「Our Numbered Days」販売開始しました。
【Trailer Vol.1】Our Numbered Days
ということで、noteにて連載していたネオ家族小説「Our Numbered Days」がAmazon、楽天コボ、ブックウォーカーにて配信開始されました。
Amazon.co.jp: Our Numbered Days 電子書籍: 王木亡一朗: Kindleストア
楽天Kobo電子書籍ストア: Our Numbered Days - 王木亡一朗 - 1230001161878
Our Numbered Days - 王木亡一朗(ライトスタッフ!):電子書籍ストア - BOOK☆WALKER -
6/6から二週間は99円セールをします。
その後、七月中まで250円、八月からは定価350円とします。手動切り替えなので、多少前後するとは思います。例のごとく、各電子書籍ストアでも配信予定です。キンドル、コボ、ブックウォーカー以外のストアは約二週間後に配信されます。
ランディングページも少し更新しました。noteへのリンクは無くなりましたが、連載版は残しておくと思います。
いつもは「刊行に寄せて」という短い文章を書いていたのですが、今回はせっかくなので少し違ったことをやろうかと計画中です。やらない(やれない)かもしれませんが。
チョベリバ
サンタフェ(Santa Fe)
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2016年5月31日
とツイートしたら、年齢詐称疑惑をかけられました。
してませんよーーーーッ!w
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2016年5月31日
牛野さんと同い年です! https://t.co/mCHIYo6J7z
いやいや、昭和六十年生まれでも、宮沢りえさんやりえママは知ってますよ?
まぁ、ただ僕の年齢が本当かどうかの可能性は50/50(フィフティフィフティ)ですがね(笑)。ミポリンだけに(笑)
とまぁ、若年寄アピールしてみましたが、本当に30歳です。そして、30歳にもなるとジェネレーションギャップを感じる場面も少なからず起こります。
【Trailer Vol.1】Our Numbered Days
ひょんなことから、奥さんの家族と同居することになった元バンドマン。 孤独だった彼の新しい家族との悲喜こもごも!
みんなで暮らすのは楽しいけれど、この家族、やっぱりちょっと変!?
2016年、王木亡一朗のネオ家族小説!
noteにて連載していた小説を、加筆修正し書籍化!
Amazon、楽天koboなど各電子書籍ストアにて配信予定!
ズンズンドコドコ兵衛ってなんですか?
Humming and talking
良い音楽を聴く。気に入ってしまうと、つい口ずさみたくなってくる。
自室で何かをやっているとき、職場でたまたま周りに誰もいないとき、周囲の音が大きいので、小さな声なら誰にもバレなさそうなとき。
そんなときに、鼻歌を歌ってしまう。
これはなぜなのだろう。
僕の場合は、気に入った曲は、停止ボタンを押した後も延々と脳内で流れてしまう。何かをやっているときは、聞こえないけれど、ふと手が止まったときに、不意に流れだす感じ。というより、バックグラウンドでずっと流れていて、手を止めたときに、気がつく、という感じの方が近いかもしれない。いつもいつも、というわけではないけれど。
小説や映画の感想を書くときに、つい自分語りをしてしまう。共感がそうさせるのだろうか。よく判らない。
「自分語り」って、僕の観察の範囲だと、ちょっとウザがられているというか、「お前の話は聞いてねーよ」的なニュアンスで捉えらることが多いような印象だけれど、僕は誰かの自分語りを読んだり聞いたりするのは、割と好きだ。何より楽しそうなのが良い。もちろんそこに、自慢というか、自分の知識や高尚さを過剰にアピールするような態度があれば、ハナにつくこともある。でも、基本的には好きだ。
鼻歌と似ているからかもしれない。
すごい作品に触れて、なんだかよく判らない衝動みたいなものが、ウワーッと溢れてきて、感想とともに自分のことを語り出してしまう。停止ボタンを押しても鳴り止まない音楽に引っ張られて、思わず口ずさんでしまうような。内容よりも、その勢いが見ていて、楽しい。
