Category of Happiness

幸せのカテゴリー

時事ネタは難しい。

 

 今日は天気が良く、気持ちの良い日でした。外に出るとまだまだ風は冷たく冬だな、という感じですが。というか毎回、天気や気温の話題から始まりますね。こんばんわ、王木亡一朗です。

 毎回、何を書くか決めずにブログを書いています。書いているうちに、なんとなく内容が定まってきて、あとは勢いで書く、という手法をとっています。だから、導入部は天気の話になりやすいのでしょうか。

 落語でも、本題に入る前の『まくら』という導入部があります。一見(一聴?)、本題とは関係のない話をしながら、客席の空気感なんかを確かめるらしいです。また、その演目の予備知識をさり気なく解説する役割もあるそうです。

 このブログでも、他愛もない前置きから始めて最後まで読むと導入部が重要な伏線だった、みたいな綺麗な流れの記事を書きたいものですが、そう上手くはいきません。いきあたりばったりですからね。

 実は、今日の記事、一度書いたのですが、またまた時事ネタに触れてしまってボツにしました。んー、やっぱ時事ネタは難しいな〜、と思う今日この頃。コメンテーターの人とかは、すごいですよね。なかなか恥ずかしくて出来ません。

 そんなわけで今日も今日とて、いきあたりばったりの『幸せのカテゴリー』です。いきあたりばったりの奴隷ですね〜。時事ネタはもう、コリゴリー(懲り懲り)です。

 

ouki-bouichirou.hatenablog.com

 そんなわけでスペース稼ぎに過去記事を貼ってみましょう。まくらつながりです。『ほんのまくら』という紀伊国屋さんの企画のオマージュです。自著の冒頭部分を抜き出して、イメージ画像をつけたものです。

www.amazon.co.jp 毎日毎日、自分の宣伝ばかりですね〜。読み放題対象の作品や、ポイント還元セール中の作品などもありますので、この機会にぜひ。

 

 

 

21デイズ

 今年も、もう21日過ぎましたね(他意はありません)。去年の反省を活かし、細々と(ほぼ)毎日ブログを更新中です。まぁ、あまり拘ってはいないのですが。

 実は昨夜、記事を書いてはみたのですが、柄にもなく時事ネタ(?)に触れていまして。書き終わった後、読み返してみて、我ながらダサいことを書いてしまったので、ボツにしました。そんなことわざわざ書くなよ、って感じですね。

 盟友(勝手に!)である牛野小雪氏が、僕の初期作品(通称、初期亡一朗)の『LaLaLaLIFE』のレビューを書いてくださいました。

kindleで小説を読もう。王木亡一朗強化週間『ライフゲージ』 : 牛野小雪の愚者空間

kindleで小説を読もう。王木亡一朗強化週間『夫婦茶碗』 : 牛野小雪の愚者空間

kindleで小説を読もう。王木亡一朗強化週間『ユリコのゆりかご』 : 牛野小雪の愚者空間

kindleで小説を読もう。王木亡一朗強化週間『不揃いのカーテンレール』 : 牛野小雪の愚者空間

 連作短編集なのですが、まとめてではなく、連日にわたり短編一つ一つに! 感謝です。心の中で毎日、「ひとつひとつ……!」と濱田岳さんの金太郎のように涙を噛み締めていました。ソフトバンクユーザーですが。

  上記作品に、もうひとつ『魔法のじゅうたん』という短編が加わった計5作です。

LaLaLaLIFE

LaLaLaLIFE

 

 

 しかし、2017年ですね。2007年からもう十年経ちました。2007年といえば、イギリスのレディオヘッドというバンドが、突如特設サイトでニューアルバムをリリース。MP3音源のダウンロード販売を始めました。しかも、価格はユーザーが決めるという方式(無料でも良い)。僕も英語サイトに四苦八苦しながら、数ポンドをPayPalかなにかで払いました。当時は、このレディオヘッドのリリース方法が物議を醸しました。レコード会社不要論というか、極端な例だと「ロクにプロモートもしないレコード会社なんて、ただのCD焼き屋だろ!」みたいな意見まで出ました。既存の流通形態に依存しない、またオフィシャルで無料ダウンロードが出来てしまうことに、当時はとても驚きましたが、あれからもう10年なのですね。

trendy.nikkeibp.co.jp 

 サエキけんぞうさんの記事ですね。他にも、ボーカロイドの出現でプロとアマの境界が曖昧になった、地方と東京のボーダーなど、今となっては半ば当然のこともありますが、エポックとなった出来事が2007年には結構あったのですね。

