秋の夜長 リバイバル「最愛」
秋の夜長 第八夜「最愛」
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
お姉ちゃんが不倫しているのは会社の上司ってわけではないんだけれど、年上の同僚で、奥さんも子供もいる三十八歳だ。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
きっかけは忘年会だか新年会だかの帰り道に送ってもらうつもりが、そのまま二人で別の店へ飲みに行って……、みたいなよくあるつまらない始まりなんだけれど、
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
お姉ちゃんは世間擦れというか常識とか、あんまり気にしないで自分ルールで生きる人だったし、相手の人も、お姉ちゃんのそうゆうところを気に入ったらしく、それなりに上手くいってたんだけれど、ある時、デート先で些細なことで喧嘩しちゃって、
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
その後の気まずい沈黙を打破しようと相手の人が話し始めたのが、子供の話で、
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
なんでも下の子は、お父さんは眼鏡をかけると目を覚ますと思っているらしく(その人は眼鏡をかけていて、ベッドから出る時にすぐ眼鏡をかけるそうだ)、日曜日とか寝ていると、起きてよ〜、と言わんばかりに、眼鏡を顔にかけてくるらしい。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
まぁ、喧嘩の後の沈黙とかって、やっぱり気まずいから、ちょっと和やかなムードになりそうな話をしようっていうのはわかるんだけど、よりによって不倫相手に、そういう話しちゃうのって、どうよ〜? と私は思ったんだけど、
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
そこはやっぱりお姉ちゃんというか、あの人ほんと変人だから、その話を聞いて、子供が欲しくなったらしい。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
うん。でも、ここまでは、まぁ、良い。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
けれど、子供が欲しいといっても欲しくなったのは、その不倫相手の下の子(女の子)で、自分で生んでも、その子と同じ子は生まれて来ないし、痛いのは嫌だし、普遍的な意味での『子供が欲しい』という感情じゃなくて、
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
あくまで、相手の下の子が欲しいという欲望なのだ。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
我が姉ながら狂っている。もう、変人とか世間知らずとか、そう言う領域を越えて、完全に気が違ってらっしゃる。え? 何? その欲望?
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
私も小学生の時に、同級生の家に遊びに行ったら、スコティッシュフォールドの子猫がいて、すっごく可愛くて、持って帰って自分で飼いたいって思ったことはあるけれど、そうゆうレベルの話じゃない。なんたって人一人なのだ。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
でも何故か、あれよあれよという間に、相手の離婚とお姉ちゃんとの再婚話が進んでいく。お姉ちゃん凄いな。略奪愛じゃん。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
臆することもなく事情を話していたお姉ちゃんだから、はじめのうちはお父さんもお母さんも反対はしていたのだけれど、お姉ちゃんも二十九歳だし、このまま結婚も孫の顔も見れないよりかは……、って気に二人ともなってきて、いつの間にか応援ムード。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
っていうか、おまえは結婚しないのかって私にまで飛び火。カンベンしてよ〜。てか、良いの? 不倫だよ?その末の再婚だよ?しかも動機が相手の子供が欲しいっていう欲望だよ?と思っていたけれど、私の理解が追いつかないスピードで、本当に再婚してしまう。うぅ、おそロシア。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
さすがに式はあげなかったけれど、私の両親も娘が結婚して孫が出来たって喜んでいるし、向こうの両親も凄く喜んでいる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
この人たち大丈夫なのかなって、心配になるけれど、水を差すようなことは言えない。だって、みんな本当に幸せそうなんだもん。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
でも気になるのは子供たちの気持ちで、こうやって大人の事情みたいなものに振り回されて、ちょっとかわいそう、とも思ったのだけれど、その子供たちも凄くお姉ちゃんに懐いていて、あれ?こんなもん?こんなに何もかも上手くいって大丈夫なのかな?と心配になる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
Facebookに写真とかも上げちゃう。毎日毎日ホイップクリームがたっぷりのったふわふわのシフォンケーキだとか、十段重ねのパンケーキ、特盛りのパフェなんかを前に満面の笑みでピースしている。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
お姉ちゃんは甘やかすってレベルでは済まないくらい溺愛していて、私はなんか心配になる。ちゃんと厳しいこととか言えてるのかな。躾っていうか、そういう教育も大事なんじゃない?
