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幸せのカテゴリー

チラ見せ「大人は判ってない」とバトン。

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 バトン! mixiやっていた頃に、たまに回ってきましたね。今回は誰から回って来たわけではありませんが、やってみます。チラ見せは、下に。

 

01.名前

王木亡一朗(おうき ぼういちろう)

02.性別

ノーコメント
03.年齢

神聖かまってちゃんの、の子さんと同い年です。

04.身長

高い方かな。
05.体重

ノーコメント
06.肌色

肌色です。
07.瞳色

黒。
08.髪色

黒。
09.髪の長さ

短い方だと思います。
10.癖毛?

そうですね。
11.利き手

右です。
12.自分ってどんな匂い?

わかりません。
13.今日の服装は?

シャツを着ています。
14.今日行った場所

ファミレス。
15.電話派?メール派?

特に決めていませんが、電話は少し苦手です。
16.今考えてる事

積ん読が増えつつあること。
17.今悩んでる事

作業部屋にエアコンが無いので、夏はどうしようかと。
18.体温高い?低い?

平均的だと思います。
19.自慢できる事

手首の骨が無限に鳴らせます。
20.得意な事・もの

料理とか?
21.苦手な事・もの

主語の無い会話。
22.子供の時の夢

警察官。
23.騙されやすい?

わりと。
24.嫉妬深い?

わりと(笑)
25.恋人はどんな人が理想?

特に決めていません。
26.一番の友達について一言

自分と正反対なので、面白いです。
27.世話焼き?

人によります。
28.友達多い?

少なくはないです。
29.視力

眼鏡をかけています。
30.モットー

特に決めていませんが「適当」ですかね。本来の意味、というか字義の通りというか。
31.姿勢良い?

悪いです。
32.好きな人いる?

います。
33.好きな芸能人(女)

二階堂ふみさん、宮﨑あおいさん、志田未来さん
34.好きな芸能人(男)

永瀬正敏さん、加瀬亮さん、松田優作さん
35.

あれ、空白。

36.煙草吸った事ある?

あります。
37.飲酒した事ある?

あります。
38.大食い?少食?

どちらかといえば、食べる方です。
39.今手暖かい?冷たい?

暖かいです。
40.珈琲派?紅茶派?

コーヒー派です。でも、ヤン ウェンリーも好きです。
41.撫で肩?

多分。
42.肩幅何センチ?

計ったことがありません。
43.好きな匂い

ありません。
44.やってみたい事

三次元チェス。
45.スカートはいた事ある?

あります。
46.S?M?

わかりません。
47.理系?文系?体育会系?

わかりませんが、高校は文系クラスでした。
48.入浴時間

30分くらいかな。
49.やってみたい職業

闇鍋具材調達員。
50.あと半分!


51.幼なじみ何人? 異性?同性?

幼なじみって、いないな。
53.できる楽器

ピアノとギターなら、少し。
54.何音痴?

方向音痴です。
55.食べられないもの

ドライトマト
56.飲めないもの

飲めないものは飲んだことがありません。
57.家族の呼び方

お父さん、お母さん、弟は名前で呼びます。
58.友達になんて呼ばれてる?

名前で呼ばれてます。
59.アパート?マンション?一戸建て?

マンションです。
60.今初恋の人に告白されたら?

いや、別に。
61.つり目?たれ目?猫目?

わかりません。猫目ではないです。
62.一重?二重?

何が?
63.人肌恋しい?

いえ。
64.去年行った一番遠い場所

江ノ島
65.メアドの意味

名前です。
66.恋と友情どっちとる?

若い質問ですねー(笑)
67.最後に読んだ本

「夢から覚めたあの子はきっと上手く喋れない」宮﨑夏次系
68最後に聴いた曲

「プリンシプル」州崎綾
69.よく着る服

シャツ。
70.よくする髪型

そのまま。
71.口ピアス、鼻ピアスどう思う?

蛇にピアス」という映画で見たARATAさんのは、凄いと思いました。
72.最後に電話した人

可愛い女の子。
73↑の内容

世間話と確認。
74.最後にメールした人

amazonからメール来ました。
75.↑の内容

ホリエモンの本をおすすめされました。
76.恋人が自分の同性の友達と仲良くしてたらどう思う?

