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Category of Happiness

幸せのカテゴリー

いーから皆電子雑誌とかKDPとかやってみろって。

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 もう本当にマジで、どーでも良いことなんだけど、俺には「純文学」ってのが判らん。なんだ「純」ってのは? 純粋な文学ってことなんだろうけど、じゃあ、ただ「文学」としたときには、純粋さがないってことか? どーなんだ、そこらへん。

 あと判らんのは「本格ミステリ」の「本格」だ。ようは本格的じゃないミステリってのが、あることになる。ミステリの「本格」ってなんだ? トリック? 密室? 暗号? 死体の入れ替え? アリバイ? 

 トリックなんてもの、突き詰めればパズルみたいなもんだろ? じゃあ何で殺人事件が起こるんだよ?ってのはきっと、物語のモチベーションってとこか?

 まぁ、長い歴史ん中で、広がった特定ジャンルの、ちょっとトンがった一部ですよ、ということを言いたいんだろう。多分。

 よく判らんが、何かを持ち上げる為に、何かを貶めるような態度っての、俺は気に食わんけどな。

 よーするに、あれと同じだ。昨日までロックとかポップとか聴いてたヤツが、ある日突然、「俺はジャズに目覚めた」とか言って、今まで聴いていた音楽を、ちょっと下に見るような、思春期特有の自意識が起こさせる、いわゆる若気の至りってやつだ。

 若さってのはバカさで、罪だ。「若さは罪」みたいなことは、市ヶ谷で腹を切った小説家も言っていたが、俺もアラサーになって、そう思う(思わない)。え、どっちだって? まぁ、良いじゃんか(笑)。

 ただ、若さのバカさってのは、昨日まで聴いていたロックポップスの単純なコード進行を「カノン進行w」とか言ったり、プログレとかのテクに心酔してただの四拍子をバカにしたり、ジャズの威を借りて、ちょっと偉くなったつもりになる、「判ってる俺」的な、端から見たら、イタタタタタ……、ってなヤツだ。ま、その端から見て痛がってるのも含めてだけどな。

 だから、最初にも書いたけど、本当マジで、こんな「純文学」とか「本格ミステリ」とか、ましてやオリジナリティとか真新しさなんてもの、マジでどーでも良い。

 だから……、あ、「だから」が二回続いたけど、俺が言いたいのは、とにかく皆もっと書けってこと。(飛躍♡)書いて書いてどんどん発表しちまえば良い。みんな書くの遅くない? チャチャチャ、と書いて発表してしまえよ。ハードディスクの肥やしになってんのは勿体ない。別に俺もクソみたいな小説を読む気にはならないけど、クソはクソでも黄金のクソみたいな場合もある。だから(三回目)、どんどんKDPでもKWLでも何でもやってみろって。読むか読まないかは、読み手の問題だし。つーか、数百円のインディ作家が書いた小説なんて、最初の方だけ読んでつまらなかったら、もう読まなくたって良い。サササ、と読んで、はぁーん?と思ったら、ポイ。サササ、ポイ、サササ、ポイで良い。それでも最後まで読める小説ってのはあって、もしそういうのがあったら、メールなりTwitterなりで感想を言えば良い。もちろん俺の小説だって、そう読んでポイしてもらっても構わない。読んだけどつまらなくて、怒りのメールを送ってもらっても良い。まぁ、「叩きたくなる作品」ってのは、ある意味、書き手の勝ちなんだけどな。人生の貴重な時間を使って、わざわざ嫌いなもんの為に、キーボードをパシャパシャ打ってんだもの。そうさせたのは、その書き手だろ?

 ちょっと脱線したけど、よーするに読み手の問題なんて、はじめはそこまで気にしなくたって良い。とにかく書いて、出せ。KDPでもKWLでもなんでも。これやらないヤツって何が問題なんだろう? まぁ、はじめから偏見みたいなのを持って、そもそも関心がないとか、ソイツ自身の流儀とか拘りとか、そーいうので手を出さないって決めてるヤツもいるだろうけど、二の足踏んでるヤツってのは何に躓いてるんだろう?