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
ある日、お姉ちゃんが、同窓会に行きたいけど……、みたいなこと言い出したので、一日くらいならウチで面倒見るよ、とお母さんが言う。ダイキくんとレンカちゃんがウチにくる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
面倒見るとか言ったくせに、お母さんは町内の集まりに出かけちゃって、私が一人で見ることに。すぐ帰るから〜、とお母さんが出て行ったあと、私は二人と適当に遊ぶ。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
レンカちゃんは私がすぐに使わなくなったダイエット用のバランスボールが気に入ったようで、バンバンとバウンドさせながら大はしゃぎ。ちょっと危ないかな、とも思うけれど、レンカちゃんは「これほしー!キャハハ! 」とご機嫌な様子なので、まぁいいかと思う。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
というか、凄く可愛い。うーん、確かにこれは欲しくなっちゃうかも。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
トイレに行ってリビングに戻ると、案の定、花瓶が割れている。やっちゃったか、まぁ、ちゃんと注意しなかった私も悪いよな、とレンカちゃんを見ると、部屋の隅に座ってぶるぶる震えている。あれ?と思って近くに行くと、オシッコを漏らしていた。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
確かにリビングに入って割れている花瓶を見た瞬間に「あーっ」くらいは言ったと思う。ビックリしたから、それなりに大きな声も出た。でも、怒るとかそういうんじゃないし、別に叱ろうとする素振りも見せたつもりはない。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) October 20, 2015
なのに、こんなにも怯えている。声に出してないけれど、目からは大粒の涙がボロボロこぼれている。無表情なんだけど、声を必死に堪えている感じで、ボロボロと涙だけ流している。その様子はなんか異常で、え?子供ってこんな泣き方するんだっけ?って感じになる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「ごめんなさい。怒らないで」とダイキくんが言う。この世の終わりみたいな顔をしている。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) October 20, 2015
「怒らないよ。でも、破片が危ないからじっとしててね。片付けちゃうから。それから着替えよう?」私がそう言うと、ダイキくんは、少しだけ緊張が解けたような顔になり、レンカちゃんのところへ行って、頭を撫でていた。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
うーん、最近の子供ってこんな感じなのかな。私のお母さんも怒ると怖かったけれど、うーん……。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
また別の日。私とお姉ちゃんと子供二人で、駅前にあるデパートに行く。買い物を済ませたあと、レンカちゃんが「お姫様のゲームがやりたい」と言い出す。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「なにそれ?」私はきく。
「日曜の朝にやってるアニメのゲーム。おもしろのよ」とお姉ちゃんもノリノリで、五階にあるビックカメラのおもちゃ売り場に向かう。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
前の子が終るのを待って、お金を入れる。ダイキくんは男の子だから当たり前だけど、つまらなそうだ。
「ぼく、あっちみててもいい?」とプラモデル売り場を指差す。
「うん。でも、このお店から出たらダメだよ」
「わかった」
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レンカちゃんは「キャハハ!」と嬌声を上げながらゲームに熱中している。お姉ちゃんも後ろで「わー、レンカ、今だよ!今!このタイミング!」と熱中している。親子揃って楽しそうだなー、と思うけれど、じゃんじゃん連コインするので、ちょっと、と思う。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「ねえ、順番待ちいないからって、やり過ぎじゃない?」私は言う。
「いいの。だって私も楽しいし」
「えー。お姉ちゃん、子供はペットじゃないんだよ?」
「わかってるよ。でも可愛いんだもん。ホント天使」
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
親バカならぬバカ親かー、と呆れるけれど、目の前の光景が、本当に幸せそうなので、まぁ、いいかとまた思う。でも、だからこそ、この前のレンカちゃんの怯えっぷりが気になるけれど。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
ひとしきり遊び終えて、お昼はどこで食べようかねー、なんて話していると、目の前に一人の女性が現れる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「キョーコちゃん……」とレンカちゃんが言い、ぶるぶると震えだす。あ、あのときの震え方だ。
「えっと、この方は……」とお姉ちゃんの方を見ると、ちょー険しい顔。え?何?誰?
