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定額制

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 明日で二月も終わりですね。2017年も六分の一が終了です。あっという間ですね。そしてあと一ヶ月で新年度です。年の変わり目が二回ある、というのが子供の頃から不思議でした。どうして、一月一日から変わらないのでしょう?

 そんなことはどうでも良いのですが、早く暖かくなってほしいものです。僕は幸い花粉症とかではないので、春は大好きです。ちょっと涼やかで多少動いていると汗ばんでくるくらいが丁度良い。なにをするにも快適ですし、冷暖房費がかからないのも魅力的です。常夏ではなくても良いから常春の国があれば、移住したい(笑)。ないのかな。

 短編の一つを3000文字ほど書きました。久しぶりに時間が取れましたね。書き始めればある程度まとまってかけるのですが、それまでのウダウダが長い(笑)。集中するまで時間がかかってしまうのですね。そういうときは、15分タイマーを使います。最近は急かされている気がして、あえて使っていなかったのですが、今日は久々にやってみました。良い感じに集中力を発揮できたかと。ツールを上手く使いながら、自分をコントロールしたいですね。

 Apple Musicという定額聴き放題サービスに加入しているのですが、これが思いの外、使い勝手が良いのです。初めはこの手の定額サービスに対しては懐疑的だったのですが、よくよく考えてみるとApple Music加入前に比べて、加入後の方が、『音楽』に対して払う金額が多いことに気がついたのです。僕も数年前までは、CDやDVDを買ったり、レンタルCDを利用したりと、それなりに音楽にお金を使っていたのですが、ここ一、二年は正直に言って、あまりCDを買っていませんでした。買っても1、2枚です。音楽自体を聞かなくなったわけではありませんが、今までに溜めた分を繰り返し聞くだけで、事足りていると思っていて、新しい音楽にはあまり手を出していませんでした。忙しくなってレンタルに行く時間もあまりありません(作れば良いのでしょうが)。

 Apple Musicは月額980円ですから、一年で11,760円なので、全盛期の頃よりは落ちるけれども、少なくとも最近よりは『音楽』にお金を使っていることになります。それにアルバム四枚以上聴けば、充分に元は取れる計算です(アルバムを一枚3000円とした場合。輸入盤やリイシューなどはその半額くらい)。

 CDが売れなくなった、と言われる昨今ですが、そもそも今までがバブルだったのでしょう。CDに月何千何万円も使っている人というのは、全体から見れば、ごくごく少数です。定額制ならば、気軽に未知のバンドやアーティストの曲も聞けますし、なんなら気に入ったらCDが欲しくなります。

 本はどうでしょうか。まだまだ電子書籍自体があまり普及しているとは言えないでしょうが、月に一冊以上読む人って、少数ではないでしょうか。ましてや千円以上使う人は、さらに少ないものと思われます。僕みたいな本好きには想像も出来ませんが(やや大げさかな)。

 本もCDも、誰も買わなくなるよりかは、定額制でも気軽に利用してもらった方が、全体としては良いような気がします。もちろん、手放しで賛成しているわけではありません。音楽や文芸の価値が下がってしまう、という懸念の声もあります。同時に、今までが適正な価値だったのか、という疑問も浮かびますが。

 以上のことから(?)、自著をいくつかアマゾンの読み放題サービス対象にしてみました。今書いている短編集も、おそらく対象にすると思います。ただ一つ嫌なのは、読み放題対象にするには、アマゾン独占にしないといけないというところ。その代わりページ単価は約0.5円と、音楽の定額制よりかはべらぼうに高いですけれどね。音楽の場合は一曲一再生あたり、約0.16円だそうです。一曲レコーディングするコストを考えると、利用者としては申し訳なく感じますが、でも気に入った曲は何回も聴きますからね。それこそ100回とか。本の場合は、二、三回読み返すのが精々でしょう。気に入った本でも十回以上は、そうそうないですね。漫画はあるな。

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