小説家の牛野小雪さんと対談をしました。
といっても、直接お会いしたわけではなく、ウェブ上で文字のやり取りです。牛野さんとは、同い年ということもあり、密かに意識はしていたのですが。数日にわたり、夜な夜な、色々なことを話しました。
文字でのやり取りなので、会って話すのに比べて、考える時間とかあるはずなんですけれど、なんだか柄にもなく熱くなってしまい、あとで本になるのを忘れて、ギリギリというかスレスレなことも言ってしまったり(笑)。
あ、そうそう。そういう本が出るのです。
7/7発売予定とのこと。インディ作家の対談や鼎談、座談会などなど、「ものをかくひと」にフォーカスした本になるようです。誰にとって面白い本なのだろう、と考えましたが、きっと彼らの小説の読んでいるひとは、楽しめると思います。熱くなって、自分の話ばかりしがちな王木さんを見てみてください……。
あと、その一ヶ月と一日前には、僕の新作も出ます。
【Trailer Vol.1】Our Numbered Days
Tシャツもあります……。
君の縄
どうもみなさん。ここでお会いするのは、随分と久しぶりですね。王木亡一朗です。
前回の記事がこちらですから、約二ヶ月ぶりになります。
ouki-bouichirou.hatenablog.com
連載が終わると同時にドロンでしたが、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか。僕はといえば、まぁ色々と雑事が重なりまして、ここの更新がおろそかになってしまったわけです。
この二ヶ月、何をやっていたかという話を書いても良いんですが、上にも書いた通り、単なる雑事でしたから、読んで面白いような話はあまりありません。
「アワ・ナンバード・デイズ」の加筆修正と、あと何やってたかな……?
あ、そういえば四月中旬は沖縄に行っていました。人生初です。沖縄は公共交通機関があまりないので、現地でレンタカーを借りました。運転なんて5年ぶりくらい。僕は一応MT免許は持っているものの、向こう側が透けて見えるくらいのペラッペラなペーパードライバーなので、緊張しました。15分くらいで感覚が戻ってきたので、ことなきを得ましたが。
いやしかし、とても良いところでした。とあるバンドのボーカリストは、「まるで日本の縮図であるかのようにアメリカに囲まれていて物悲しくなった」などと歌っていましたが、のんびりとしていて、まさにリゾートというか、なんのしがらみもなくなった暁には、住んでみたいな、とも思いました。
Mr Children 1999, Natsu, Okinawa; English Sub LIVE
用事としては結婚式を挙げに行ったんですけれど。本部(もとぶ)の方ですね。近くには美ら海水族館なんかあったりして。ちょっとだけ覗いてみましたが、あの大水槽は迫力満点ですね。
帰る日に、瀬長島の方にもちょっと寄りました。真っ白な建物が並ぶ、最近できたばかりのスポットらしいです。ヨーロッパに、こんな白い街並みの場所があったな、と思い出しました。どこだったけな。水曜どうでしょうで見たんですけれど。
帰り際、車に乗り込む直前に、米軍の戦闘機が6機くらい飛んでいくのが見えました。とても近く、ものすごい轟音で、文字通り、耳をつんざくかのような。思わず空を見上げると、そのうちの一台が、翼を振っていました。挨拶のつもりだったのでしょうか。轟音のせいもあいまって、挑発されているようにも感じました。
昔から、旅行が苦手です。
遠出になればなるほど、宿泊先や諸々の事情で、ときには何ヶ月も前から予定を組まなくてはいけません。同行者がいれば、その人とのスケジュール調整も必要です。それが面倒臭い、というのもありますが、僕の場合は、そんな先まで気持ちが続かない。極端な話、当日の朝に行きたくなくなる、ということが多々あります。ふと思い立ったときに、フラッと出かけられれば良いのですが、なかなかそうはいきません。
まぁ、そうやって直前までウダウダしているものの、目的地に着いてしまえば、ちゃっかり楽しんでしまうのですが。
6/6に、新刊を出します。
【Trailer Vol.1】Our Numbered Days
ひょんなことから、奥さんの家族と同居することになった元バンドマン。 孤独だった彼の新しい家族との悲喜こもごも!