しんしん、という音。

 

 また寒波がやってくるそうです。テレビのニュースで見ました(五分くらい)。北海道の室蘭市や、新潟の津南町や湯沢あたりの映像も流れていて、冬の新潟の景色を懐かしく思いました。関東の人は、雪予報が出ると、ちょっと、はしゃぎますよね。いえ、嫌味ではありません。ただ個人的には、雪が積もらない地域に越してきて、良かったな、と思います。

 雪の降る夜は、雪が積もる「しんしん」という音が聞こえます。といってもこれは比喩です。雪が音を吸って、普段より静かな夜になるので、「しんしん」という音が聞こえてくるような錯覚に陥るのです。

 翌朝は早くから、除雪車の作動音を聞くことになります。除雪車といっても、雪を横に吹き出すタイプのものではなく、実家の近所ではブルドーザが出動します。道の脇や空き地などに雪を集めるので、とても大きな雪山ができます。大きなショッピングセンターの駐車場の隅にもありますね。

 大きな道路には、センターラインのあたりに消雪パイプという水が吹き出す装置が等間隔で並んでいます。元祖柿の種(ピーナッツが入っていないタイプ)の浪花屋製菓の創業者が考案したらしいです。車を運転する際には助かりますが、歩道まで水が飛んでくることがあるので、小・中学生のころは、気を抜いて歩いていると、水をかぶってしまうこともしばしば。四方向に水が出るのですが、そのうち一方向が詰まっていたりすると、別のところの勢いが増すのです。車のフロントガラスに、かかることもあります。ちょっとビビります。


23.11.15 消雪パイプ

 小学校高学年くらいになると、やはり思春期というかそういうので、長靴を履くのが恥ずかしくなります。ただ、普通のスニーカーだと水が染みてしまうので、スノトレを履きます。みなさん知っていますか? スノートレッキングシューズです。靴底の部分というか、ナイキでいうエアの部分が光るタイプのものもありましたね。いま思い返すと超絶ダサいのですが。高校生の頃は「セッタ」が流行りましたね。「雪駄」ではありません。レッドウィングというメーカーの「アイリッシュセッター」というブーツです。本物は何万円もするので買えませんでしたが、パチもんは数千円くらいで売っていました。高くても一万円代くらい。

 中学の社会科の先生が、田中角栄が山をダイナマイトで吹っ飛ばして新潟に雪が降らないようにしようとした、というような話をしていて(真偽不明)、「なんでやらなかったんだよ」と思うくらい、雪には悩まされましたが、今では良い思い出です。そういえばあまり実家に帰っていませんね。角栄が作った上越新幹線をもうちょっと利用したい今日この頃です。


くるり - everybody feels the same

 

 いくつかの作品がAmazonでポイント還元セール中です。読み放題対象作もいくつか増やしましたので、この機会(?)にぜひ。

www.amazon.co.jp

 

待ち遠しい春

 昼間は少しだけ暖かったですね。みなさん、いかがおすごしですか。王木亡一朗です。『王木亡一朗』ですが、僕の名前です。自分の名前ですが、ながらくパソコンでは一発変換してくれませんでした。そのうち学習してくれるかな、と気を長く待ちましたが、一向に覚える素振りがなかったので、最近ようやく辞書登録をしました(といっても一年くらい前ですが)。なので、今では一発変換です。もう一度書きましょう。王木亡一朗です。(一発だ!)

