Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.6
さあ、今週も。
Our Numbered Days第6話「Killer Cars」公開です。
今回は、世界で最も実験精神に溢れるバンドの一つ、などと言われているイギリスのバンド、RADIOHEAD(レディオヘッド)のナンバーです。もともとは、セカンドアルバム「THE BENDS」の国内盤ボーナストラックとして収録されていた曲ですが、最近リリースされたデラックス・エディションにも収録されているようです。
Radiohead/The Bends - Killer Cars
1992年にデビューした彼らは、当初は言うなれば「ただのギターバンド」で、第1話の時に紹介したニルヴァーナを始めとするアメリカのグランジに対する、イギリスからの回答、などと言われていました(誰だ!? こんなセンスのないこと言っていたのは!?)。シングル「Creep」がアメリカで猛烈にエアプレイ(死語かな?)され、あれよあれよと言う間に大ヒット。しかもこの曲、歌詞に「Fuckin'」が入ってるため、本国では放送禁止(自粛?)扱いでした。(MTV偉い)
歌詞といえば、この曲は、いわゆる自己嫌悪ソングで、例えばサビなんかこんな感じ。
オレは嫌な奴なんだ
オレは不快な奴だ
オレは一体ここで何をしてるんだ?
ここはオレの居場所じゃないのに
なんだか、どこかの誰かを彷彿とさせますね(笑)。
さてさて、そんなレディオヘッドですが、ボーカルのトム・ヨークは昔、車で事故って生死の境を彷徨ったらしいです。その恨みつらみが詰まったのが、この「Killer Cars」なんですね。ちなみにサードアルバムの一曲目は「Airbag」という曲で、「エアバッグが僕の命を救った〜」というエアバッグ賛歌です。(違う)
「今日死ぬかもしれない・・」そう思わない奴がみんな死んでる。車は楽しいだけのモンじゃねェし、ましてやただのアシでもねェ。100馬力のファミリー カーも800馬力の怪物マシンも、公道を走る以上すべて凶器だ - 北見
— 湾岸ミッドナイトbot (@wan_night_bot) 2014年12月13日
まぁ、北見のおっちゃんもこう言ってますし。安全運転でいきましょう〜。
連載も佳境に入ってきました。案外、出来るもんだな〜、と余裕ぶりつつ、減っていくストックに戦々恐々です。戦いています。
次回の更新は3/4! 時間は22時ごろを予定しております。
震えて、待て〜!
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Radiohead - Airbag (Radiohead Live in Praha)
(内輪ネタ、怒られないかな〜、と俺が震えている)