特にどうもおもいません。
77.SNS内で一番仲良い人は?

いません。
78.その人異性?同性?

-
79.可愛い?格好良い?

何がでしょう?
80.学校どんなとこ?

もう学校には行っていませんが、高校は桜が綺麗なところでした。
81.バイトするならどこ?

闇鍋具材調達
82.初公開情報

乙女座です。
83.甘いもの好き?

はい。
84.一番の友達に「今すぐうちに来て!」って言われたら

行きません。
85.同性と付き合える?

質問の意味がわかりません。
86.心に残ってる歌詞

空に舞うソウル、光の層
87.今会いたくない人

特にいません。
88.今日何時に寝る?

二時くらいまでには。
89.部屋ある?

あります。
90.一人部屋?

作業部屋なので。
91.勉強と運動どっちが得意?

勉強かな。
92.料理できる?

出来ます。
93.音楽できる?

少しだけ。
94.浮気できる?

出来ないでしょうね。
95.恋人に暴力ふるう人どう思う?

頭が悪いと思います。
96.両親仲良い?

離婚しましたね。
97.兄弟姉妹と仲良い?

今は、まあまあです。
98.死後の世界、あると思う?

「死後の世界」って、なんでしょう?
99.長かった?

というより、質問っていうのは、やっぱり答えるより考える方が面白いですね。偉そうなことを言うようで恐縮ですが、小説を書いたり、ひいては創作をするということは、自分の答えを書く、というより、質問をすることに近いんだなと、改めて思いました。


100.次回す人

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 大人は判ってない

 

 兄貴の奥さんである由美さんから、「たまにはウチに遊びに来たら」というお誘いを受け、そう言えば最近行ってないしなー、と思い、小田急線に乗って狛江へ向かう。恋人の佳世子も一緒に行きたいというので、連れて行くことにするが、昨夜ちょっとしたことで喧嘩してしまい、ちょっと気まずい。

 まぁ、何を揉めたかって言えば、平たく言えば結婚のことで、俺も今年で二十九歳なんだけど、上司とやり合って三ヶ月前に、勤めていたデザイン事務所を辞め、今はスーパーでバイトをしている。だから、結婚とかまだまだ全然考えていなくて、佳世子もまだ社会人一年目だし、先の話だろうって思ってたんだけれど、どうやら違うらしく、結婚を考えてないってことを正直に言ったら怒られた。まぁ、確かに面白くはないわな。

 各駅停車駅の千歳船橋から、同じく各駅停車駅の狛江までは当然、各駅停車に乗って行くわけで、止まる度に沈黙が気まずくなる。

「圭介、元気かな?」

「会えばわかるでしょ」

 圭介とは、兄貴の子供、つまりは俺の甥っ子で、今年、小学二年生になったばかりだ。結構俺に懐いてくれていて、よく遊んでいたんだけれど、最近は俺が仕事を辞めたりと色々とバタバタしていたので、会えていない。

「あっという間に小学生だもんなぁ。俺も年を取るわけだ」

「瑞樹の場合は年だけ取ったって感じだよね」

「あ、そういうこと言う?」一瞬カチンと来たけれど、我慢。昨夜の喧嘩を蒸し返すわけにもいかない。ただ実際は、佳世子の言う通りで、労働環境が悪かったとはいえ、勢いで辞めてしまった俺は、まだまだガキで、子供の頃に想像していた二十九歳にほど遠い。

 狛江の駅に着くと、佳世子がミスドに寄るというので、なんだよ、ドーナツ食べたいの、お前もガキだなー、などとからかうと、

「お土産に決まってるでしょ? 手ぶらで行くつもりだったの?」と詰られ、あぁ、そうだよな、と頭を掻く。

「こういう気遣いとかが出来ないから、瑞樹はダメなんだよ」とプリプリ怒りながら歩く佳世子の後ろについて、俺は歩きながら考える。

 別に、ただ兄貴の家に行くだけだからなー、わざわざ土産なんて持って行かなくても……、と思うけれど、それは俺が兄貴と兄弟だからで、佳世子にしてみれば、一応他人だから、それなりに気を遣うのが礼儀なのだろう。そういうのって社会生活を送る上でも大事だし、そういう考え方が出来る佳世子も偉いと思う。