 この名前にしてから、はや四年ほど経ちますが、辞書登録する前の苦労といったら。『王木』までは、なんとか覚えてはくれるのです。けれど、『亡一朗』はダメですね。まず、『亡国』と打ってから、『国』を消して、『一朗』と続けます。約三年間で、幾度となく国を消してきました。売国奴ですね(違う)。

 ちなみにiPhoneからは、未だに上記の方法で自分の名前を打っています。ですので依然、国消しの亡一朗です。そのうち、流浪の民となった元国民に仇討ちされそうです。優曇華の花咲満ちたる今日ただ今、といった風情でしょうか。春が待ち遠しいですね。


GLAY 春を愛する人

 

 

寒い日々

 相変わらず寒い日々が続いていますね。電車通勤なのですが、必ずマスクをするようにしています。以前にも書きましたが、体調を崩すと、時間が勿体無いのです。仕事を休めても、書けませんし、遊べません。

 職場でも、インフルエンザやらノロウィルスやら、代わる代わる誰かが休んでいます。パンデミックですね。気をつけたいものです。

 かくいう僕も、三年前にA型のインフルエンザにかかりました。熱が急に上がって、すぐ病院に行ったのですが、「あんまり早いとインフルでも検査に引っかからないかも」と言われ、駄目元で検査したのですが、「すぐ出ました! 一発ですね! A型です!」と言われ、イナビルという薬を吸引しました。

 幸い効果がすぐに出て、気分は良くなったのですが、仕事ができるほどではなく、また他者に感染させてしまう可能性があるということで、三日間くらい家に引きこもりました。

 とても退屈なので、Huluでジャックバウアーの『24』という海外TVドラマを観たことを憶えています。正直あまり面白くはなかったのですが(笑)、毎回なんとも続きがきになる終わり方で、シーズン2まで一気に見てしまいました。それ以降は未だに見ていません。海外TVドラマだと、僕は『LOST』という作品が好きです。あれはハマりました。

 当時付き合っていた彼女に看病をしてもらいまいた。本人曰く、「私は絶対にインフルには罹らないから」と言うので、お言葉に甘えさせていただきました。本当に移らなかったなぁ。なんでも、生まれてこのかたインフルに罹ったことはなく、これまでもどんなに発症した人が近くにいても感染したことがないとのこと。あれから三年経ちましたが、今のところ、まだ罹っていません。このような人は稀にいて(職場にも一人います)、この謎を解き明かしてなんとかノーベル賞でも取れないかと虎視眈々と狙っています。(嘘です)

 新作の執筆は、探偵小説は置いておいて、短編のほうを進めています。タイプの違う三つくらいを同時進行しています。書き出しはどれも書いたので、その日の気分に合わせて、そのうちのどれかを書く、という手法を今回は採用してみました。まぁ、どうせいずれかに集中することでしょう。

Lost in Conversation

Lost in Conversation

 

 

 ちなみに、聡明な皆さんならお気付きのことかと思いますが、看病してくれたのは後の僕の奥さんになる人です。寒い季節なので、少しでも温かくなればと恥を忍んで書きました。あしからず……。

なつとふゆ

 

 相変わらず寒い日でした。冬将軍、などと天気予報やニュースで言われていますが、どうやらまだまだ居座るそうです。(と、ニュースになっていました)

 とにかく寒いのが嫌いで(暑いのも苦手ですが)、丁度良いのが一番好きです。当たり前ですね。しかしちょうど良い気候の時期というのは、本当に短いですよね。

 振り返って、自分が小説を書くときは、夏を舞台にしているものが、比較的多いです。特に十代が主人公だと、夏休みが多いです。非日常を描きやすいからでしょうか。『ベイビーブルー』『クラリオンコール』はその時期ですし、『ロスト・イン・カンヴァセイション』の第1章も、多くのページが夏休みですし、『ブッダブッダブッダ!!!!!』も夏休みの終わりから物語がスタートします。あと、『夏の魔物』という短編集も書きましたね。

 夏休みに何か思い入れがあるわけではないのですが。不思議です。ただ、誕生日が夏のその時期なので、そういったことが関係しているのかもしれません。

 翻って、美味しいものは冬の方が多い気がしますね。冷たい食べ物って、限られますしね。手の込んだ調理をするならば、当然火を使いますし。アイスクリームは夏に食べるものも美味しいですが、冬の暖かい室内で食べる方が、どちらかといえば好きです。51:49くらいですが。

 最近のささやかなお気に入りは、ワタリガニで、これはお味噌汁にしたり、トマトソースで煮込んだりして、パスタにして食べます。モッツァレラチーズを入れるとなお美味しい。定番の鍋も美味しいですが、子供の頃はあまり好きではありませんでした。水炊きをおかずに、ご飯を食べるというのが、どうにも理解できませんでした。濃い味のものが好きだったからでしょう。最近は、油も控えめであっさりした味付けのものの方が好みです。加齢でしょうか(笑)。あ、カレーは昔から大好きです。ジャワカレー。