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「レンカ〜。久しぶりだね〜」とその女の人が言う。
「あの、何の用ですか」お姉ちゃんが前に出る。
「ううん。あなたには用は無いの。レンカ、キョーコちゃんとお昼ご飯食べにいきましょう?」
「あの、やめてください」
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
あ、思い出した。キョーコさん! 前の奥さんだ! レンカちゃんの生みの親! え、何コレ?修羅場!? シュラッヴァ!?
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「なに? なんなの? レンカは私の子です。私が産んだんです!」とキョーコさんはお姉ちゃんを突き飛ばす。「ほら、レンカ。行くわよ」とレンカちゃんを抱きかかえようとする。
「いや〜! お母さーん!」とレンカちゃんが泣く。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「アンタ!!!何がお母さんよ!!!あなたのお母さんは私でしょ!!!レンカーーーッ!」とキョーコさんが叫ぶ。鼓膜が破れそうなくらいの絶叫で、私の心拍数はグンと上がる。こ、怖ぇー!
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お姉ちゃんがレンカちゃんを奪い返す。騒ぎを聞きつつけたダイキくんも戻ってくる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「なんなの!!!邪魔しないで!!!レンカ!!!こっちに来なさい!!!」
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レンカちゃんはまたあの泣き方をしている。声も出さず涙だけをボロボロと流して。ダイキくんが間に入って、とうせんぼみたいにしている。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「ダイキ!!!どういうつもりなの!!!」キョーコさんがまた絶叫する。
ダイキくんは膝をガタガタ震わせながらも、通せんぼする。よく見るとオシッコを漏らしている。というか私もキョーコさんの迫力に圧倒されてオシッコを漏らす。いや、大人でも失禁するって、これ。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「返して!!!!!私の子供を返して!!!!!」キョーコさんの絶叫は続く。
「やめてください!」お姉ちゃんは私にレンカちゃんを預け、キョーコさんの前に立ちはだかる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「この子たちは私の子です!」
「あんたが産んだわけじゃないでしょ!!!!!」
「いいえ!私が産みました!」
「ハァ!?」
「私が産んだんです!精神的に!」
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「お前!!!なに言ってんだ!!!ふざけんな!!!人のモノ盗みやがって!!!」
キョーコさんがお姉ちゃんに掴み掛かろうとして、寸でのところで警備員に取り押さえられる。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「返せ!!!泥棒!!!死ね!!!!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!」と床に押さえつけられても、キョーコさんの絶叫は止まらない。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「その子たちはね!ダメな子なの!!!私が教育しないといけないの!!!!!アンタには無理!!!!私がッ!!!!!!私がーーーーーーッ!!!!!アァーーーーーッ!!!!」
キョーコさんはそのまま警備員に連れて行かれる。警察も来て、事情をきかれたあと、帰宅する。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
あぁ、もうホント何これ?怖いよ〜。パンツもビショビショだし……。
家に帰って着替えてから、お姉ちゃんに色々と事情をきく。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
今では普通に話しているけれど、ダイキくんは平均より話すのが遅かったらしい。その頃から、キョーコさんは子供たちに異常ともいえるほど厳しい躾をしていたようだ。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
叱れば泣くのなんて当たり前のことだけれど、それも「弱い」と言ってなじり、失禁すればそれをあげつらったという。そうか、だからレンカちゃんはあんな泣き方なんだ。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
「だからね、甘やかし過ぎかもしれないけれど、楽しい思いもちゃんとさせてあげたいの。今までのことを思えば、過剰ってことはないと思う」とお姉ちゃんは言う。うん、そうだよね。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
でも私には、キョーコさんのあの姿が、少し哀れに見えた。強い言葉で絶叫していたけれど、なんていうか本当の部分みたいなところは弱々しく、謝っているようにも見えた。必死に「ごめんなさいごめんなさい」って、心とは裏腹の言葉を吐き出しているようにも見えた。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
そのことをお姉ちゃんにいうと、「なにそれ? 竹中直人の『笑いながら怒る人』みたいってこと?」などと言う。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
ちーがーうーよー!
むしろ、それとは思いっきり遠いよ〜。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
と、思いながらも、我が姉のトンチンカンなところを、少し羨ましくも思うのでした。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
おわり。
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— 王木 亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2015, 10月 20
秋の夜長: (What's the Story)Autumnal Nights? (ライトスタッフ!)
- 作者: 王木亡一朗
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