OKBアンプラグドvol.1
ということで、OKBアンプラグドvol.1でました。
ようは紙書籍をリリース!
アンプラグド(unplugged)の意味が判らない人向けに説明しますが(偉そうに)、普段、王木さんは電子書籍オンリーで作品をリリースしていますが、今回は紙書籍(=非電子書籍)でもリリースしましたよ、という意味で、90年代のアメリカで流行った『MTVアンプラグド』という番組があるんですけど、普段はエレキギターなどで激しいサウンドを鳴らしているバンドとかが、あえてアコースティックな演奏をするという企画があるんですね。それをパロって『OKBアンプラグド』としたわけです(説明終わり)。
文庫サイズで296ページ。個人的に、紙書籍の中では文庫が一番好きで、豪華な装丁の単行本とか新書サイズならではの表現力とかもあるとは思うんですけど、読むときの場所を選ばない、高いポータビリティに魅力を感じていまして。だから、自分の本を作るときは文庫サイズが良いなぁ、と思っていたのです。あと、数年前の文フリで皮算積人さんにお会いしたときに『魔法中年っ!』の紙書籍版を見せてもらったことがあって、それが一般的な文庫仕様というか、こういう感じの物も作れんねや! と思ったのも、今回自分で作ろうと思い至った遠因でもあります。まぁ、何年も頭の片隅に寝かせていたんですけどね。
とはいえ、原稿はどうやって作れば良いのだろう? イラレもフォトショも持ってないし、今となってはDAWソフトすら無料のガレバンしかない俺に作れるのか? 原稿作成はPagesだし、表紙もオープンオフィスの図形描画で作ってきたので、ここへきてついに有料ソフトを購入するべきなのか……。噂によれば、組版したPDFがあれば良いというが、それをどうやって作れば良いのか判らない。諦めかけましたがダメ元で「OKグーグル!」と何度か唱え、たどり着いたのが、こちらのサイト。
どうです? 結構良い感じになってると思いません?
正直、精細な禁則処理とかは僕のスキルでは難しかったので、その辺はマジ勘弁って感じなんですが、なかなか良い感じの仕上がりになったのでは? と思っています。
ほぼ上記のサイトに書いてあることを忠実に実行しただけです(笑)。マジで超参考になりました。あと昨年11月の文フリにお邪魔したときに購入した書籍も色々と参考にさせていただきました。カバーはプリンパ、本自体はちょ古っ都製本工房に発注しました。
あと、アンプラグド特典として、数量限定ではありますが、小冊子『過ぎ行く日々のレイテンシィ』が付きます。
これも上記のTATEditorで作りました。印刷はセブンのコピー機です。
内容は、作中に出てくる映画などのレビュー的なものです。本編の主人公が書いたレビューなので、王木亡一朗の見解とは異なる部分があります。作中に出ているものの、タイトルが明記されてない作品もあったりしますが、一応、言及した作品はレビューしてます。会話の最中に主人公が少しだけ思い出した『レインマン』は入ってないですが。
あと、だめ押しで王木レディオステッカーも付きます。余ってるので(笑)
嘘です。欲しいでしょ?
こんな感じのセット内容でなんと900円。送料はBOOTHあんしんパック(匿名配送)で、370円です。
わりとたくさん刷ったので、知り合いは全員買いましょうね! 会ったことある人はもちろん、ツイッターで一回以上やりとりしたことがある人、あとは王木レディオを5秒以上聞いたことがある人は全員買いましょう。なんかあれでしょ? よくわかんないけど全員10万円もらえるんでしょ? 買えるじゃん! やった! もちろん知り合いじゃなくても大歓迎です。
(これだけ書いときゃみんな買うだろう。良かった、捌けそうだ)
スクロールしなくても買えるように、もう一回リンク貼っときますね。いやー、東新潟自動車学校ばりの親切設計だ。(ローカルネタ)
ということで、よろしくお願いします。
Nirvana - All Apologies (MTV Unplugged)
全員買いましょうのくだりは、もちろんジョークですので。
いや、買ってもらっても良いんですけどね。