ギターなんて誰にだって弾ける
さてさて、相変わらず久々のブログ更新です。
こんばんわこんにちわ王木亡一朗です。
先日、王木レディオvol.24の放送が無事に終わりました。
今回のテーマはコンビニということで、お便り多めになっております。ありがとうございます。近況とか言って小説のこと全然話してないですね(笑)。プレミア公開にして二回目ですが、時間とかどうなのでしょう? 20時からとかの方がいいのかな? 次回以降、開始時間もちょっと調整してみます。
次回のテーマは「初恋」です。何なんでしょうね? お便りは増えるのか減るのか!?
まぁ、気軽に恋に関してのお便りや質問なんかをお送りください。
あと、放送でもいっていたアワナンの後日談というか続編ですが、出ました。
anyone can play guitar/I Think Ur A Contra: sequel to our numbered days
- 作者: 王木亡一朗
- 発売日: 2019/07/04
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
7/7から無料キャンペーンを5日間実施します。無料って普段あんまりやらないのですが、二つ合わせて2万字くらいの短編ですし、続編というかDLCみたいなもんなので、今回は例外です。これを機に本編もどうぞ〜!
王木レディオの最新ニュース!
ということで、こちらのブログではお久しぶりです。王木亡一朗です。本当に梅雨入りしたの? ってな具合の暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、これまたお久しブリーフな王木レディオの放送がありましたが、もちろん聴いてくださいましたよね? 今まで生放送(live)に拘っていたのですが、なかなかタイミングがつかめなくて、今回から事前収録をしたうえでプレミア公開という手法を取ってみました。ライブ感を残そうと、ぶっちゃけ全然編集していまいせん。ほぼ撮って出しです。面倒くさいしね。
初の試みということもあり、当日は僕自身もリアタイ(リアルタイムの略)で聴取していました。自分の番組に自分でコメント(チャット)するというのも変なもんですが、もともとセルフツッコミ(という名の予防線張り)がお得意なもんですから、特に違和感はありませんでした(なかったよね?)
次回以降も、この手法(事前収録&プレミア公開)で、王木レディオを本格的に再開していこうと思います。次回のテーマは「コンビニ」です。第24回なので(ワラ)。
お便りはメールまたは投稿フォームからお願いします。テーマに関するもの以外のものも募集中です。どしどしお寄せください。
【お知らせのコーナー】
▼note連載
note.mu▼書籍版「王木レディオ」
▼最新作
▼最近人気上昇中
▼コラボ
▼季節商品
▼もうすぐ続編が刊行!
時事ネタ
時事ネタに言及するという行為自体に、どちらかというと抵抗感がある。自分自身の下世話な野次馬根性みたいなものを自覚させられるし、上手いことというか、鋭いことを言ってやろう的な見栄だったり自意識だったり、とにかく『ダサい自分』の存在を見透かされそうで憚られてしまう。
ただ、ときどき「まぁ、これくらいだったら言っても良いのかなぁ」と言及することはあるし、明るい話題であったりだとか、そうでなくても音楽とか映画とかそれこそ小説とか、そういうジャンルに対してなら、ちょっと言ってみるか、という気分にもなる。別に僕みたいな者がいちいち言わなければならないことなんてないのだけれど。
2018年の1月に『ガールフレンド』という短編集を出した。その中の『小説ガヴァドン』という話が、ラノベタイトル風にざっくりとあらすじを説明すると、
『幼馴染の女の子が虐待されてるっぽいけど何も出来ずに小説書いてたらその子引っ越しちゃって、十数年後に結婚式に呼ばれて行ったらなんやかんやで解決してた件』
とまぁ、こんな感じで、その1年後に、野田市の事件が起きた。
これまた自意識過剰だと言われるかもしれないが、自分の小説の設定と類似点が多くて、まず驚いたし、『小説に書いたことが本当になれば良いのに』的なこともテーマというか題材のひとつだったので、自分勝手でそれこそ不謹慎だけれど、どこか他人事とは思えない事件だ。自分が書いているときに想像していた人物像と、報道から読み取れる加害者である父親のキャラクタが、どことなくリンクしてしまっている。自分の小説では、虐待をする父親を、とある病気ということにしたのだけれど、実際の事件の父親も、(種類は違うにしても)そうなのではないか、と思わずにはいられない。というか、そうとでも思っていないと、とてもじゃないけれど信じられない。奇しくも、僕自身が先々月に娘が生まれたばかりで、実の子に対して実の父親がこんなことをしてしまうのか、と。
フィクションを書く自分の想像力が現実の前ではいかに浅はかなものなのか。事実は小説よりも奇なり、とは言うけれど、そんなことは当たり前で、現実の突拍子も無い荒唐無稽さは、フィクションには到底落とし込めないような気がしている。