 ただ、俺がこんなことを思うのも変だけれど、俺の兄貴は、俺に輪をかけて、そういうことに疎いというか、世間擦れをしていない人間で、よくもまぁ、由美さんは、あんなのと結婚して子供を作ったな、と思う。

 兄貴は、飛行機が大好きで、俺が物心つく頃には、大人でも難しいラジコン飛行機を作って遊んでいた。ほとんど毎朝、四時半くらいに起きて、一時間くらい学校のグランドで飛行機を飛ばして、家に帰って、ラジコンを置いて、また学校に行く。そんな生活を中二まで続けていた。結局、学校にバレてしまい、受験もあるからと辞めさせられてしまったが、こそこそゴム動力の飛行機は飛ばしていたみたいだし、車の免許を取ってからは、どこか遠くまで出かけていた。呆れるのは、圭介が生まれた日にも、飛行機を飛ばしに出かけていて、出産には立ち会っていないのだ。なんて野郎だと、俺も俺の両親も思ったけれど、本人は意に介していないし、由美さんも、

「まぁ、あの人はそういう人だから」と、笑っていたので、本人たちが良いなら良いんだけど、どなんだろう。

 兄貴の家に着いて、出迎えてくれたのは由美さんで、佳世子はお邪魔しますと言って、ドーナッツの入った袋を渡す。

「わざわざありがとね」と言うと、後ろから圭介がやって来る。

「おう、圭介。元気にしてたか?」と言うと、うん、と言って、ドーナツの袋を見つめている。

 由美さんにお茶を入れてもらって、早速ドーナツを食べる。圭介はポン・デ・ダブルショコラがお気に入りのようで、手づかみで食べるから、手にチョコがベットリ付いてしまって由美さんに注意される。微笑ましい光景だな、と思いながら、俺もオールドファッションを頬張るが、兄貴がいないことに気付く。

「あれ、兄貴は?」

「あぁ、もうそろそろ帰って来ると思うけれど。瑞樹くんたちが来ること知ってるし」

「また飛行機?」

「そう」

 相変わらずだなー。というか、せっかくの日曜日なのに、一児の父が何でひとりで出かけてるんだよ。

 ドーナツを食べ終えて、圭介と遊ぶ。『大乱闘スマッシュブラザーズX』をガチでやる。これを買う時も一悶着あって、兄貴は圭介のクリスマスプレゼントにWiiを買うことを渋っていた。良いジャン別にゲームくらい買ってやれよー、と俺は言ったのだけど、「子供のおもちゃにしては高い。欲しければ自分で稼ぐようになってから買えば良い」とか言い出して、はいはい、言ってることは正しいけれど、そんなんじゃ嫌われちゃうぜ、自分の息子に。それに、大人に取っては、たかだかゲームかもしれないけれど、みんなが持ってるものを持って無いってだけで、いじめられる可能性もあるんだから、買ってやれよー、と言ったのだけど、兄貴はそれでも自分の考えを曲げなかった。最終的には、親父まで出て来て、友範が買ってやらないなら俺が買ってやる、なんて言い出して、あ、良いなー、子供の頃の俺に今の親父を見せてやりたいぜ、と思ったけれど、さすがの兄貴も親父に、そんなこと言われたら、買うしか無く、渋々与えていた。当の圭介は、結構喜んでいて、友達を呼んで一緒にやっているらしい。俺もたまに一緒にやっている。最初の頃こそ、俺も手加減していたが、やはりゲームは子供の方が上手い。あれよあれよという間に、黒星を重ねる。佳世子も入って来て三人で遊ぶ。つーか、佳世子も強い。なんだよ、面目丸潰れじゃないか。

「あはは。瑞樹弱いー」と佳世子が笑う。

「うるせーな」と言い返すものの、昨日の喧嘩のこととか、それが原因の気まずさとかがちょっと晴れたような気がして、俺はほっとする。

 

(続)

 

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Kindle版は縦書きです。五作合わせて約9万字です。