別冊付録:OLIVE復活!]

POPEYE(ポパイ) 2018年 1月号 [ガールフレンド ’18。 別冊付録:OLIVE復活!]

 

 

POPEYE(ポパイ) 2017年 1月号 [ガールフレンド。]

POPEYE(ポパイ) 2017年 1月号 [ガールフレンド。]

 
POPEYE (ポパイ) 2015年 01月号 [雑誌]

POPEYE (ポパイ) 2015年 01月号 [雑誌]

 

 

ガールフレンドから一ヶ月

 新作短編集「ガールフレンド」の発売から、一ヶ月が経ちました。

 99円セールは予定通り、2/25までとします。その後は250円になりますので、興味のある方は是非。

ガールフレンド (ライトスタッフ!)

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  Kindle Unlimited(Amazonの読み放題サービス)も対象です。

 思えば軽い気持ちでこのブログで発表したニセ表紙が、思いの外、反響があって(当社比)びっくりしました(笑)。

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 いわゆるジョークなのですが、本気(マジ)だったら、説明文(黄色のギザギザの中の文章)の改行とかもっと拘ってますから。ホント、思いついて五分くらいで作ったので……。

 まぁ、それはさて置き。

「ふさわしい場所」は先行で単品リリースしましたが、その他三作品が初出ということで、自分では「小説ガヴァドン」が一番気に入っているのですが、どうでしょう。

 これは、ちょっと前に柳家喬太郎さんにハマっていたときに、氏の「抜けガヴァドン」という新作落語を聞いて、「あ、自分でもガヴァドンをテーマに一つ書いてみようかな」と思ったのがきっかけでした。最初は全然違う話を考えていて、何十年かに一度の太陽の活動期に、主人公の身の回りで荒唐無稽な出来事が起こり、それが実は後輩の書いた小説が現実化している……?、という設定のものでした。スラップスティックというかコメディというか、ハチャメチャワンダーランドっぽいノリのもので、散々振り回された挙句、その後輩に「僕の小説、面白いですか?」って聞かれて、死にそうな目にもあった主人公は逡巡の末、それに答える、というラストだったのですけど、「あー、これそうか……。そうだなぁ、どうしようかなぁ」などと考えつつ、収録された方の物語を書きました。ガヴァドンAとガヴァドンBが存在するという、図らずも本家の設定を踏襲するという偶然がありました。(ちなみにBはボツです)

 

 発売前から、プロモーション企画ということで、「ガールフレンド」にちなんで、ユーチューブでギャルゲーの実況もやりました。二年前くらいから、そういうのを結構見る様になったんですけど、きっかけは当時PS4を持っていなくて(買うのを禁止されていた笑)、でもメタルギアソリッド5がどうしても気になるーーーーーーーーッ! ってことで見始めたのですが(結局、去年PS4を買って自分でもプレイしました)、やっぱり難しいですね。

「Doki Doki Literature Club(ドキドキ文芸部)」という作品をプレイしたのですが、全編英語だったので苦労(?)しました。まぁ、これはお戯れ程度のものですが。今後も何かにかこつけて、ちょくちょくやってみようかとも思っています(笑)。