みんなで暮らすのは楽しいけれど、この家族、やっぱりちょっと変!?
2016年、王木亡一朗のネオ家族小説!
noteにて連載していた小説を、加筆修正し書籍化!
Amazon、楽天koboなど各電子書籍ストアにて配信予定!
そういえば、国際通りで、こんなものを見つけました。
何をするお店なのでしょう。勇気がなくて入れませんでした。
連載こぼれ話的な。
さて、とある王木さんの週刊連載が終わりました。
各話1万字で、全10話です。しかし思ったより、いや、思っていた通り、ちょっとばかり大変でした。週刊連載って、ドキドキしますね。「秋の夜長」という掌編小説集を11月末に出しまして、それ以降、ちょこちょこと書いておりました。
新作「PPMOY(仮)」、導入部の1600字くらいを書いた。続きは明後日かな〜。楽しみ。
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) December 10, 2015
「PPMOY仮」を2000字ほど。乗ってくるまでまだ時間がかかる。じれったいが、真空管も温まるまでは時間がかかるものだ。
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) December 14, 2015
仮タイトルは「プリーズ・プリーズ・ミー・オゥ・イェ」でした。第1話の冒頭は、ベイビーバレットのライブ、ということで、オープニングから音楽用語が満載! 小説以外の、ライブレポといか、そういう文章を沢山読んでいた甲斐がありましたね(特に松村雄策さんには感謝)。
12月2週目から書き始めて、1/22の連載開始まで一ヶ月半。第1話公開時点でのストックは、第5話の80%くらいまで、という状況。まぁ、半分は出来ているから大丈夫かな、とタカを括っていまいたが、自分の想定の甘さに絶望w。でもですね、ちょうど「いつかこの恋を思い出して、きっと泣いてしまう」などのドラマが続々と放映開始されていて、どうせだからこのクールにのってしまおう、とスタートしました。
いままで何作か長編を書いてはきましたが、構成を考える時はなんとなく「映画」を意識して書いていました。ただ、今回は週刊連載ということで、テレビドラマ的な構成で書いてみたいな、とも思いつつ。なので、シリーズ構成的には、いわゆる民放テレビドラマを参考にしました。具体的には去年放送していた石原さとみさんのドラマ「ディアシスター」とかの構成を参考にしています。あんまり役には立ちませんでしたが。
あとは、毎回アイキャッチ画像的に、そのお話のタイトル画像みたいなものを用意しました。毎回色が変わるのはドラマ版「私立探偵濱マイク」からの着想です。タイトルバックが毎回違う色でした。
元バンドマンを主人公にして、国民的アニメである「サザエさん」の設定を一部拝借しました。音楽ネタは、これまでも「ベイビーブルー」「ブッダブッダブッダ!!!!!」「ティアドロップ」などで書きましたが、正直ちょっと控えようかな、とも思っていたのです。なんていうか、昔から、それこそ小説を書くようになる前から、音楽は好きで聴いていましたし、自分で言うのなんですけれど、ちょっとだけ詳しいんです。取材したり、調べなくても書けるというか。いわゆる得意分野(?)なんですけれど、それに頼ってばかりというのも、芸がないよな、というか。ただ初めての連載で、自分の知らない分野に挑戦するのは、いろいろと詰むな、とも思ったので、一旦の集大成的なものにしよう、なんてことを思っていたのです。
各話タイトルも、ロック史に残る名曲たちから、引用文的なかたちで用いました。シングル曲とか有名曲ばかりで、DJでかけたら失笑ものの選曲ですがw
執筆前時点では、第6話タイトルはニール・ヤングの「Like a hurricane」でした。お義父さんに首都高でハリケーンのように振り回されるという。他にも、候補としては、ザ・バンドの「I shall be released」、レディオヘッドの「True love waits」などがありました。
というわけで、12月から書き始めたんですけれど、年明け早々に、とあるバンドマンが、なにやら騒動を起こしたりして、内心マジか〜w、なんて思っていたのですが、その後くらいにスキーバス事故もあったじゃないですか。そのニュースを知ったときは、全然気がつかなかったんですが、宮藤官九郎さんの監督した映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」が、この事故を受けて公開延期になったというニュースを見て、あ、俺のも大丈夫かな? なんてことを思いました。もちろん、今作を書き始めたのは去年のことなので、関係はないのですが。
