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体液、気持ち悪い。

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 さて、昨日貼った動画(ワイドナショー)にも出演されていた社会学者の古市憲寿さん。

 僕が彼のことを知ったのは、彼のデビュー作「絶望の国の幸福な若者たち」が話題になっていたからだ。まだ読んでいませんが(読みます!)。たしか、スプツニ子さんのリツイートで知ったんだったかなぁ。例によって、何かの案件で炎上(笑)していたときだと思う。

 本はまだ読んでいないが、ときおりネット記事のインタビューを読むことはあった。細かい点はいちいち憶えていないが(おい)、さすがに学者さんだけあって、理路整然と意見を述べられていた。それこそ科学的に。

 そんな彼だが、「ワイドナショー」で時々いじられる。まぁ、発言も平均的な人たちが聞けば「ん?」となる内容のもの多いので、ある程度は仕方がないのかもしれない。

「主食はチョコレート」「妹の子供を抱いたが猫と変わらない」などなど(子供の件に関しては、ただ抱っこしただけで、おむつを替えたりなどの世話、子育ての苦労などを味わっておらず、「楽しい側面」しか経験していない、という意味だと思われるが)。

 その中でも決まっていじられるのが、このブログのタイトルの「体液、気持ち悪い」だ。

 古市さん曰く、女性にも恋愛にも興味があるが、人間の体液全般が気持ち悪いので、プラトニックな関係のまま先に進まず長続きしないそうだ。

 まぁ、言わんとしていることは判らなくもないが、わざわざ「体液」などと強調するから、気持ち悪いのであって、別にそんなに気にしなくて良いのでは? と余計なことを思ってしまう。

 番組では、こういった彼の発言や態度を総じて「草食系ってことなんでしょうかねぇ」ということにして、締めている(ような気がする)。

「草食系」ということで、思考停止的に話がまとめられてしまうのを、不本意ながら流している彼を、可笑しく観ている。社会学者である彼も、「いや、違うんだよ」と言いたい場面もあるだろう。

 また、彼は1985年生れで、僕と同い年なのだ。彼は一月生れなので、学年は一つうえになるが。彼が、松っちゃんや長嶋一茂さん、乙武さんなどなどと論戦(?)をかわしているのを見ると、なんとも言えない気持ちになり、それがまた可笑しい。

 ただ、彼が番組で主張していることは(体液の件以外は)、僕自身の意見と結構近いし、僕の中でモヤッとしていることも、的確に言葉にしていることもある。

 なので、やっぱり彼の本を読もう、と思う。

 この前、書店で見かけたのに買わなかったのは、ハードカバーだったからだ。

 僕は文庫の方が好きだ(ポータブルだから)。だから、デカい本はなぁ……、と思っていたらKindleであった。

絶望の国の幸福な若者たち

絶望の国の幸福な若者たち

 
だから日本はズレている(新潮新書)

だから日本はズレている(新潮新書)

 

  結局、今回は何が書きたかったのだろう(笑)。

 古市さん、面白いよねっていうだけです。

 今、ウォウォッ!(村八分先生)

 (意味なしジョーク!)

 

 追記

 古市憲寿さんのデビュー作は「希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想」でした。訂正します。(ご指摘に感謝)

希望難民ご一行様?ピースボートと「承認の共同体」幻想? 光文社新書