「他人のシュミを笑うな」のレビューを頂きました。
自作、「他人のシュミを笑うな」にとても素敵なレビューを頂きました。
Kindleで小説を出版している、広橋悠さんのサイトです。ありがとうございます。
これは偶然なのですが、僕も表紙のイラストに惹かれて、広橋さんの本をDLしていました。自分がKDPをやっているから、というのもあるのですが、以前から、例えば音楽でいうならメジャーの作品にはない魅力が、インディの音楽にあるように、いわゆる大手出版社から出ている作品とは違う魅力をKDP作品に感じていて、いくつかダウンロードしていたものの一つです。
僕の方はまだ読み終えていないのですが(すみません)、このブログに感想を書こうと思います。
レビューといえば、僕が数回参加させていただいた「月刊群雛」でも米田淳一さんという方が、毎回最速レビューを書かれていて、僕の作品の感想も頂いたりしています。そして、自作の感想というのは、たとえどんな短い文章でも、とても嬉しいものです。
KDP作家同士、インディ作家同士がお互いの作品をレビューし合うというのは、端から見た場合、「温いなれ合い」のように映ってしまうんじゃないか、という懸念も少なからずあります。ですが、「批評は広義の二次創作」という言葉が表すように、「批評は、それを書いたもの自身を表す」ものでもあると、僕自身は考えているので、意味のある行為であると思います。
そして、今回頂いた広橋さんのレビューにも、それが現れていて(自分の作品を取り上げて頂いたことを差し引いても)、上記のレビュー自体が、とても素敵な文章だと思いました。
そして、これは以前にも、このブログかTwitterにも書いたと思うのですが、僕が小説を書き始めたのが、約三年前、2011年の春でした。何作か書き続け、パブーというサイトで公開し始めたのが、2013年の初夏。そして、KDPを始めたのが2014年の2月のことです。
今でも、自分が小説を書いていることは、同居人にしか知らせていません。実家の家族や友人、同僚などには言っていないのです。(これには少し事情があります)
なので、そういった意味でも、感想を頂けるというのは、本当に嬉しいのです。なぜなら、誰に見せるでもなく書いている自分の小説が、本当に「他人が読んでも意味の分かる物として成立しているのか」というレベルから判らなかったのですから。(多少、大袈裟に書いています)
話が逸れましたが、広橋さんのレビューで「読後感」について触れられていたのが、特に嬉しかったです。Amazonの方のレビューでも、それについて触れられていたので、なんていうか、ちゃんと伝わったな、というか、届いたな、というか。
まぁ、あんまり書くと褒められて良い気になっているのがバレるので、この辺にしておきます。ただ、KDPを始めようと思った時に、書き溜めていた作品を公開するのではなくて、王木亡一朗のKDP第一弾として、この本を書いて、これを一番最初にして、本当に良かったな、と思いました。