小説は何を書いても自由。俺はそれを信じてるからな。
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) January 22, 2016
いま思ってみれば、僕くらいの人がそんな心配する必要なんてないというか、はっきり言って自意識過剰なんですけれど、万が一苦情がきたら、ちゃんと説明はしよう、とは思っていまいた。仮に読んだ人全員から来ても100件くらいだろう、と。一件もありませんでしたが。
そんなこんなで、noteとブクログのパブーで連載を始めました。パブーの方では、第1話が週刊ランキング1位になりまして、閲覧数が跳ね上がりました。一週間で400くらいだったかな。おかげさまで現時点では約840です。その後は100前後くらいなので、ランキングブーストってすげーな、と。パブーの方は宣伝ツイートとか、ほとんどしていないですからね。
noteの方ではこれといって爆上がりはしなかったんですけど、安定した数字をキープしております。今のところ第1話の閲覧数が290で、その後が200くらい。第6話以降で150弱といった感じ。
2/29以降はカクヨムでも掲載していましたが全然ですねw。
寝る。
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) January 22, 2016
王木さん、毎週これやるんやで。
ドキドキしながら、第1話を終えて、ライナーも更新しつつ、この二ヶ月間書いていました。始める前に、「絶対に遅れない! 休載もしない!」ということを決めていました。しかし、「まだまだストックあるから大丈夫〜♬」などと構えていたものの、次第に行き詰まり……、3月の初めには、奥様(あえて敬称)に風邪を伝染され、「あ、一週休もうかな……」とか頭を過ぎりつつも、僕の中の某先生が「おや、君は自分が風邪をひかない人間だとでも思っていたのかな? だとしたら、認識が甘いね」などと囁くので、意地でも間に合わせるという孤独な戦いをしておりました。そして第8話公開時点で、ついにストックはゼロにw
はー! 12000字書けた!
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) 2016年3月13日
今日はもうおしまい。
いや、尾田栄一郎でも休載することはあるんだから良いだろう、とも思うんですけれどね。そこはほら、一流のインディ作家を目指していますからw、ねぇ? なんとか初志貫徹というか、期限だけは守れました。
ouki-bouichirou.hatenablog.com
元バンドマンの物語、ということで、音楽用語(?)やらが何の説明もなしに沢山出ていますが、これは書籍化の際に脚注でもつけましょうかね。現代の「なんクリ」的な。個人的には野暮かな〜、とも思いますが。
ということで、加筆修正ののちに、「ディレクターズカット」的な感じに書籍化したいと思います。時期がきたら、またお知らせしますね。
次回作も、書き始めています。
多分コレかコレです。
Kindleシングルスのお声がかからないので、勝手にやるシリーズです。ですので、どちらも短編になる予定です。
震えて待て!
あとApple Musicプレイリスト、作ってみました。タイトル元の曲たちと、各回の裏テーマ的な(?)曲たちです。
王木亡一朗の「Our Numbered Days:Soundtrack」を @AppleMusic で聴こう。https://t.co/aT9kT0Hgzm pic.twitter.com/9KkRUIuIbh
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) March 26, 2016
王木亡一朗の「Our Numbered Days:B-Side Tracks」を @AppleMusic で聴こう。https://t.co/jJjDwHKpSL pic.twitter.com/0jWilcTnFe
— 王木亡一朗 (@OUKI_Bouichirou) March 26, 2016
でわでわ〜! アデュー!
