Our Numbered Days:今週のライナーノーツvol.5
さて、今週も。
Our Numbererd Days第5話「Further Complications」公開です。
じゃじゃーん! 今回は、ジャーヴィス・コッカーさんでーす!
作中にも名前は出ていましたが、こういう人です。主人公の益一郎くんが似たようなメガネをかけているという設定ですね(?)。
パルプというバンドのボーカルだった人で、『コモン・ピープル』という曲でブレイクした、90年代のブリット・ポップブームを代表する人の一人です。
パルプは長い長い下積み時代を経験したバンドで、デビューから10年してようやく日の目をみました。ジャーヴィスのウィットに富んだ歌詞は、vol.3で取り上げたアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーも影響を受けているらしいです。
バンド自体はブリットポップブームの終焉とともに、失速していくのですが、充電期間を経て、ジャーヴィスはソロデビューします。今回の曲は、そんな彼のセカンドアルバムから。
ブームというのは、昔から、やって来ては過ぎ去っていくものですが、時代をリードしていたはずが、いつの間にか翻弄されているというのは、なんとも皮肉なものです(適当)。当時の喧騒を振り返った「リヴ・フォーエヴァー」というドキュメンタリー映画があるのですが、いろいろと面白いですよ。クール・ブリタニア!
日本でも、バンドブームとか渋谷系ブームなどありましたね。ビートロックなんていう今となってはどんな音楽を指しているのか全然判らない言葉もありましたね。
今回は「further(ファーザー)」と「father(ファーザー)」をかけた親父登場回だったのですが、如何だったでしょうか。え? ダジャレですよ。いや、クール・ブリタニアだって、ルール・ブリタニアとかけたダジャレですよ? ついでに言えばクール・ジャパンだってギャグみたいなもんでしょ? ん?
さて、連載も第5話がおわりました。全十回ですので、折り返し地点です。
そわそわしてきますね。しない?
次回の更新は2/26の予定です! 時間は22時ごろを予定しております。
震
え
て
待
て
!
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(インディ文芸ブームとか来ないかな〜、と俺が震え(貧乏ゆすり)ている)