Category of Happiness

幸せのカテゴリー

イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー

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 if~もしも〜

 

 もしも俺がメタルギアソリッド作るなら、テレビ東京の倉庫に忍び込んで例のピカピカビデオを盗み出すミッションを入れる。最新のキレイなCGでも良いが、俺はMGS1の、あのポリゴンの感じが嫌いじゃない。画質なんて、どーでも良い。ゲームってか遊びってのは想像力が重要だ。諸先輩方は、初期ウィザードリィみたいなんでも、想像力でスペクタクルな冒険活劇をやっていたわけだ。ようは、どれだけイントゥできるかってこと。

 小説でもゲームでもアニメでもなんでも。それはフィクションだ。だから、たかだかフィクションにいちいち目くじらを立てんのはやめようぜ。

 誰にいってるかって? そうだなー。誰だろ? 作田学?

 俺が作田学氏を知ったのは、映画「スカイクロラ」にいちゃもんを付けていたからで、まぁ、確かに未成年に見える男と女が、スパスパスパスパ煙草を吸っている。加えて「タバコを吸わない上司は信用しない」なんて台詞なんかもあって、そりゃー、昨今の国際的な常識からみても「仕事と煙草は関係ありません!むしろ煙草を吸う人間の方が社会人として問題」なんだろうけど、あのシーン、あの台詞は、そういうことじゃないわけで。森博嗣の原作にもある台詞なわけだから、ちゃんと観て読めば、国際的な常識に捕われる必要がないことくらいわかる。

 森博嗣の話が出たから、ついでに書くと、この前地上波でドラマ化もされた「黒猫の三角」の主人公、瀬在丸紅子の台詞に、「遊びで殺すのが一番健全だぞ」っていう台詞がある。これも時期が時期なら、もしかしたら問題になっていたかもしれない。なんせ、その後に、未成年が遊びで中学生を殺した事件があったからな。ヤン・ウェンリーの台詞にも、「思想の為に殺すより、金の為に殺す方がマシ」的なのがあったけれど、あれは戦争だしな。ただ、どちらも、そもそも殺人てダメだよね、というスタンス(細かいニュアンスはあるけど)なので、事件とか事故とかあったからって、文句を言われる筋合いは無いと思う。個人的には。

 

 いや、別に文句は言っても良いのかもしれない。それは人それぞれの自由だ。女性型メイドロボットの絵だって、それ自体がどうこうってより、掲載媒体や、モノを言う人の立場、色んな事情があるんだろう。スプ子が、それに文句を言ってるのは俺は納得出来た。彼女の作品を知ってるし(生理マシーン、寿司ボーグとか)、MITの助教なので「あくまでスプ子としては、ちゃんとまともなこと言ってる」と思っていた。

 あくまで俺が気に食わないのは、どーしようもない現実に対して、どーにかしようとしている姿勢でモノ作ってんのに、「ただの現実」を描いただけで、アホな文句が飛んでくるところ。酒鬼薔薇もオウムもアルカイダも現実だ。脱法ハーブ握手会風営法放射能ダサいダンスダウンロード、全部全部現実なのだ。

 でも、知らないってのはある。人は基本皆無知だ。無知の知なのだ(?)。ただ、それだって「それは差別ですが知っていましたか?」と冷静に尋ねるだけで良いのでは? 言われた方は「知っています。その上で使っています」「知りませんでした。教えてくれてありがとう」これで良いのでは?

 ウンコチンコ小人なジャッカスですら、「パラマウントの思想・意見ではありません」的テロップ一発で済ましてるのによー。(済ましてるってのは言葉が悪いか。対応している)

 甘ちゃんな考えかもしれんが、創作している人間って、「誰かを傷つけてやろう」なんて思いながら作っているヤツは、全然いないと思う。ただ無知だったり、思慮が足りなかったり、バカだったり、運が悪かったりするだけだ。いかんせん、才能があるからといって、それらを持ち合わせていない場合もあるだろう。だからって、顔を真っ赤にして、あーだこーだと怒る必要はない。

 ギフトでバタフライナイフを貰ったから人を刺したとしても、ギフト自体が悪いわけではない。人なんか刺しちゃダメでしょって教えんの、そんなに難しいことなんかな?

 まあ、ようはさ、そういうので作者や掲載媒体、会社の度量ってのがわかるもんだ。

 この程度のものが載せられないの?っていう。それは人それぞれだ。守りたいもんを守れば良い。

 でも、創作する人間だったら、力の無い作品なんて作りたくない。きっと、みんなそうだ。ギリギリのもん作りたいって思ってるはず。だから自分のことは毎度のことながら棚上げにさせてもらうけれど、みんなギリギリのもん作ってくれよ。そーじゃなきゃ、つまんねーよ。

 だからもう、たかが娯楽に、めくじらを立てたりするのは、よそうじゃないか。

 

 あれー? 宣伝しようと思って書き始めたのに、こんな話になっちゃった(うっかり) テキトーに貼っておくので、適当にみてください。既刊kobo進行作戦、実施中です。

 

「BABY BLUE」

 水沢奏人は高校を卒業後、進学も就職もせずにフラフラとしていた。バンドも解散し、毎日を無為に過ごしていた彼は、そんな生活を恋人に詰られてしまう。 ひょんなことから陶芸家のアシスタントとしてバイトで雇われた彼は、そこで働くうちに、自分が見失いかけていたものに気付く。 音楽と生活と人生の青春小説。


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「LaLaLaLIFE」
 日々の暮らしは、何気ないようでいて、実際はもっと色々なことを思っているのだ。
(『生活のために働いてる』なんていうと、いわゆる意識高い系の人たちに、『仕事って、人生の多くの時間を割くもんだし、我慢して生活のために時 間を費やすなんて、すごく虚しいよ』みたいに顰蹙を買うけれど、そういう人たちが、『自己実現のため』とか『より良い人生のため』に働いてるってのも、 『人生=生活=LIFE』なんだから、そう変わらないんじゃないかな。『命を懸けて』なんていうけれど、誰だって命は一つしか無いし、生きているってこと が既に命懸けだ。だから、生活のため、人生のため、命のため、っていうのは、本当は殆ど同じ意味だ。——本文より)
 日々の生活や、そこからちょっとはみ出したエピソードにフォーカスを当てた連作短編です。


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COWBOY BEBOP SessionXX よせあつめブルース1/3 - YouTube

 

 全然関係無いけど、加勢大周(初代)は、蟹味噌が好きだけど蟹の身は嫌いだから、残すそうです。とんだぼっちゃん野郎だ!(本当に無関係だな)

 そして俺も無知の知のバカだ。