 まさかepubが難しいとか? まぁ、判る。俺も最初はチンプンカンプンだったけど、数時間ググれば、簡単な方法も見つかるし、それこそ判るヤツに聞けば良い。まぁ、物書きってのは、引っ込み思案っていうか人見知りっていうか、そういうやつの典型だから、聞けないってのは、しょうがないかもな。だったら、ググれよ。簡単なレイアウト、というか小説なんてもの、細かいことを(とりあえず)気にしなきゃ、ちゃんとしたepubに出来る。二三年前ならまだしも、今なら「easy_epub」とか「でんでんコンバーター」ってのがある。あとは自分で調べてくれよ。つーかさ、仮にも、小説書こうっていう人間なら、そこそこの頭持ってるはずだろ? だったら絶対に判る。

 あとは何だ? 構成ならぬ校正か? 誤字脱字とか。そんなんもマジでどーでも良い。いや、無いにこしたことはないけど。でも、そんなんソフトの機能使うとか誰かにチェックしてもらうとか工夫のしようはある。そもそも誤字脱字なんてものはさ、それが誤字脱字だと判るんなら、大した問題じゃないんだよな。本当、無いにこしたことはないんだけど。でも、本当は誤字脱字なのに、読めちゃう方が問題でしょ? 意味変わっちゃうし。だから、単純な誤字脱字なんて、そこまで気にしなくても良い。出した後に、自分で見つけたり、誰かに指摘されたら、しれっと直して再アップロード。これが気楽に出来る。KDPとかKWLとかならね。

 だからみんなKDPにおいでよ、と俺は言いたい。いや、KDPじゃなくても良い。とにかくセルフパブリッシングの世界にさ。作品が少なすぎる。良い作品もクソみたないな作品も、圧倒的に少なすぎる。

 そんで何作か出したら、「群雛」みたいな電子雑誌に参加してみるのも良い。校正もしてくれるし。なんてったって、この一年間毎月ちゃんと出てる。参加するメリットってのもあって、自分が参加した号は、全部タダで読める。これもサササ、ポイで良い。遠くと近くを見るの良いかもしれない。もしかしたら、気の合う仲間も見つかるかもしれない。なーに大丈夫大丈夫。仲間が見つかったって、どうせ小説を書くって行為は孤独なんだから。大丈夫。その孤独は、ちゃんと保たれる。

 ちょうど俺も、群雛の最新号に参加したばかりだ。「サイクロプス」って短編を載せた。これは先月KDPで出した短編集「アワーミュージック」と、ちょっと関連があって……、って俺の宣伝はいーや。でも、気になったら読んでみてくれ。

 でもぶっちゃけ、どーでも良い。誰がKDPやろうと。書こうが書くまいが。ただ、俺は小説を書く。短編1000本でも長編100本でも。そんくらい書ききらなきゃ、自分に能力とか才能があるかなんて判らんし。まぁ、すでに俺のを読んで、「こいつ才能ねーなw」って思ってる人がいるかもしれんけど。それはそれで良いや。クソが(死ね!)

 セルフパブリッシングのこと書いてるのに、何故か音楽の例えが続いたけど、でも音楽とか映画とか小説とか、全部ほとんど同じだ。全部、メロディとか、リズム、ビート、光、影、ハレーション、なんでもある。同じだ。メディア、媒体が違うだけで、すべての創作は、その「向こう側にあるもの」ってのを見る(感じる)ためにある。オリジナリティとか真新しさってのも、そうだ。2000年代にヴェルヴェッツのまるパクリをやったって、60年代の音楽、サウンドには絶対に聴こえない。ストロークスがそうだったろ? あ、小説で例えろって? うーん、そうだな、夏目漱石のパクリをしても、明治の作品にはならない?かな? 森見登美彦? いや、この例えは自信ないな。なぜなら、あんまり読んでないから(笑) そもそもストロークスもヴェルヴェッツのパクリじゃないし。テレヴィジョン? いや、わからん!

 とにかく、純文学とか本格とかエンタメとか、どーでも良いけど、どうでも良くない。どーでも良くないから、とりあえず俺は「どーでも良い」ってことにしておく。

 まぁ、そーいうのはテキトーに誰かやってくれよ。KDPでもKWLでも。インディならではのさ、もうマジで凄い純文学とか本格ミステリとか。そーいうのが、セルフパブリッシングから出てきたら面白いじゃん。

 やっぱさー、人ってのは、無い物ねだりしていかないとね。

 

 

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか

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月刊群雛 (GunSu) 2015年 03月号 ? インディーズ作家を応援するマガジン ?

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