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王木レディオの臨時ニュース

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 まぁ、そのぉ……w 臨時ニュースというほどではないのですが、3/22に予定していた、#21 王木レディオ「永遠」ですが、急遽、お休みさせていただき、翌日に「臨時レディオ」をお送りしました。


#20.5 王木レディオ「臨時レディオ」

 

 というわけで、あまりこういうことを大っぴらに話す趣味はないつもりなんですけれど、第一子が無事に生まれました。王木レディオの日と被ったので、お休みしたことのお詫びと説明も兼ねて、ご報告としました。ツイッターの方でも、お祝いの言葉をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。王木パパ一朗です。

 第十回のとき以来の弾き語り回になる予定でしたが、そのときに新調したリバーブ(エコー)も、意外と(?)役に立ち、すでに元を取った気でいますw

 

 思えば、三年前に出した「Our Numbered Days」を去年の四月から、なんとなく再連載をして、自分で読み返しているうちに、続編というか後日談的な物語を書いても良いのかなぁ、なんて思って書いている矢先に、奥様の妊娠が判り、こういう巡り合わせもあるものだなぁ、なんて思いました。

「Our Numbered Days(アワナン)」は、もしかしたら私小説みたいに捉えてもらっているかもしれませんが、実際は、そうでもなくて、いや、そうでもないというか、やっぱり小説だし、いろいろなコンセプトの上で書いた作品で(テレビドラマ風にしよう、とか)、全然私小説じゃないんですけど、それでも「全く思ってもいないこと」は書けないわけで、強いて言うなら(そして僕の大好きな(!)燃え殻さんの言葉を借りるならw)、「自分の過去に希望を足した」みたいな、そんな感じで、でもそれだけじゃなくて、言うなれば「まだ訪れる前の未来への祈り」みたいなものもあったりして。この小説の主人公と僕のシンクロ率(?)も、元バンドマンであることを含めても15%以下だし、というより、益一郎は良いヤツで、僕はもっと性格が悪いし(笑)。

 けれどまぁ、本当に良かったなぁ、というのが今の感想です。

 本当にタイミングが良くて、立ち会い出産も出来たんですけど、神秘的とかそういうのではなく、でもなんかこう、生まれてきた瞬間を見れたっていうのは、グッと来るものがあって、平たく言えば「感動」ということなんでしょうけれど、今まで味わってきた、どの種類の感動の延長線上にもない、未知のものでした。

 生まれた後、少し経ってからお昼ご飯を食べに外に出たんですけど、すれ違う人たち全員に、「ねぇ、人がどうやって生まれてくるか知ってる? 僕は知ってるよ!」とウザ絡みしたい衝動に駆られました(笑)。「きみも、君も、キミも! こうやって生まれてきたんだぜ!」的な(笑)。程度の低いベンジーというか(笑)。いや、ベンジーに失礼か。この歳になって、まだ名前のない、知らなかった感情ってあるんだなぁ、と言葉にすると野暮なんですけど、そんなことを思いました。


Blankey Jet City 赤いタンバリン

 

 

 ちなみに、この小説は設定と一部の登場人物の名前をサ○エさんからお借りしているのですが、三姉妹+1人の名前(くおん、ことは、りの、かなで)は、極上○徒会からお借りしています。なんでかって? いや、まぁ、そのぉ、なんとなく……。

Our Numbered Days

Our Numbered Days