Our Numbered Days:ライナーノーツまとめ
Our Numbered Days:今週のライナーノーツのまとめです。
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群雛文庫で「母の上京/悲しみ」が発売されました。
というわけで、こちらです。kindle版をはじめ、各電子書籍ストアにて配信中です。
- 作者: 王木亡一朗,0.9Gravitation(デザイン),鷹野凌
- 出版社/メーカー: NPO法人日本独立作家同盟
- 発売日: 2016/03/17
- メディア: Kindle版
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表紙のイラストは群雛2016年1月号の表紙を担当された蒼真怜さんに書いていただきました。感想もいただいております。ありがとうございます!
今まで表紙はずっと自作だったので、こうして誰かに作ってもらうというのはとても新鮮で感慨深かったです。というのも、読んだいただいた上で、登場人物の一人を書いていただいたわけで。この作品に関しては、キャラクターの外見描写って、ほとんどしていないんですよ。その上で、絵にしてもらうというのは、それだけで最高の感想なわけです。ちなみに、描かれているのは「悲しみ」の方の登場人物である薫子(かおるこ)ですね。
初出は月刊群雛2014年4月号および5月号。ですので、書いた時期は同年2〜3月です。もう二年前ですね。
「母の上京」に関しては、新宿の紀伊国屋さんに「かつしか文学賞」という葛飾を舞台にした小説を募集しているローカルな文学賞のポスターが貼ってありまして(応募はしていませんけど)。「そういえば、母親と浅草寺にいったことがあるな〜」なんてことを思い出して、書きました。まぁ、大分脚色したので、実際のこととのリンク率は10%以下ですが。今回確認で読み返したんですが、初めての群雛参加作品ということで、「ツメ跡残してやる!」じゃないですけれど、気合いというか、それまで書いていたものとは違う文体で挑んでいたのが、微笑ましかったです。あとは、カギカッコ会話文は最後の節まで使わないぞ、みたいな意地もw
「悲しみ」の方は、本当に何気なく思い浮かんだアイディアがちょうど1万字くらいで収まるかな、とすんなり書けたことを覚えています。なんなら初稿は一日で出来たんじゃないかな。悲しみとか、感情って一種類のベタ塗りじゃなくて、いろいろグラデーションしているよな、みたいなことをなんとなく思いながら書いていたことを覚えています。あと、サリンジャーに言及しているので、ちょっと恐れ多いな、とか。この作品は、なんていうか、こう、クスッ、としてほしいですね。
今回、帯にもありますが、「未熟な人たち」というのが、一つのキーワードになっています。書く前から想定していたわけではありませんが、この二つを改めて並べてみると、この言葉が浮かんできます。
未熟であることを肯定しているわけではないんですよね。でも、なんていうのかな〜、例えば村上春樹さんの小説の登場人物とかが、ナルシスティックで人間的に成熟していないとかなんとか、言われることがあるじゃないですか。氏の作品を好きな人たちを含めて。でもそれってなんかモヤっとするよな〜、というか。いや、それって当たってるし正しいとも思うんですけど、なんかな〜、という。未熟な人たちは、それゆえに周りの人たちを傷つけてしまったりするし、それは自分の身の回りにあったらハタ迷惑なんですけど、「お前がそれを言うのか!」ってときの怒りって、ちょっと引いてみると、「お前がそれを言うのかw」みたいな笑いになるというか。そういう状況を主観人物が客観的に見れたときに、面白みがあるというか。ベタ塗りだと思っていた感情にも、実はグラデーションがあって、正反対の感情に繋がっている感じ。対極だと思っていたけれど、実は裏表だったりすることって、あると思うんです。
???
まぁ、もう自分でもワケが判らなくなりましたがw
自分の作品を解説するのって、サムいな、とも思うのですが、二年前のものだし、新刊と言っても再録なので、蛇足ですが少しだけ書かせていただきました。
あと、蛇足ついでに宣伝をw
noteなどで連載していた「Our Numbered Days(アワ・ナンバード・デイズ)」が先日、完結しました。
こちらもよろしくお願いします。
ランディングページもあります。