はっきり言って、実際の事件の父親は正常な精神状態ではなかったように思う。こう書くと精神状態などを理由に責任能力が争点になり、結果的に罪に問われないケースなんかもあったりするので、賛否はあると思うけれど、個人的には、なんらかの精神疾患やそれに類するものが、特定の犯罪の原因のひとつである場合があるというのなら、その因果関係を出来るだけ解明して欲しいと思う。他人事とは思えないと言いながら他人事だから言えるのだけれど、感情的に犯人というか容疑者を罰するべきだ、と声高に主張するよりも、社会として、今後同様の事件と被害者が生まれてしまうことを防ぐ方向に持って行くほうが、他人事である僕らのリスクを減らせるのではないのだろうか。いや、これはこれで精神疾患などと向き合っている人たちにはリスクになるのかもしれないけれど。
こういったことに対して、小説家が出来ることなんて、ハッキリ言ってないと思う。ニュースを見ながら、やんややんや言っている人々と、なんら変わりがない。でも僕は、小説を書くときは烏滸がましいけれど、小説全体というか、社会というか、世界というか、その領域を拡げたいと思っている。または、ごく一部分だけでも更新出来ないかとも。世の中を変えてやるんだ、という意気込みはときに痛々しいものとして冷笑されてしまうのかもしれないけれど、それでも何か、たとえば自分とは違う立場の人々やその人生を想像するキッカケになって欲しい、みたいなことを思ったりもしている。
徒然と書いてしまったけれど、プロ/アマチュアを問わなければ、小説を書く人の数はごまんとあるし、その作品の数はそれ以上ある。一人一人の書き手が担う領域は狭いかもしれないし、狭くても良い。なにもシリアスな社会問題だけでなく、色々な領域において。改めて自分の書くものが、広大な領域のほんの片隅を担うものであって欲しいし、担いたいという思いを、これまた頭の片隅に留めておこうと思った。
王木レディオの臨時ニュース
まぁ、そのぉ……w 臨時ニュースというほどではないのですが、3/22に予定していた、#21 王木レディオ「永遠」ですが、急遽、お休みさせていただき、翌日に「臨時レディオ」をお送りしました。
というわけで、あまりこういうことを大っぴらに話す趣味はないつもりなんですけれど、第一子が無事に生まれました。王木レディオの日と被ったので、お休みしたことのお詫びと説明も兼ねて、ご報告としました。ツイッターの方でも、お祝いの言葉をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。王木パパ一朗です。
第十回のとき以来の弾き語り回になる予定でしたが、そのときに新調したリバーブ(エコー)も、意外と(?)役に立ち、すでに元を取った気でいますw
思えば、三年前に出した「Our Numbered Days」を去年の四月から、なんとなく再連載をして、自分で読み返しているうちに、続編というか後日談的な物語を書いても良いのかなぁ、なんて思って書いている矢先に、奥様の妊娠が判り、こういう巡り合わせもあるものだなぁ、なんて思いました。
「Our Numbered Days(アワナン)」は、もしかしたら私小説みたいに捉えてもらっているかもしれませんが、実際は、そうでもなくて、いや、そうでもないというか、やっぱり小説だし、いろいろなコンセプトの上で書いた作品で(テレビドラマ風にしよう、とか)、全然私小説じゃないんですけど、それでも「全く思ってもいないこと」は書けないわけで、強いて言うなら(そして僕の大好きな(!)燃え殻さんの言葉を借りるならw)、「自分の過去に希望を足した」みたいな、そんな感じで、でもそれだけじゃなくて、言うなれば「まだ訪れる前の未来への祈り」みたいなものもあったりして。この小説の主人公と僕のシンクロ率(?)も、元バンドマンであることを含めても15%以下だし、というより、益一郎は良いヤツで、僕はもっと性格が悪いし(笑)。
けれどまぁ、本当に良かったなぁ、というのが今の感想です。
本当にタイミングが良くて、立ち会い出産も出来たんですけど、神秘的とかそういうのではなく、でもなんかこう、生まれてきた瞬間を見れたっていうのは、グッと来るものがあって、平たく言えば「感動」ということなんでしょうけれど、今まで味わってきた、どの種類の感動の延長線上にもない、未知のものでした。
生まれた後、少し経ってからお昼ご飯を食べに外に出たんですけど、すれ違う人たち全員に、「ねぇ、人がどうやって生まれてくるか知ってる? 僕は知ってるよ!」とウザ絡みしたい衝動に駆られました(笑)。「きみも、君も、キミも! こうやって生まれてきたんだぜ!」的な(笑)。程度の低いベンジーというか(笑)。いや、ベンジーに失礼か。この歳になって、まだ名前のない、知らなかった感情ってあるんだなぁ、と言葉にすると野暮なんですけど、そんなことを思いました。
ちなみに、この小説は設定と一部の登場人物の名前をサ○エさんからお借りしているのですが、三姉妹+1人の名前(くおん、ことは、りの、かなで)は、極上○徒会からお借りしています。なんでかって? いや、まぁ、そのぉ、なんとなく……。
王木レディオのニュース! その17
王木レディオのニュース その16と、もういっこのニュース!
