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イケメン疑惑。

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 少し前から、王木亡一朗はイケメン、なる言葉を頂くようになりました。まぁ、僕自身も「イケてなくはない」くらいには思ってるのですが(おい)、えっと(笑)、若干の照れというか抵抗は無きにしも非ずですが、ありがたいことです。

 とはいえ、実際にお会いしたことがあるのって、電子書籍界隈(?)だと、2014年末に行われた電子雑誌サミットでお会いした澤俊之さんと、ちらっとだけご挨拶させて頂いた、日本独立作家同盟の鷹野凌さんだけなので、外見のことではなく、僕が書いている小説とかブログの文章で、そう思って頂いているのだと思うので、それはそれはありがたいです。

 

 イケメンといえば、森先生のご著書「幻惑の死と使徒」に、こんな場面があります。

 主人公の一人である西之園萌絵という女子大生が、とある現場で出しゃばって八面六臂の活躍するのですが、後日新聞に「美人刑事大活躍!」みたいな見出しとともに記事を書かれてしまいます。それを見た別の登場人物が「男だと、美男刑事って書かないくせに、女だと余計なことを書くわけだ。まだまだ、日本の社会は幼稚だってこと」と仰います。(新聞じゃなくて週刊誌だったかな)

 97年の作品です。現代だと、状況にもよりますが「イケメン刑事」とかって、マスコミは書きそうですよね。余計なことなのかどうかは判りませんが、20年近く経った今、当時より日本の社会は幼稚ではなくなったでしょうか。成熟したでしょうか。

 成熟とはなんでしょうか。判りませんが、「品」や「モラル」のことなのかもな、と少しだけ思います。

 話はそれますが、「最近のテレビは規制ばっかりでつまらない」という言葉を聞きます。いわく、「昔のテレビは確かに下品だったけれど、面白かった」と。テレビの面白さ、というのも僕にはハッキリとは判りません。今と比べて昔のテレビは面白かったと言われれば、僕もそんな気はしますが、規制が強くなって昨今のテレビが「上品」になったかと言われれば、まぁ、そうではないでしょうし。

 僕の書いた小説の主人公や登場人物たちが、「イケメン」とか「良いヤツ」と思われるのは、もちろんそう思ってもらえるように書いているので、とても嬉しいです。外見的なイケメン描写はあまりしていないハズですが、意識しているのは上記の「品」や「モラル」だったりします。

 この「品」や「モラル」という言葉も扱い辛いですね。これは「常識」とか「道徳」とは、ちょっと違って「矜持」というか、他人に依存しない判断というか。「自分ルール」だと、ちょっと軽くなりすぎますが。

 でも、モラルに囚われすぎるのも、よくないと思います。自分の周りをモラルに囲まれて、身動きが取れなくなってしまうかもしれませんね。まさに、「in モラル」状態というか。俺 in モラル。イエー! インモラル!(台無しだよ)

 

 えーっと、宣伝です(笑)。1/22より、連載小説を始めます。

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「Our Numbered Days(アワ・ナンバード・デイズ)」

ひょんなことから、奥さんの家族と同居することになった元バンドマン。
孤独だった彼の新しい家族との悲喜こもごも!
みんなで暮らすのは楽しいけれど、この家族、やっぱりちょっと変!?

2016年! 王木亡一朗のネオ家族小説!

  勢いで書きました。新年早々バンドマンが色々と話題ですが、お楽しみいただけると幸いです。毎週金曜日更新で、媒体はnoteを使います。 ランディングページも近日公開します。(多分)

note.mu

 連載、止まらないように頑張ります! 震えて待てーーーーーッ!

 

 

(俺が震えている)

 

 

 

幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC S&M

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四季【全4冊合本版】

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