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Category of Happiness

幸せのカテゴリー

感想について

雑記
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 映画とか小説とか音楽とか、いろいろ。

 感想を聞かれて困ることがある。つまり、自分が感じたことを相手にどう伝えれば良いのか。そして、自分が感じている価値みたいなものを、相手が理解出来るのか。

 自分の趣味趣向というか、主観というか。

 客観的には、ちょっと粗があるんだけど、自分は堪らなく好き、というもの。例えば、僕の場合。押井守監督の「スカイクロラ」は、映画館で三回見た。初めて見た時に震えた。特に「初めて通る道でも……」のシーン。二回見た後、原作本を読んで、もう一回見に行った。そのことを、友人に何気なく話したら、そいつも観に行った。けれど、彼には退屈だったらしい。「空戦のシーンは綺麗だったけど……」と言っていた。

 もう一つ。ソフィア コッポラ監督の「somewhere」という映画。一人で観に行った。ちょっと泣きそうになる。偶然ある人と、その映画の話になった。曰く「人生で一二をあらそうクソ映画」だったらしい。

 まぁ、人の好みは十人十色。他人のシュミを笑うなって、ことなんだけど。

 良い作品に出会って、面白くて、感動して。それを誰かと分かち合いたい。語りたい。それは、まぁ、平均的な、当然の衝動だと思う。

 でも、「誰か」とは「誰でも」じゃない。当然、ある程度、センスを信用出来る相手というか、そういう価値観をもってる人にしか、話したくない。どっちが上とか下とかではなく。だから、感想聞いても、「面白かった」「感動した」としか言わない人を、どう思うか。信用していない相手には、僕も「面白かった」「感動した」しか言わない。言葉にするだけが全てではないし、そもそも自分が感じたことを伝えたいか伝えたくないかで変わる。伝える必要がなければ言葉にする必要はない。「言葉にしないと理解したことにはならない」って言う人は、僕は少し頭が悪いと思う。

たまこラブストーリー」を見た後も、感動してしばらく凹んでいた。「けいおん!」の劇場版の時もそうだった。無闇に感想なんて言いたくない。一緒に観に行った人には、僕が映画をつまらなかったと感じていると誤解された(笑)。急に無口になったからだ。

 

 言葉はデジタルだから、その作品から得た「感じ」みたいなアナログな情報は、そのままにしておきたい。経年劣化してしまうだろうけど、それも悪くはないかな。

 と思う古い人間です。

 

他人のシュミを笑うな

他人のシュミを笑うな

 

 

 新作短編集「kappa」にレビューを貰いました。

 

kappa

kappa

 

  ありがとうございます。感想とても嬉しいです。