秋の夜長「これまでのおさらい」&お知らせ
夏の終わりに「夏の魔物」という短編集を出しました。それの応援企画としてTwitterに掌編小説を投稿する、題して「秋の夜長」。なんだかんだで、これまで十二回お送りしてきました。
やり方としては、事前に書いたものを投稿するだけ、というシンプルなものですが、一部を除いてほとんどは、ほぼ「書いて出し」ですし、また投稿する際も、どこで区切るのか、というところにも一応気を遣っています。ハッシュタグがあるので最大で129文字という制限の中で物語を綴っていくというのは、新鮮な経験でした。
小心者なので、投稿する直前にも読み直しています。誤字脱字がないか、とか(あるけど)。あと、センテンスが長すぎると文字数オーバーになってしまうので、分けるのか削るのか、という葛藤も水面下で行われています(笑)。そんなことをしているので、大体、10分で1000字くらいのペースでの投稿になります。バラツキがありますが3000字なら30分くらいで、5000字を越えると小一時間かかります。
これは、本で読むペースに比べると、人によっては結構遅いと思います。ただ、その分「語り」に近くなっていくので、「物を語る」という行為としては、アリなのかなー、とも思いました。
まぁ、前置きはこのくらいにして。
↓まとめです。
ouki-bouichirou.hatenablog.com
第一夜「灯せ、キャンドル」は、広末涼子さんに、おんぶに抱っこというかw、もうそれだけですね。個人的には、宮﨑あおいさんの結婚はショックでした……。え?w
第三夜「オープンハウス」は、織田裕二さんがCMに出演されているオープンハウスさんのTwitterに補足されたりしました。タイトルがまんまなので当たり前といえば当たり前ですが。ここら辺までは、方向性を模索している感じですかね。
雲行きが怪しくなってきたのが、第四夜「円満」でしょうかw。これ以降、家族っぽいものがテーマになっていくことが多くなります。これ、改めて読んでみても語り部の男は酷いヤツですよね〜。
第六夜「ライク ア ローリングストーン」は、もともとKDP名鑑というサイトに寄稿したものを少しだけ修正しました。Twitterの特性を活かして(?)、ディランの曲が流れる場面でYouTubeのリンクを挿入したのですが。タイトルの元ネタです。
第七夜「ムナクソワル夫」は、偶然見つけたメモ帳に「ムナクソワル美ちゃん 蟹」と書かれていて、売れない地下アイドルの女の子が悪い男に騙されて無茶苦茶にされる、というお話を考えたのですけれど、結末が思い浮かばなくてボツにしました。代わりのキャラクターが、なぜエセ関西弁の男になったのか自分でも不明ですが、このエイヒコは、結構気に入ってたりします。
宇多田ヒカルさんは関係ありません。あんまり薔薇とか百合とか詳しくないのですが、書いてみました。でもほとんど読んだことなくて、強いて言うならケイティ・ペリーくらい? 歌じゃん、っていうね。
第十一夜「Wait a minute」は、第一夜と同じく、木村拓哉さんありきというかなんというか……。「秋の夜長」は、結構芸能人の方をガジェット(?)として使い過ぎた感はありますかね……。広末涼子さん、松重豊さん、竹中直人さん、木村拓哉さん。あ、でも四名か。ロンバケとか当時小5で色々意味が判らなくて、再放送で見て色々納得したりしていました。
そんなわけで、秋の夜長 最終夜「秋の夜長」は11/20(金)の23時ごろからの予定です!