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群雛11月号が発売されました!

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 はい。ということで、今回も既刊サンプルでの参加です。「kappa」という6月にだした短編集です。

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月刊群雛 (GunSu) 2014年 11月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~』 鷹野凌(編) Rebis(著) 神楽坂らせん(著) 竹島八百富(著) 米田淳一(著) 初瀬明生(著) 塩川剛史(著) 笠井康平(著) 青海玻洞瑠鯉(著) 志村一隆(著) 長鳥たま(著) 婆雨まう(著) 王木亡一朗(著) 宮比のん(ロゴ) Yuki TANABE(デザイン) 晴海まどか(編) 竹元かつみ(編)著

 

 本編はこちらから!

 

kappa

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  ランディングページもあります。

 


kappa 短編集 | Official Website

 

 というわけで、珍しく中学生が主人公のお話です。高校生がメインのお話はいくつか書いて来たのですが、中学生のお話は、今のところこれだけです。僕の中学にはプールの授業って無かったのですが、小学校の時にはあったので、あれこれと想像して書きました。高校もプールは無かったな〜。

 劇中に、図書館で調べものをするシーンがあるのですが、図書館は小学生の頃からよく利用していました。ただ、「図書館へ行く」という行為自体にステータス(?)のようなものを感じていたので、漫画が置いてあるわけでもないそこで、何を読んで良いのかわからず……。それこそ、ゲゲゲの鬼太郎なんかをよく読んでいた気がします。高学年くらいになったらシャーロック・ホームズとか。ミステリー小説って、全然読んだことがなくて、ホントにこの頃に読んだホームズくらいですね……。

 中学生を書くってのは、自分も昔は中学生だったはずなのですが感覚的には難しくて、今でこそ、中二病的なワードで類型化出来ますけど(出来ているか?)、実際はどんなことを考えたり思ったりしたっけかなー、と思い出しながら書きました。あと、中学生の頃から、本格的に小説を読み始めたので、その頃に読んでいた本とかも思い出していました。いくつか、ご紹介を。

 

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

 

 「ぼくは勉強ができない」という本がたまたま家にあって読んで、面白かったので自分で買った記憶があります。友達とかにも勧めたりして、盛り上がったような。

 高校生の恋愛の連作短編で、性描写もありますが、ベタベタしていなくて、青春小説として、楽しく読めました。内容云々より、やっぱり文体というか、文章と登場人物たちの距離感というか温度感みたいなものが、グッときたのを憶えています。

 

きらきら星をあげよう (集英社文庫―D´ebut Selection)

きらきら星をあげよう (集英社文庫―D´ebut Selection)

 

  こちらも女子高生が主人公の青春小説です。小説自体を読み始めた頃は、いわゆる女流作家(こういう表現が妥当かわかりませんが)の作品ばかり読んでいました。一度だけ、宮本輝さんの「わたしたちが好きだったこと」という作品を読んだのですが、(女性作家に比べて)なんだか文章が硬くて理屈っぽいなー、と思ったことを憶えています。タイトルにもなっている、主人公の両親のエピソードが、とても好きです。

 山本文緒さんの小説は当時結構ハマっていて、「きっと君は泣く」「ブルーもしくはブルー」など、いくつか読んでいました。

 

落下する夕方 (角川文庫)

落下する夕方 (角川文庫)

 

  中学生が読むのにはどうなんだ、という感じですが楽しく読んだ記憶があります。ただ、ちょっと背伸びしたい、という欲求があったのかもしれません。なので、本質的な、登場人物たちの切実さ、みたいなものはわかっていなかった気がします。眠い目を擦って、夜中のトレンディドラマを見ている子供みたい、というか。

 

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

 
ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)

 

  僕の村上春樹初体験は、これでした。しかも、国語の授業で、問題として出て来たのです。たしか、高校受験対策の模試か何かだったと思うですが、この作品の一部が問題として載っていました。たしか、主人公とユキという少女が、川縁だか草原だかで、寝そべって会話をしているシーンだったと思います。その時の情景描写が、何故かジーンときて、感動したことを憶えています。あぁ、こういく文章の書き方もあるのか、と。すごく有名な方なので、色々と揶揄されてもいますが、予備知識無しの中学生の自分にも響くものがあったという数少ないサンプルです(?)

 

 そういえば、中学生の時には塾にも通っていて、国語の授業もとっていたのですが、その塾の授業が、受験対策なので当たり前ですが、文章(問題文)を、構造的に分解して、この設問はどこにどう関係しているか、というのを徹底的に教えてくれました。そして、何より「作者が何を言っているのか?を問う問題作成者は何を答えさせたいのか?」を読み取るという授業の仕方だったので、逆に「小説は自由に読んでも良い」ということがわかりました。(その授業では、「まず掲載されている文章を読むのではなく、設問から読み、文章全体の構造を部分的に把握してから、全体を読み通していく、という流れで進んでいったと記憶しています。一般的な方法なのか、その塾講師独自のやり方だったのかはわかりません)

 

でわでわ〜。