けいおん! カレーのちライス 【歌詞付き】

 

 ポイント還元セールのおかげか、少しずつ売れています。感謝です。いつまでなのかは判りませんが、この機会にぜひ。Kindleアンリミテッドという読み放題サービスでも幾つかの作品が読めます。

www.amazon.co.jp

 

きのうみたゆめ

 大寒波襲来、ですね。センター試験が行われているそうで、テレビで太宰府天満宮に合格祈願をする受験生たちの姿が映されていました。北海道では急行電車が運休になり、タクシーで試験会場まで送り届けたと、ニュースになっていました。そのセンター試験もなくなるそうですね。僕は受けたことがないのですが、記念受験もできなくなりました。(しないでしょうが)

 さて、年が明けて早二週間となりましたが、先日やっと初夢(?)を見ました。普段こういうことはしないのですが、ちょっと印象的だったため、起床後iPhoneでメモをとりました。こんな内容です。

 

 僕は東京駅に向かうため、電車に飛び乗った。小田急線の快速急行新宿行。新宿から、中央線に乗り換えるのだ。しかし、なぜか下北沢で降りてしまう。

 降り立った下北沢は、僕が知っている下北沢とは違っていた。建物は崩れ、街全体が荒廃していた。人々の姿はなく、灰色の空がどこまでも続いている。

 そこに一人の男がいた。筑紫哲也だ。なぜ彼がここにいるのだろう。それに、背筋も伸び、足腰も丈夫そうだ。彼は僕に近づき、こう問うた。

「君がこの世で一番嫌いなものはなんだ?」

「時間を守らないことです」と、僕は答えた。そして、左腕につけた時計を見せる。「この時計も今朝、時刻を合わせてきました」

「なるほど」と筑紫は言う。

「たかが時間、独りよがりな理想を追っているというはわかっています。けれど……」と、僕は時間を守ることの価値について、彼に話す。

 筑紫は、僕の話を黙って聞き、君らしいな、と言った。

 僕は筑紫の後を追う。荒野を進むと、廃墟があった。それは崩れかけた学校で、木造の校舎だった。筑紫は、その中に入ると、腐りかけた木の床を踏み抜き、下に降りていく。僕はわけもわからず、彼の後についていく。

 かつて家庭科室であったであろうキッチンのような場所に着くと、筑紫は急に僕への態度を変える。物陰に身を隠し、食器や調理器具を僕に投げつけてきた。僕も身を隠し、突然の筑紫からの攻撃を避ける。

 一体何がどうしたというのか。そもそも僕は東京駅に向かっていたはずだ。それなのになぜ、こんな場所で筑紫哲也から物を投げつけられなければいけないのか。僕は身を隠しながら、そんなことを考えていた。そして、考えていても仕方がないので、ここから逃げだそうと、筑紫の様子を伺う。

 しかし、僕の視線のさきにいたのは、ベッキーだった。黒のセルフレームのメガネをかけている。ミッキーマウスが書かれたエプロンをしている。手には、真っ赤な鋼鉄製のフライパン。

「1トンはあるフライパンだから、振り下ろした時の衝撃は、4トンくらいになるんじゃないかな」と、筑紫が言い、ベッキーが振り下ろす。鈍い衝撃音とともに、僕は恐怖を感いる。

 僕は、せめてもの反撃として、近くにあったガラス瓶を彼らに投げつける。梅酒やサングリアなんかを漬けるときに使うような大きな瓶だ。彼らの手前にそれは落ちるが、そのガラス瓶はなぜか割れなかった。

 

 ここで朝から仕事の電話が鳴り、起きました。このあと一体どうなっていたのか気になります。誰か夢診断してください。フロイト先生!

 


坂本スミ子 - 夢であいましょう

 

 幾つかの作品がポイント還元セール中です。また、KU(Amazonの読み放題サービス)で読める作品もありますので、ぜひ。

www.amazon.co.jp

今日のオススメはこちら。

 

Our Numbered Days

Our Numbered Days