さて、書籍版王木レディオ発売から早や3週間といったところでしょうか。
おかげさまで、ぼちぼち読まれているようです。ありがとうございます。
前回は#18ということで、「僕の私の十八番!」ということでお送りしました。十八番ということで、カラオケの話題なんかも出ましたね。カラオケで洋楽歌うのは面子によっては嫌がられちゃうのですが、そんなの関係なく、好きな歌が歌えるのが一番だと思います。それが落としたい女の子がいる時に歌うミスチルの「つよがり」でもw
次回の王木レディオ#19は明日、2/19の20時頃から放送予定です。テーマは「テスト」です。お便り&ご質問などお待ちしております!
▼メール oukibouichirou@gmail.com
▼投稿フォーム
もう一つのニュースは、僕のニュースじゃないんですが、『MashUp!』でご一緒した、ヤマダマコトさんの新刊『月の女神に、希望の歌を』がリリースされました。なにやら僕の『Lost in conversation』を取り上げて(?)頂いてるようで……! ありがたや……!
なんというのか、こういう風に作品が繋がっていくのって、個人的には凄く嬉しくて、自分の作品じゃなくても、好きな作品とか物が繋がっていくのは、自分だけに見えてると思っていた星座を別の誰かに見つけてもらったような、そんな気持ちというか。
ヤマダさんのブログにラストを取っ替えたとありましたが、僕の『Lost~』でも、実はラスト(エピローグ)を初稿とは変えたんですよね。まぁ、ラストを取り替えること、それ自体はよくあることなのかもしれませんが、なんとなくシンクロニシティというか、そのことを知った時も、「おっ」と思いました。
いま読み進めていますが、どんなラストが待っているのか、とても楽しみです。
王木レディオ出来!
ということで、予告通り(?)書籍版の王木レディオが無事に出ました。カテゴリ変更申請も終えて、無事にエセーの仲間入り。シーズン1で扱ったテーマを元にエッセイを書きました。
結構、個人的なことを書いたなぁ、というのが正直な印象です。自分が読者だったら、好きな作家のこういうところも知りたいかもな、という。多分これくらいの人数に読まれるのだろうな、というのはある程度想定して書きました。まかり間違って百万人に読まれたら、ちょっと恥ずかしいかも、みたいな(笑)。わりと真面目に、まぁまぁ素直に書きました。
また来年の同じくらいの時期に、第二弾を出そうとも思いましたが、時勢とのバランス(?)を考えて、半年ごとのリリースにするかもしれません。まだ未定です。
あと、質問箱というサービスが色々とアレなので、投稿フォームを作りました。引き続き公開しているメアドに送ってもらっても構いませんし、こちらを使ってもらっても構いません。投稿フォームはお便りの内容を選べるようにしました。
王木さんのところ……!
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2019年1月31日
そのアイディア、いただきます!w https://t.co/95YpaFWHkN
↑の通り、質問がもし一定以上の量が集まったら、こんなこともしたいと思ってます。集まらなかったらやりません(笑)。
他には、取り扱ってほしいテーマ、リクエストの欄を設けました。是非ご利用ください。
そんな王木レディオですが、次回の放送は2/4(月)の20時ごろからを予定しております。テーマは「僕の私の十八番!」です。
▼王木レディオ シーズン1(再生リスト)